BRZ用リアアーチフィン装着
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
みんカラでも多くの方が実施されているBRZ用リアアーチフィンの装着、遅まきながら手を出してみました。
まずはディーラーで部品発注。左右で1496円税込とチューニングパーツにしては安価なのがいいですね。
固定用のクリップとリベットは、あり合わせで何とかなるだろうと発注しませんでした。
余談ですが、発注時期はちょうどオンライン停止騒動の真っ最中のようで、もしかしたら納期が掛かるかもと言われてましたが、普段と変わらずで入荷しました。
届いた部品を取りに行ってご対面。第一印象は、おや、意外に小さい...こんなので効果あるのかしらん って感じですね(笑)
ちなみに裏面には画像のとおりリアバンパー端面を挟み込んで固定の補助とするためのツメが3ヶ所設けられ、なかなかしっかりしたつくりです。
2
さて、装着位置をどうするか?
先達の皆さんの記事を拝見すると、上側の固定穴をリアバンパー固定用のクリップで共締めする形にするか、リアバンパー固定用クリップを避ける形でやや下方にずらし、別途穴開けして固定するかに大別されるようです。
現物合わせしながら悩むことしばし。 個人的にバランスがいいように思えた共締め案でいくことにします。
さっそく、下側の固定穴にマーキングし、画像オレンジ丸印のとおりリアバンパー端面にΦ6の穴を開けました。(穴径は下側の固定に用いるクリップ次第ですが、手持ちのクリップを流用したのでこの径になりました)
3
上/下各々の固定に用いたクリップを画像に示します。
下側は前述のとおり、手持ち品の流用でエーモンの3825。
上側は、純正クリップで何とか付かないかな~ と淡い期待を抱いてましたが、厚みが増えた分、ピンが奥まで押し込めなかったので代替品を探す羽目になりました。
近所のオートバックスを物色して、合いそうな寸法のクリップを買い込んできました、(エーモンの3837)
なお、アーチフィンの固定穴の径が小さかったので、上下ともクリップがすんなり通るまでリーマーで拡大しました。(実測で上側Φ6.8、下側Φ6)
4
上側のクリップの詳細です。
左が今回使った製品(3837)、右が純正品。
傘部分の軸の長さが、今回使った製品が11mm、純正品は10.5mm、ここでの差はわずか0.5mmなんですが、ポイントは傘部分のアタマの径。今回使った製品は径がΦ11、純正品はΦ14.5あります。
アーチフィンの固定穴のザグリ溝径がΦ13なので、今回使った製品ならザグリ溝内にきれいに収まりますが、純正品はクリップが浮く感じになるため、その分だけ有効長が短くなってしまいます。(元々の長さの違いと合わせると、1mm程度違ってきます)
なお、傘部分の軸の径は今回使った製品がΦ6.5、純正品はΦ5.5でした。
差異はあるものの、バンパー固定穴の径は拡大せずに済みました。
5
リアバンパー端面への固定状況。(左サイドです)
ガタつきもなくしっかり固定されています。
(上下クリップに加え、アーチフィン裏側の挟み込み用ツメも効いています)
なお、下側のクリップは手持ち品流用なので、ザグリ溝より傘の径が大きいんですが、アーチフィンとバンパー端面を合わせた板厚が薄いことが幸いして、緩くもなくキツくもなくちょうどいい感じに留まっています。
6
横手から見るとこんな感じ。(右サイドです)
パーツが小ぶりなこともあり目立たないですね。
7
右後方から見るとこんな感じ。下部がわずかに張り出しているのが判ります。
実際、これでどれくらいの整流効果があるんでしょうね。
(整えるというより、ボルテックスジェネレータ的にあえて乱流を作り出すことで抵抗軽減を狙っているのかもしれませんが)
ひとまず装着後、高速道路も走ってみましたが100km/h程度では顕著な効き目は感じ取れませんでした。
ただ、雨天時の走行後はリアバンパー側面の汚れ方が違っていたので、装着することによって気流の変化が生じていることはたしかなようです。
8
追記
1点書き漏らしてました...
下側の固定に今回のように径の太めなクリップを使う場合は、裏側の耳状になった部分の固定穴(画像オレンジ丸印)も前もって拡大しておく必要があります。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク