
我が家にはシエンタ(81G)が2台あって、2010年に新車で買ったものと、1年半前に中古で買った2006年式があるが、どちらもハイマウントLEDブレーキライトが駄目になったという良くない実績がある。中古で買った方は、買った時点ですでに光らなくなっていて、その修理記はここの4と5に紹介したとおりである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/6076424/note.aspx
2010年式は最近まで問題無かったが、もしかしてと思い、ドライバーの柄でコンコンと叩いたら、光らなくなり、もう一度叩くと光る問題が発生した。殻割りして、基板を見ると、写真のように、ハンダにも、銅箔にもクラックしている箇所があった。このシエンタの白熱電球はまだどれも新車時のままで、一つも切れていないが、LEDのハイマウントブレーキライトの方が先に駄目になってしまった。
LED自体には問題ないが、ハンダクラックと銅箔のクラックが不点灯問題を引き起こしている。白熱電球に負けるような耐久性では困ったものである。白熱電球のように、バルブだけ交換ということができないようにして、買い替え需要を狙った設計なのかと勘ぐりたくなる。ヒートサイクル試験で確実に分かる問題であり、恣意的だと思うのは私だけであろうか?
私は気楽に殻割りし、機能させることに抵抗がないと言うより、寧ろ、故障解析と対処を楽しんでしまうが、そうでない人が大半であろう。メーカーさんはもう少し、ユーザーのことを考えて車作りをしないと、評判が落ち、客離れが起きてしまうかも。
Posted at 2022/05/12 21:28:26 | |
トラックバック(0) | 日記