土日で同期が御前崎から遊びに来たので、2日に分けてお出かけをしてきました。
初日は東名の通行止めの影響もあり、待ち合わせ予定から3時間ほど遅れるハプニングもありましたが、どうにか合流も出来たところで千葉県柏市へ向かいます。
柏へはクルマですんなりと到着。市の西部にある柏の葉公園をはじめとする一帯は、戦前は軍の飛行場として使われていて、僅かながらも遺構が残っており、それらの探索を。
あとは20年ほど前に短期間ながら仕事で柏を拠点にしていたことがあったので、その頃の思い出を辿るのがもう一つの目的です。
段々と暗くなりながらも市内を縦横無尽に走り、往時の記憶を蘇らせながらスポットを巡っていきます。
夕食は20年ぶりに訪れたラーメン屋でラーメンに舌鼓を。
と言いながらもこれまで来たのは一度きりで、しかもそのとき食べたのは唐揚げ定食だったので、味を懐かしむというわけではありませんでしたが(笑)
その後は同期を東京のホテルまで送り届けて初日終了。
翌日曜日、再度同期と合流し、電車でつくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅へ向かいます。今度はクルマではなく駅前のレンタサイクルで自転車を借りて、昨日のおさらいと巡れなかった箇所の探索をします。
まずは西のはずれにあるこんぶくろ池へ。ここには
掩体壕と呼ばれる土塁の遺構が残されています。滑走路から伸びていた誘導路沿いにあり、屋根はないですがここに軍用機を隠しておいて空襲から逃すという役割があったようです。
いくつか設置されていたうちの2つが完全な状態で残っていて、そのうちの1つが近くまで行って見学することが出来ます。
実物はというと
地面から見ると単なる盛り土のようにしか見えませんね。
周辺一帯は開発もかなり進んできていますが、この一角は幸運にも開発の対象からは外れているようで、このように完全なカタチで残っているだけでも奇跡的なものがありますね。
次なる場所へ移動、今度は
南端にある東部第百五部隊の営門跡へ移動しました。
ここは一般道路なのですが、当時の営門の門柱のみが今も残されています。この奥には自衛隊の通信施設があります。
さらに移動、飛行場からは離れますが、北西部には
畑から斜めに突き出た6本のコンクリ管、これはロケット戦闘機「秋水」の地下燃料庫から伸びていたヒューム管の跡です。この付近は地下燃料庫がいくつか現存しており、ここ以外にも数箇所で遺構を確認することが出来ます。
飛行場の存在は以前から知っていましたが、このような遺構が今も残っているのを知ったのはつい最近だったりします。当時を伝える遺産として、末永く保存されればと思います。
その後は東京へ戻り、浅草で天丼を。
地元の名店、ではなくてんやだったりしますが(笑) でも安くてそこそこの天丼が食べられるのはここの魅力ですね。
最後に日本橋の三重テラスまで行き
軽く買い物、それと津のうなぎマップをもらってきました。結構な数の店舗が網羅されていて、ちょっと興味を持ったり…
ここで解散となり、秋葉原をふらっと散策しながら帰宅しました。
話は戻って、初日に同期の到着待ちで近くのホームセンター駐車場に待機していたとき、屋上部分に背景としてよさげな区画があったので、軽くカローラを撮影してみました。
若干高めの壁があり、うまく構図を考えれば余計なものが写らないシンプルなショットが撮影できます。高いとは行っても絶壁ほどではないので、若干地面の割合が多めになってしまいましたが…
個人的にはクルマをメインに撮るならとことん背景に写りこむものを排除して撮れればベストですね。変なのが入るとそっちばかりに視線が行ってしまいますし。
Posted at 2017/02/12 21:26:38 | |
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