(画像はイメージです。実物とは関係ありません。)
とりあえず衝撃検知はきちんとできる状態だったので、アンサーバック機能重視で購入したのがO社の簡易取付式でした。一応これも衝撃検知とドア開検知ができ、リモコンに通知が来るので便利だと思いました。むろん窃盗犯がドアをこじ開け、発砲したら即座に本体を壊せばThe Endですが、発砲した瞬間に通知がくるので、本体を壊され室内に侵入されても、即座に現場にかけつけることは可能です。
・・・と思ったのですが、このアンサーバックが使い物になりません。通信距離は見通し500m以上というふれこみでしたが、実際には住宅の影になると50mも電波が飛びません。デパートの立体駐車場では絶望的です。それにリモコンの電池寿命が短く、半年も使うと満充電でもリモコンが1日しかもたず、旅行先で電池が切れて解除できず慌てました。
そこで次に購入したのがY社のアンサーバック式です(←全然懲りてない)。
O社と同じ簡易式ですが、電波がすごく飛ぶという情報をネットで知り、こちらに切り替えました。半信半疑で使ってみましたが、これが予想外に使える製品でした。本体とサイレンユニットが別になっており、充電池内蔵のサイレンユニットは、配線を切られたあともユニット自体が破壊されるまで鳴り続けるしくみです。本体を見える位置に、サイレンユニットをシート裏側など手の届きにくい位置に隠すことが可能ですし、サイレン音も充分な音圧です。
本体は強弱衝撃・ドア開・うろつき検知ができる上、感度調整が3独立チャンネルで無段階にできるので車に合わせたセッティングがしやすいです。雑踏や立体駐車場で誤作動しやすい「うろつき検知」だけをリモコンで一時的にキャンセルできる機能もあります。誤作動はときどきありましたが、セッティングで解決しました。それになんといっても電波が素晴らしく飛びました。野外のキャンプ場では1km先まで届いていましたし、デパートの立体駐車場に入れていても、店内までしっかり電波が届いていました。これは驚異的でした。それに電池寿命も長く、3年以上経った今もまだまだ現役で使えています。
Y社のこのモデルが気に入ったので、オプションのワイヤレス・バックアップサイレンも追加しました。これに加えてダミーのスキャナや某有名セキュリティ製品名の入った「なんちゃってステッカー」を貼りましたので、
もうめちゃくちゃです完璧です(爆)。
何しろ取り付けた私が訳分からないくらいですから、窃盗犯もそうそう解除できないだろうと思います。
事実、ドアを開けたら3つのサイレンが同時に鳴り出し、まず室内のサイレンを探すのに手間取り、その次にボンネットを開けて別のサイレンを切り、最後に隠れた位置に装着されたバックアップサイレンを探し出して切らない限り解除はできません。バッテリーターミナルを外してもバックアップはしつこく鳴り続けますし、その間にページャーに通知が来ているわけですから、犯人があたふたしている間に私が(駐車場の)警備員と一緒に現場に到着という寸法です。
ここまでくるとヤケクソ理想的な状態ですが、あくまで気休めと割り切って使っておりました。こちらのシステムにしてから実際に被害にあった経験はゼロですが、セキュリティはあくまで「オマケ」。
防犯の基本は
1 高価なオプションを付けない
2 車内に鞄や上着を放置しない
3 死角になる場所に駐車しない
です。
いずれにせよプロに狙われたら100%のがれられませんから、まずは狙われる対象にならない工夫が肝要です。結局はこういう心がけが一番大事という気がします。
Posted at 2006/11/28 16:11:55 | |
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