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Yamaeのブログ一覧

2025年05月01日 イイね!

太陽光発電 100%自家消費

太陽光発電 100%自家消費私の作業小屋の屋根には、この写真のように、ソーラーパネルが2枚並んでいる。2枚程度では自家消費する電力すら賄いきれないが、12VDCで動作する機器用には便利である。この小屋は私の秘密基地であり、中で草刈り機等の農機具の修理をしたり、車等の電子機器の修理をしたり、翻訳等のデスクワークをしている。ここはまた、出力200Wの無線基地でもあるが、残念ながら、このソーラーパネルの発電量ではフルパワーでの送信用途には無理で、受信か精々、50Wまでの送信にしか使えない。

この小屋では、少し前までは、Amazonで買ったこの装置を使っていた。


この装置には一つ問題があり、充電用端子の電圧が14.58Vまで上昇して収束し、バッテリーが過充電気味になり、蒸留水の補充をしないといけない。これでは、バッテリーの劣化も早く、何とかしようと、自分なりに回路を解析し、電圧を14.35V Maxとなるように改造した。でも、その後、電圧を表示する3つの赤LEDの内、真ん中が不点灯になってしまった。

不点灯の原因が改造によるものかと、元の回路に戻したが、電圧が14.58Vに上がり、相変わらず真ん中の赤LEDは不点灯のままだった。

結局、もっと安くて、充電電圧の制御できるこれを使ってみようと Amazon に注文した。


そして、これが届き、使い始めた。今のところ、私が期待するような動作をしていて、電圧は14.2VMAXである。ヘッドライト用LEDが天井の照明に使え、モービル用無線機を固定機として使えている。また、19Vに昇圧して、ノートPCにも使えている。冬季は、電気スリッパの電源にし、夏場は小屋の強制換気のファンを回すこともしている。

太陽光発電はFIT制度が崩壊に等しい現在の状況では、パネルを沢山並べて、売電をするのは愚の骨頂であるが、そもそも、25年前の制度の前段階でも投資の損益は殆ど負であった。私のように、廃棄されるパネルを只同然で入手し、前述のコントローラーを使い100%自家消費する程度なら、太陽光発電のメリットは大いにあるかと思う。また大きな自然災害等で、停電が続く場合のメリットは大きい。このコントローラーで一つ気になっているのは、FETの放熱設計が甘く、ケースの背面の金属がヒートシンクになっているが、壁面にコントローラーをネジ止めすると、放熱が悪くなることだ。中国製のこの手のものは、こういう問題や、RFノイズ対策がされておらず、素人がそのまま使うのは容易ではない。

家庭での太陽光発電について、私のエレキ仲間には、はっきりとこう言い切る輩もいる。
「ソーラーパネルを屋根に並べている家庭を見ると、我が家には馬と鹿が揃っていますという看板を上げているようなものだ。」

彼が私の小屋を見て、
「お前も馬鹿な口かと思ったが、その費用で100%自家消費ならそうでもないか。」
と笑っていた。尚、バッテリーは車ディーラーさんが廃棄するというものの中に、キャンピングカー用のディープサイクルバッテリーがあったので、それを貰い受け、デサルフェートしたものを使っているが、CCA 650A、内部抵抗 4mΩのオーダーで、調子良く機能している。1.2KWのインバーターを使うと、炊飯器も機能するので、非常時には役立つだろう。

パネルもバッテリーも廃品であり、発生した費用はコントローラー購入だけで、FITとは無関係にお天道様のパワーを安価に利用させてもらっている。また、屋根の南側にパネルを設置したことで、夏に小屋の中の温度上昇が抑制できるようになった。また、廃車した車の予備だったラジエーターファンを流用した強制換気装置が電気代0円で利用できるので、エアコンなしの小屋でも、夏に中で作業はできる。ファンで空気が強く流れて、案外、涼しいが、フルパワーでファンを回すとちと五月蝿い。何しろ2000CC車のラジエーターファンなので、凄い風量がある。
Posted at 2025/05/01 20:18:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月22日 イイね!

当時のダイハツの実力レベルが分かる車

主婦が買い物に使う分には実用性はあるが、要改良点の多い車。でも小型欧州車よりはまし。
Posted at 2025/04/22 10:53:00 | コメント(0) | クルマレビュー
2025年03月24日 イイね!

ピストンの汚れ具合の変化 追加写真

我が家のムーヴL175Sはダイハツのお粗末なエンジン設計によるオイル上がり問題を抱えていて、以前、紹介したように、ボアカメラでピストンヘッドを見ると、このように、カーボンデポジットが酷かった。


2ヶ月前に、給油の際に、FCR-062を80ccづつ使い、4回目の給油直前に改めてボアカメラで見た写真を
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/48222154/
に投稿したが、その中で、
「PEAは難燃性であり、燃えきらずに、残留したものは、ピストンのクラウン部を湿らせている。残留するPEAの一部は排気され、テールパイプの後ろにダンボール板を置いて観察すると、水滴に混じって、黒い微細な粒が付着する。一部はオイルパンに落ち、オイルの汚れ方が早くなる。」
と私は書いたが、段ボール板とオイルの汚れの写真は添付しなかった。それらを見たいというリクエストがあったので、ここに投稿させてもらうことにした。

マフラー後部に置いた段ボール板の様子

このように、水滴の核に黒いものが確認できる。

廃油受けの底には、赤矢印で示すように、黒いものが残る。


この写真は、3回の給油の都度、FCR-062を使った後にオイル交換した際に撮ったものであるが、以前はこんな黒いものが見えることはなかった。ピストンに付着していて、オイルパンに落ちたカーボンデポジットによりこうなったようである。

排気パイプから後方に水分と一緒に飛び出たカーボンデポジットは粒状のものが多かったが、廃油受けの底のものは極微細なものであった。恐らくオイルフィルターで濾過されたからであろう。言い換えると、オイルフィルターがそれなりに汚れていると思われる。先回のオイル交換は2000km弱の走行後に行ったため、オイルフィルターは交換せずだったので、次回の交換時にカットして、ろ紙を調べてみることにしたい。

現在、FCR-062の4回目の使用中であるが、この結果が出るのは、桜が散った頃になりそうである。
Posted at 2025/03/24 15:16:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | FCR-062 | 日記
2025年02月12日 イイね!

ヘッドライト消え GARAX D4 B型の裏事情 続き

ヘッドライト消え GARAX D4 B型の裏事情 続きGARAX D4 B型のバラストはD2バルブを駆動できることが分かったので、この写真のように、D2Sバルブをセットしたダイスに実装してみた。この前段階として、この右側のヘッドライトには、中華製のD2/D4兼用バラストを一時的に使って、下の写真のようになることを確認していた。何もしていないダイスのオリジナルの左側より、右側はかなり明るいことが分かる。


輝度を測ろうとしたが、大寒波襲来中の夕方の冷え込みで、ミノルタのT-10というルックスメーターが寒さで機能しきらず、また私の手が悴んでしまって諦めた。

左右ともD2Sにしたらどうなるかと、日を改めて、測定したのが、この写真である。夕方では冷え込みが厳くなるので、昼過ぎにセッティングしたものの、外光が数千ルックスあり、日没を待ち、1800ルックス(以降lx)になるまで待って、カメラの絞りをマニュアルで下げ、写した写真がこれである。よって、全体が暗い。尚、先回の斑のある段ボールに代えて、新しい段ボールを使ってみた。


バラストは左が中華製のD2/D4兼用のもので、右がGARAX D4 B型にしてみた。輝度の実測値等は、以下に、”D2Sにしたら 爆光2万カンデラオーバー ”というタイトルでまとめておいた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/8113263/note.aspx

夜になって、ダイスを運転してみたが、随分と前が見易くなって、運転が楽になった。こんなに違うなら、ハイビームで何とか合格した車検の直後にすべきだったと思った。

まだ光軸を調整しないといけないが、次回車検は問題なく通るだろう。尚、光軸調整はいつもレーザービームを使って自前で私はやっているが、そのやり方はここの6以降とコメント欄に書いた方法で行っている。このやり方で、過去、車検時に光軸でNGだったことはない。一応、写真だけ貼るとこういう具合である。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/2658098/5337437/note.aspx


尚、GARAXのバラストには、こういう”専用バルブ以外取付不可”と印刷されたタグが付いていて排他的な書き方とも言え、専用品を買わせようという魂胆が見え隠れする。でも、私は波形を実測し、自己責任で、セルシオで使い古したD2Rバルブで確認し、その後、新品のPhilipsのD2Sバルブと、小糸のD2Sバルブを使ってみたが、どちらも同じ位の明るさで、同じように機能し、電圧も85Vで収束した。ダイスに実装したのは小糸の方だが、その理由は国産愛用で行きたかったからである。


今回、ダイスのヘッドライト暗いの車検対策を考えていて、D2S化の実験を行い、良い結果が得られた。この実験過程で、GARAXに隠蔽体質を私は感じてしまった。企業秘密と言えばそれまでだが、簡単に見破られてしまうレベルの秘密であり、企業理念や姿勢がバレてしまうことになる。”専用バルブ以外取付不可”というタグまで付けて、市販品のバルブは使わせないようにしているが、私には通用しない。勿論、自己責任で私は使っただけで、良い子は真似をしない方が良いのかも。

私にはリバースエンジニアリングをしてしまう癖があり、D2S化でもその癖が役立った、正月に、ブログに書いた、このボイラー復活劇でもリバースエンジニアリングが役立った。今回も軽く解析しただけで裏事情が見えてしまった。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/48183289/
Posted at 2025/02/12 11:37:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年02月10日 イイね!

ヘッドライト消え GARAX D4 B型の裏事情

ヘッドライト消え GARAX D4 B型の裏事情私の出入りしている車屋さんに、このヘッドライトの車が入庫して来た。HIDヘッドライトが点灯不安定という70後期のノアで、左右ともそうだった。70後期はHIDバルブが水銀フリーのD4Sに切り替わっているので、新品のD4Sバルブに交換してみたが、症状がひどくなってしまった。バラストを見ると、社外品が使われていて、GARAXという文字が読め、バラストが悪いのかと、バラストに別車種用のD4Sのものを使うと、症状はもっとひどくなってしまったそうだ。左右とも、バルブを換えても、バラストを換えても駄目とは、一体どういうことだろうと、店主から私に相談が入った。


GARAXをネット検索すると、ノアに使われているものは、このURL
https://kspec.co.jp/garax_tuningballast/catalog/
の下の方にある丸形のD4 B型というもののようで、写真を引用させてもらうと、上端右のアルミ放熱フィンの付いたトヨタの純正バラストに置き換えて黒いGARAXのものを使い、バルブも専用のものを使うというものであった。お客さんによると、ヘッドライトの明るさを改善する目的で、中古品のこれを使い始めて、確かに明るくなったが、2年余りして、点灯が不安定になってきたとのことであった。


使われていたバルブはこれらで、TUNINGBALLAST 専用6000Kと反対側にKD204 GARAXと表示されている。発光部は電極が見えないくらい灰色に濁っていて、劣化が随分と進んでいることが伺われた。表示からはD2かD4かは不明だが、車用HIDバルブは、水銀を含有する85V動作のD1/D2系か、水銀代替物質としてヨウ化亜鉛を使った42V動作のD3/D4系の2つのタイプしか業界では作っていないので、GARAXのバルブはこのどちらかであろうが、表示からは分からない。尚、私は仕事で、車用より遥かに明るい大電力のPHILIPS社製HIDを使う機器の設計をしていたが、水銀入りのものは高圧印加後、85Vで駆動する仕様になっていた。また、PHILIPS社から資料を貰って、ちょっと勉強したことがあり、業界の事情を藪睨みしていた。当時、業界はRoHS指令でヨウ化亜鉛に移行しつつあった。

お客さんの話では、車検残が1年を切っており、それを機に乗り換えるので、なるべく安く済ませたいとのことだった。調べてみると、GARAXのバラストも専用バルブもかなり高価だった。そこで、お客さんが言われたのは、以前に使っていた純正品があるので、入れ替えて済むなら、そうしたいとのことだった。そうであれば、ご自分でされれば良いのにと私は思ったが、この方は、DIYは一切されない人で、私が交換させてもらうことにした。


バルブとバラストをこの純正品に戻したら、不点灯問題は解決した。お客さんから、GARAXのものは処分して下さいとのことで、私が預かって、点灯不安定の原因を調べることにした。シエンタ・ダイス用に以前用意した、D2/D4兼用バラストであるここに紹介した
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/8106408/note.aspx
バラストに、バルブを接続してみた結果、やはり点灯が不安定だが、点灯中は、80V余りの電圧を左右どちら側のバルブも示した。ということは、間違いなくD2系である。


GARAXのバラスト側はどうかと、自己責任で、セルシオで10年以上使い込んだPHILIPSのD2Rバルブを駆動してみた。結果、問題なく光り続けた。念のため、1時間余りの間、点灯させたままにしておいたが、何ら問題無く安定に光り続け、ちょっとピンぼけだが、この写真のように、Cカップルの微分波形であるが、80V強の電圧で、周期3.6msecと、安定していた。バラストの表面温度も手で触って、やや温かいと感ずる程度だった。そして、私はハハーンと思った。GARAXのこの製品の秘密を見つけてしまったようだ。

秘密とは、GARAX D4 B型は、D4バルブに替えて、D2バルブを使うことで、明るくなるようにしているだけのことと分かってしまった。GARAXはD4の代わりにD2を使うとは発表していないが、そうしていることが私の測定から分かってしまった。

D3/D4系バルブはD1/D2系に比べて、暗く、短寿命というハンディーがあるが、水銀フリーであり、環境には優しい。D2/D4兼用バラストの検証の際、D2がD4より3倍近く明るかったという結果が得られたこともあったくらいだ。みんカラ内を検索したら、ウェルドの愛車さんにより、これが投稿されているのを見つけた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/925740/car/765005/2093694/note.aspx
4と5の写真を比べると、随分と5の方は明るく、写真を引用させてもらい並べるとこれだけの差がある。


このGARAX D4 B型は、D2バルブを駆動できると分かったので、これをダイスに使えるだろうかと調べ始めた。そうしたら、リンク先に、このように、ダイスがあった。


今日はここまでで時間切れになってしまったが、この続きは近日中に実験する予定である。
Posted at 2025/02/10 14:39:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | GARAX D4 B | 日記

プロフィール

「[整備] #ステラ タイミングベルト交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/2914716/8397514/note.aspx
何シテル?   10/12 21:03
古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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