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慢性シトロ炎のブログ一覧

2013年10月13日 イイね!

変態、山へ行くの巻

今日は久々に逃亡、イプシロンに乗って仙台市泉区の山へ行ってきた。
数ヶ月ぶりにお仲間さんといろんな話が出来たのだが、とても残念なお話を聞いた。


「ちょっと古いシトロエンは診てくれる所が少なくなっている」


東北6県でも輸入車整備の環境に大きな地域格差があることを実感した。
幸い、私の場合は親友がLHMを何度もかぶったことがあるとても頼りなる男なので、なんの心配もなく好き勝手な車に乗ることができるが、困っているオーナーさんは意外と多いのだ。
車自体は気に入っているのだが、とりまくアフターサービスの環境が悪いため、泣く泣く諦めた人も多いことだろう。
この問題は20世紀が21世紀になっても変わっていないジレンマである。

秋晴れの中、お仲間さんとダベりまくっていたら、写真を撮るのをすっかり忘れ、撮影したのはこの2枚だけ。





題「並行モンのランチアイプシロンに間違って付いてきたアルミホイールとポーランド製グッドイヤーをチェックする人妻」








題「お漏らし2種、向かって左の小さい方がLHM、右の大きい方がガソリン」

これらはまさに慢性シトロ炎ワールドである。


家に残してきたジョバンニ・アニエッリが爆発しないうちに私は帰路についた。
イプシロンは絶好調であったが、道に迷って、めちゃくちゃな方向に行ってしまった。かなり自己嫌悪な休日であった。
Posted at 2013/10/14 00:17:48 | コメント(5) | トラックバック(1) | ランチアイプシロン | 日記
2013年07月27日 イイね!

温故知新

イプシロンが1000キロを越えたので、オイル交換に行ってきた。





お馴染み友人メカニックは自分の城を築き、毎日忙しくしている

入庫車を見ても、彼がどんな男かお分かりになると思う。





いつもバカ話しながら、楽しく作業しているのだが、たまに我々はとても深い話をすることがある。先日も

「車を学校に例えると」


という話になった。イタリア車は美術室、ドイツ車は体育館、アメリカ車は給食室、日本車は職員室。そしてフランス車は保健室。

一見、意味不明な会話だが、実に的を得ていると思った。また謎かけをやって名作が生まれた。


古い車とかけて、帽子と解きます。


その心は


カブってハンチングします。


昭和50年代生まれの男二人の会話にしてはクラシックである。


閑話休題


そんなこんなしているうちにオイル交換が終わり、試運転に行った。現時点でのイプシロンの感想は


「イタリア車って、温故知新を完璧にマスターしている」


ということである。イプシロンを運転すると、この車が新しい車なのか、古い車なのか一瞬わからなくなる時がある。最新のテクノロジーを使いつつも、保守的な部分が随所に感じられる。それが私のような保守的な車好きにとって、たまらなくイイね!なのである。チンクエチェントにしろ、ジュリエッタにしろ、アバルトにしろ、マセラティギブリにしろ、自社の歴史を尊重し、それを新しいテクノロジーと切り口で見事に表現しているのである。

私はいつも思うのだが、我が愛するシトロエンはイタリア車のこの面を見習って欲しいと思う。シトロエンには素晴らしい歴史があるのだし、ルノーだってゴルディーニを復活しているのだから。

無理は承知だが、新型マセラティギブリのV6エンジンを積んだシトロエンの2ドアクーペが出たら、私は総司令に半殺しにされても買う。C3クラスのハイドロニューマチック5ドアハッチが発売されたら、家を追い出されても買う。ツインエアを積んだコウモリ傘のような大衆車が出たら、内臓売ってでも買う。


結果、ランチアイプシロンに乗って一番思ったことは、シトロエンの未来を案じることであった。

Posted at 2013/07/28 00:45:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | ランチアイプシロン | クルマ
2013年07月18日 イイね!

型式不明、その名はランチア!

型式不明、その名はランチア!前回よりの続き


私はイプシロンのために粉骨砕身働いた。その間、2度程仕事中に倒れかかったが、点滴や鎮痛剤に助けられ、なんとか持ち直した。私が鬼のように働き出すと、周囲の人間は


「また欲しい車が出来たな」

と完全にバレてしまっている。

イプシロンの細かい仕様はすでに決まっていた。以前、欲しくて欲しくてたまらなかった時にシュミレーションしていたからだ。肝は「レスオプション」である。とにかく私にとって要らない装備は外しまくった。外した装備を列挙すると


リアパワーウィンドー(今までの人生で、リアパワーウィンドーの恩恵に授かったことは皆無。手巻き万歳)


リアパーキングセンサー(全長4メーター以下の車で、リアパーキングセンサーの世話になるようになったら、私は免許を返納する)

アルミホイール(鉄ホイールこそ、私のアイデンティティー)


灰皿、シガーライター(使うわけない)


ステアリングリモコン(人間、楽すると堕落します)

オートエアコン(自分でやれることは自分でやる)


これだけ外すと、10数万安くなるのだ。しかし、さすがに輸入元でも初めてのケースらしく「注文どうりこないかもしれません」と言われたが、ここにも私の秘策があった。レスオプションが注文どうりにならないということは、間違って付いてくるということだ。注文した装備が付いてこなかったら腹立つが、注文していないものが付いてきたらラッキーである。

待つこと数ヶ月、ポーランドから遥々やってきた、我がイプシロンは、案の定、注文通りではなかった。

アルミホイールが付いていた(笑)


ウヒヒ、ラッキー!!もちろんお金はとられなかった。浮いたお金で鉄ホイール買えばいいだけの話。

そして私は車庫証明を取りに行ったのだが、警察署の窓口でドラマがあった。担当の若い巡査が


「ランチアって書いてありますが、間違ってませんか?ここはメーカー名が入るのですが。トヨタとかニッサンとか。また型式不明って書いてありましたが、不明ってなんですか?」


・・・・。


そう、若者の車離れが進んでいる今、ランチアを知る人間は極少であり、「型式不明」の存在をしらないのだ。

私の書いた車庫証明申請用紙にいちゃもんつけるとはいい度胸している。今まで何枚書いたと思ってるんだ。君がまだオムツしていた頃から、私は車庫証明を書き続けているのだ。私は若い巡査に滔々と説明した。そしてちゃんと勉強しておくようにと釘を刺した。車庫証明もなんとかクリアして、あとは登録を待つだけ、慣らし運転の計画も練りつつ、ドキドキの毎日を送っていた。しかし、この私の行動がシトロエンの神の逆鱗に触れたのか、またしても私に試練が降りかかるのであった。


つづく。
Posted at 2013/07/19 00:04:53 | コメント(11) | トラックバック(0) | ランチアイプシロン | クルマ

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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