ハブボルト打ち換え(車検対策)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
まず交換に至った経緯ですがズバリ車検です
つい先日まで20mmロングボルトに10mmのスペーサーを使っていたのですが、私の地域ではホイールスペーサーはどうも難色を示されるらしく、スペーサーを外してホイールを付けようとするとナットが浅く固定が出来ず
ナットを簡単に手に入るような貫通式にしてもボルトが飛び出し過ぎてダメだと言われました
そのため急遽カー用品店で10mmロングボルトを書い打ち換えをする事に
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車は既にウマに乗っていたのでそのまま作業開始!
先ずは前輪から
キャリパーを元から外しブレーキローターを外します
するとハブが見えますが慌ててボルトを打ち抜く前にまず、ローターを覆っていたバックプレートのボルトを4本外します
ハブが付いているのでバックプレートは外れませんが動かせれば充分です
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バックプレートのボルトを外したらいよいよハブボルトを抜きます
ハンマーで叩く前にスプライン部に表からだけでも油を吹いてやると抜けやすくなると思います
ボルトを叩く際、そのボルトを再使用ないし予備にと取って置くならボルトの頭を保護する為に要らないホイールナットなどを被せてやるとイイと思います
ただし浅くしか入れていないとナットとボルト双方のネジ山を傷めるのでそれなりに深く入れておくように
抜くのはそれなりに重さの有る鉄ハンマーなどが楽で、釘をうちだけのような軽い金槌ではかなり苦労すると思います
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ハンマーなどでハブボルトを叩き抜けたなら、先にボルトを外して自由にしたバックプレートにボルトが抜ける程度の円穴が有るのでそれをボルトが抜ける箇所にズラします(ボルトで固定されてる時は塞がってる)
その穴を通してハブボルトを抜きます
5本全て打ち抜いてからでも1本づつでもやりやすい方で
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付いていたハブボルトが抜けたら新しいハブボルトをバックプレートの穴から逆の手順でハブに差していきます
この時新しいボルトとハブのスプライン部に油を差し、ボルトとハブ双方のスプラインを合わせるように入れてやります(スプラインを無視すると新しい溝を作ってしまいボルトが抜けやすく成ったりするそうです)
スプラインが合ったのを確認出来ればハブボルトに平面座が有る貫通ナットなどを付け締め込んでハブボルトをしっかり圧入するのですが、この時ナットの向きに気を付け(テーパー面は避けて)要らないブレーキローターやスペーサーに成るモノを挟んでハブを保護してやるとイイです(ホイールを付けた際に共締めするブログを見た事が有りますがそれは止めた方がイイかな…緩むし、入った分が判らないし、ホイールも…)
今回は車屋でエアインパクトを使わせて貰えたので楽が出来ましたが十字レンチなどでやるとかなり重労働です
ハブボルトが入ったならバックプレートを止めローターを戻しキャリパーを取り付けて前は終了です
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次に後ろはキャリパーを外しローターを外すまで同じですがバックプレートは外す必要が有りません
ハブボルトを打ち抜く際すぐ後ろにサイドブレーキの機構が有るので、コレにダメージを与えないように注意しながらボルトを打ち抜きます
打ち抜いてしまえば上手く抜けるスペースを探し
ハブボルトを入れるのもそのスペースから入れて外したモノを元に戻し終了です
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今回は雨の中ぐだぐだやって3時間以上掛かってしまいましたが、テキパキやれば二時間以内でも終わるのかな?
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