
皆さんご存知のことと思うが、SM女王様にはキャブレターが3個ついている。いわゆる「3連キャブ」というヤツである。
お世話係のシモベとしては、たまにSM女王様のご機嫌をとるために「エンジン始動の儀」を行わなくてはならない。しかし、めっきり寒くなった今、ご機嫌良く目覚めさせるのはとても難しい。
ネットで、2個以上のキャブレターを装備した車のエンジン始動方法を勉強しまくり千代子。しかし、オーナーによって始動方法には差があるので、いろいろ試してみることにしたが、
方法1・・・失敗、プラグ掃除(涙)
方法2・・・大失敗、プラグ掃除(疲れた)
方法3・・・大大失敗、プラグ交換(腰痛い)
秋までは簡単に始動していたのに、外気温がマイナスになるとダメみたい。
その中で、理論的なキャブレターエンジン始動方法に出会った。
1.キースイッチオン、電磁ポンプが作動し終わるのを待つ。
2.アクセルをゆっくり2~3回煽り、30秒待つ(マニホールド内のガソリンが気化するのを待つ)
3.アクセルを少し開けながらセルを回す。
4.エンジン始動して止まりそうなら、アクセルを小刻みに少し煽り、ガソリンの噴射を増やす。
5.プリプリって湿った感じの音になったら、ゆっくりアクセルを開け、一定の回転を保つ。
これをやってみたら、一回の始動でかぶらせることなく安定させることができた。
いやはやネットの情報様々である。
しかし、大きな問題はこの後である。毎回SM女王様のエンジン始動劇場(激情?)の際、私の心臓も電磁ポンプさながらの拍動(心拍数は100を越える)になり、ガソリンと革とLHMの匂いを嗅ぎながら、エンジンが無事かかっただけで、ある種のオーガズムの境地に達し、ぐったり疲れてしまい、天気が良くて、路面状況も良くて、アニエッリの機嫌もよくて、残務も無いのに、走らせるまで気力体力が続かないのである。
やっぱシトロエンサドマゾの世界は違う。
てゆうか私の基礎体力がないだけなのか?
シトロエンSMという旅はまだ始まったばかりである。

Posted at 2013/12/08 00:22:38 | |
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