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慢性シトロ炎のブログ一覧

2013年03月02日 イイね!

M(マゾ)パワー

いよいよ謎の中古車品定めツアーへ。
今回は友情出演で、お馴染み友人メカニックにも同行願った。友人メカニックにはプロの観点から品定めしてもらうのと同時に、私の暴走を食い止めてもらうための言わば「ESP役」である。
20年前、私はBMWが大好きであった。3シリーズはE30、5シリーズはE34、7シリーズはE32までの知識は誰にも負けないと自負していた。
しかし、現在私はシトロエン一色の人間である。BMWマニア道からは完全に足を洗った。その証拠に道で最新のBMWとすれ違っても、それが3シリーズなのか、5シリーズなのか判別不能である。


伯父からその出物が「M5」だと教えられた時、私はE34だと思っていた。予算的にE39以降は不可能であるがゆえ(笑)
しかし、現地に到着し対面した瞬間、それがE28だと知った時、私は頭のネジが外れた。


「総生産台数約2400台、日本では正規モノは30数台しか販売されていないE28M5・・・」


無意識に昔の知識がよみがえってくる。


その時、店員さんがボンネットを開けようとした。


「や、や、止めてくれ!ヘッドカバーと6連スロットルのリンケージを見せられた日にゃ昇天してしまう!あ~あ~!!」





やっちまった・・



私の隣で友人メカニックが伯父に説明している


「下回り、エンジンルームも確認しましたが、大きな事故はやってないですし、錆もありません。記録簿見ると機関面にはかなり手が入ってます。内外装は年式相応ですが、コツコツ仕上げる楽しみはありますね。ただタイヤだけは要交換ですね」


私はすかさずタイヤを見た。


「220/55VR390」


「ギャ~!!!ティ、ティッ、TRXだ~!!」


完全にノックアウトされた私・・・

友よ、君は「ESP役」ではなく「LSD役」だったのね。


かつて愛したBMWの要素がてんこ盛りのこの車、悩んでいる伯父に


「細かい所の手直しは俺が手伝うから・・・」


角目ジャガーの時とは正反対の私のモチベーションと熱意に伯父は心を決めてくれた。


今、ここに新たな戦いの歴史が始まる。



ちょいボロE28M5、オンボロXJ-6ソブリンの後任として着任決定。




Posted at 2013/03/02 23:25:58 | コメント(7) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | クルマ
2013年03月02日 イイね!

速報!

速報!○○○の○○(車名)

さぁ、どうする!?
Posted at 2013/03/02 14:26:53 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | 日記
2013年02月26日 イイね!

さらば角目ジャガー

さらば角目ジャガー伯父の角目ジャガーが昇天した。

この車、積算計は16万キロを表示しているのだが、約1年で3000キロ程走行したのだが、いつまでたっても16万キロのままである。天井は張り替え済みのようだが、やっつけ仕事で、雨が屋根にあたると凄まじい雨音がして、まるでトタン屋根のバラック小屋のようである。

大物から小物まで素晴らしいバランスで疲弊していたジャガーであったが、ついにエンジンがかからなくなった。探れば不具合の原因は掴めるのかもしれないが「直す価値無し」と判断て廃車にすることにした。

このジャガーは私にいろいろ教えてくれた。「医療従事者ワンオーナー車」という言葉は良質な中古車に使われる言葉であるが、例外も確実に存在することを実感させてくれた。

ありがとう角目ジャガー!金はあるが愛の無いオーナーに所有され、デリカシーやセンスのかけらもないメカニックにいじり壊された輸入車の転落の人生を教えてくれた君に感謝したいと思う。




それから3日後の今日のこと。伯父から電話があり

「いい中古車の情報が入ったから、週末一緒に見に付き合ってくれないか?」

と。


「イギリス車だったらお断りだぜ!」


今週はやっと休める週末なので、ゆっくりシトロエンと戯れたいと思っていたので、あまり乗り気ではない私。


「○○○の○○(車名)だよ!」


と伯父。


なに~!!!その車だったら話は別だ。


いったい角目ジャガーの後釜はなんなのか?我が家の男性軍の合言葉「ビバ!新しい中古車」を胸に品定めに行くとしよう。


乞うご期待!
Posted at 2013/02/26 21:14:44 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | 趣味
2013年01月01日 イイね!

2013年、愚痴初め

あけましておめでとうございます。昨年は多くの方に気仙沼にお出でいただき誠にありがとうございました。本年も宜しくお願い致します。


愛車と接する時間皆無のまま年末になり、義母の要望で温泉一泊旅行へ行った。義母、義妹、妻、娘という人数構成のため、エグザンティアで行こうと思ったのだが


「途中でなんかあったらどうすんの!おじさんからカングー借りて!」


と妻。


今まで夫が愛するシトロエンに乗っているとき、何かありましたか?いつも信頼性抜群、快感快適な乗り心地を提供しているんですよ!その証拠に毎回爆睡してるじゃないですか!


一応、伯父に聞いてみたところ快諾を得たので、今回は涙を飲み、再びカングー地獄の家族サービスへと向かった。





一昨年の状況から考えると、薄気味悪いほど穏やかな海が広がっていた。


宿泊した温泉宿はお風呂も食事も素晴らしかった。若い女性軍団も宿泊していたので、混浴露天風呂には多いに期待したのだが、いざ入ってみたら、ドリフターズのコントのオチと同様に、昭和一桁生まれの先輩方に囲まれ、人生相談にのってもらった。やはり戦中派の力は凄い。


翌朝の朝食バイキングを死ぬほど食べて、帰路につこうと、宿の駐車場に向かったら、そこには信じがたい光景がひろがっていた。





シトロエン、プジョー、ルノー、フランスのメーカー勢揃い!!
これは偶然なのか?はたまた宿側の配慮、もしくは各車オーナーの確信犯的行動か?ちなみに前日私が駐車した時は隣には国産ミニバンが止まっていた。


2012年最後を締めくくる、素晴らしい出来事に、私は心から感動した。

駐車場で狂喜乱舞していると妻がやってきて


「アナタ、恐ろしい・・・フランス車、怖い・・・」

と片言の日本語で話していた。



2013年もガンガン参ります!

Posted at 2013/01/01 21:19:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | モブログ
2012年12月16日 イイね!

親子の絆

3年程前になるが、私が生まれて初めてフェラーリを運転した時の話。


父の友人でとても車好きな方が「フェラーリ430」という車を買ったので、我が家に見せにきてくれた。


じゃー乗ってみよーぜ!ということになり、私は助手席に乗ろうとしたら、オーナーが


「ぜひ運転してみてよ!」

と言ってくれたのでお言葉に甘えることにした。生まれて初めて運転するフェラーリ、妻にプロポーズした時より数倍緊張していた。

ちなみに、その時私はちょっとした事情があり、代車生活を送っていた。代車はフィアットニューパンダてあった。


フェラーリ430に乗って走り出した第一印象は、えらくアイドリングが高いな~ということであった。助手席のオーナー氏はいろいろレクチャーしてくれた。このフェラーリ430はF1であったので、最初はAUTOモードで走っていた。
徐々に慣れてきたので、少しずつスピードを上げてみた。凄く乗りやすい車だと思った。やはり対向車や町行く人の視線が痛い。


そんなとき助手席のオーナーが


「AUTOモードで随分とスムーズに運転できるね~もしかしてフェラーリ初めてじゃないんじゃない?」


と。本当に初めてだったが、私がスムーズに運転できるのには理由があった。

このF1マチックのAUTOモードと、代車ニューパンダのデュアロジックのAUTOモードと基本的なフィーリングやコツが同一だったからだ。

オーナー氏は私がスムーズに運転できる理由が知りたいようだったが、


「あ~!私が今乗っているパンダと同じですから!」

なんて口が裂けても言えない。


そして、私はフェラーリ430を運転中、オーナー氏に悟られないように、ずっとパワーウィンドウのスイッチを探していた。窓あけてエグゾーストノートを聞きたかったからだ。しかしドアにも無い、センターコンソールにもない。もしかしてアルファ75のように天井か?とも思ってみたが、無い。もしかして、クサラみたいにセンターパネルにあるのでは?と思ったら、ありました!CDプレーヤーの脇に。そしてスイッチに手を伸ばして窓を開けたら。
オーナー氏が

「やっぱり君は430初めてじゃないだろう。初めて乗った人間がパワーウィンドウのスイッチのありかがわかるはずがない」





でも


「シトロエンクサラの事を思い出しました」


とは口が裂けても言えない。


試乗を終えて帰ってきて、運転を父と交代した。私は憧れのフェラーリに初めて乗ったのに複雑な心境だった。



数分後、父とオーナーが帰ってきた。父がフェラーリから降りてきて開口一番

「やっぱりマニュアルじゃねーとダメだな!このナントカマチックなら、代車パンダに乗ってるのと変わりね~な!」






オマケに



「いや~!パワーウィンドウのスイッチ探すの苦労したよ!やっと見つけたけど、あんなところに付けんなよ~!クサラじゃないんだからさ~!」


と・・・・



そのオーナー氏はニューパンダにもクサラにも乗ったことはない。存在すら知らなかったようだ。ずっとAMGという車に乗り継いできて、数年前にポルシェ911を買い、昔から「還暦になったらフェラーリ」という夢を実現した方である。

好意で運転させてもらったのに、気の毒なことをしまった。


そして父とオーナー氏は、パンダに乗って食事に出掛けた。なぜかオーナー氏がパンダを運転して。


帰ってきた父が


「○○(オーナー氏の名前)は、さすがフェラーリのナントカマチック乗ってるだけあって、かなりスムーズにパンダ運転していたよ。」




車バカ親子、万歳!
Posted at 2012/12/16 07:40:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | 日記

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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2015/09/08 22:51:08

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結構その筋では有名な車です。エグザンティア、CXに続き、入間郡三芳町から嫁いできました。 ...
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