日曜日、ダムから帰ってきて家族サービスへ出発。目的地はアニエッリ総司令の実家、目的は野菜&米泥棒(笑)そんでもって義母を誘ってランチへ。義母を誘った理由は「財務省」(笑)
大量の野菜と米を積んで、すっかり乗り心地の良くなった5008は一路、30年ぶりで行く店へ
最後にこの店に来たのは私が小学生の頃。伯父一家と一緒に来たのだが、忘れられない出来事があった。当時伯父はローバーP6に乗っていたのだが、この店の駐車場で見事にエンコした。エンジンかけようとあれこれやっていたら
「ドガ~ん!!」
サイレンサーに溜まった生ガスに引火しマフラーが爆発した。
幼少の頃からこんな環境で育っていると、今の私のような人間が出来上がってしまう。
私が注文したのは当時と同じ八宝菜ライス
美味というわけではない。ただノスタルジーに浸りたかっただけだ。ご飯が必要以上に柔らかいのも昔のままだ。アニエッリ総司令が注文したチャーハンは、元のご飯が柔らかいだけあって、何かの間違い的なビジュアルと味であった。
しかし、私はこの味を食べると、30年前に父や伯父が一生懸命働いて、私やいとこ達を育ててくれながら、マフラーが爆発するような車に平気で家族乗せていたという「昭和パワー」を感じるのだ。
思い出という調味料のお陰でおいしく頂いたが、現実的なアニエッリ総司令は私の気持ちは解ってくれなかったようだ。
帰路、5008は何事も無くエンジンがかかり、何事も無く走った。でもこの「何事も無い」ということがいかに幸せか、アニエッリ総司令や娘達は理解しているのだろうか。
30年前、動かないローバーP6と伯父をこの店駐車場に置いたままタクシーで帰った私といとこ達・・・
それでも私達はローバーP6を嫌いにはならなかった。老体に鞭を打ちながら私達をいろんな所に連れて行ってくれたからだ。
??な味のノスタルジック八宝菜、また食べに行きたいな~

Posted at 2015/04/08 00:53:18 | |
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プジョー5008 | グルメ/料理