関西舞子の終了時刻も近づき、そろそろ現地離脱を考えていたところに、見てのとおりさんから「キハ40見に行きません?」との提案を受け、折角の機会なので一緒に見に行くことにしました。
ここでいうキハ40とは、メッセみきからわりと近くにある北条鉄道で走る車両のことで、JR東日本から譲受された車両が今年の3月から運用を始めています。
カーナビの経路に翻弄されながら
北条鉄道の中間駅である法華口駅に到着しました。木造の非常に趣のある駅舎です。
この日は幸運にもキハ40が運行されており、しばし時間待ちの後
キハ40の単行列車がやってきました。せっかくの機会なのでここから終点の北条町駅まで折り返し乗車をすることにしました。
この日は北条町で夏祭りが開催されるようで、車内はまさかの満員立ち席状態。折り返しの粟生行きはまだ祭り帰りの人もいないため、乗客もあまりおらずゆったりと座れました(笑)
首都圏では座る機会がほぼなくなってしまった国鉄型ボックスシート。座るの何年振りだろう…というか、キハ40系への乗車自体が何年振りか思い出せません。
この車両は、JR東日本時代のものが色々と残されており
東北日本海地域の路線図もそのまま残っています。2021年3月までは五能線を走っていたそうな。
沿線は田んぼに囲まれており
のどかな景色が広がります。クルマ旅とは全く違う楽しみですね~
往復30分も掛からずに再び法華口駅へ戻ってきました。
粟生へ向かって走り去るキハ40。ちなみにヘッドマークのスズムシ列車ですが、車内の網棚にスズムシの虫かごが置かれていました。時間によってはチリンチリン鳴くのでしょうかねぇ。
法華口駅で見てのとおりさんと別れ、ここから再び一人旅。そのまま宿泊地へは向かわず
近くにあるsoraかさいへ足を延ばしてみました。
第二次大戦の頃に開設された姫路海軍航空隊の鶉野飛行場跡地に作られた施設で、飛行場に隣接していた川⻄航空機の工場で戦闘機の紫電改等が製造されていたことから、実物大の模型が2機展示されています。
ここも、今年4月にオープンしたばかりのまだ新しい施設です。
入館は無料で、中に入ると
2機の航空機がお出迎え。下が紫電改、上に吊られているのが97式艦上攻撃機です。
航空機の展示のほか、姫路海軍航空隊の歴史等に関する展示もされています。
格納庫を模した広めの展示施設内であっても、航空機は思った以上に大きめに感じられます。靖国神社にある遊就館内の零式艦上戦闘機52型も同様にとても大きく感じられました。
97艦攻のコクピットを見てみると搭乗員の姿も。
展示施設の隣、駐車場の脇に同じ造りをした倉庫?があったので
退出前にしれっとカローラを置いてみました。
soraかさいを後にし、ここから国道を抜けて丹波篠山から若狭舞鶴道を北上し、舞鶴へ。
途中、雲行きの怪しい感じもありましたが無事に、宿泊地のホテルベルマーレに到着しました。
今回取った部屋は
畳敷きです。デザイナールームというくくりだそうで、間取りは一般的なビジネスホテルと同様で、寝具も布団直敷きでなくマットレス敷の上となっていますが、それでも畳の上でくつろげるのは新鮮ではありますね。
夕食はホテル近くの魚源 (ととげん) へ。悩んだ挙句、鯛のだし茶漬けと岩牡蠣を注文しました。
鯛茶漬け、味は良かったのですが、〆の一杯的なものなのか如何せん量が少なめ、さらには岩牡蠣がタッチの差で売り切れ。素直に海鮮丼にしておけばと…ちょっと消化不良となりました。
旅の疲れをとるべくちょっと早めの就寝、遠征後半戦は鉄分摂取がメイン?
Posted at 2022/08/11 13:33:51 | |
トラックバック(0) |
お出かけ | クルマ