
一昨日、私はやっとCXを乗る時間ができたので、夜のドライブに出かけた。
相変わらずCXは絶好調だった。こ一時間のドライブ中、私はこんなことを考えていた。
「あ~ディーゼル~、う~ん、ベルランゴ~、C4ピカソ~ふ~DS5~」
まさにジュディオングのあの曲のようだった。
♪違うシトロエンに抱かれながらも~違うシトロエンを夢見るぅ~う、はぁ~う~はぁ~う~♪
でも実際に買うとなれば、CXやエグザンティアを手放さなきゃならない。残念だけどその時がきたら、CXとはお別れかもしれない・・・
と
そして私は帰宅し、CXを車庫に入れた。私はいつもCXやエグザンティアに乗ったあとは、必ずAピラーにキスをしているのだが、この時は頭の中が完全にディーゼルシトロエン一色だったので、その変態接吻を忘れてしまったのであった。
明くる朝、新聞受けから新聞をとってきた父が私に
「CXが大変なことになってるぞ!」
と言ってきた。私は車庫に急行した。CXの下には、見たこともない程のLHMの湖が出来ていた。私は呆然としてしまった。画像を撮影する余裕など微塵もなかった。すぐに友人メカニックに連絡し、引き取ってもらった。原因はすぐに分かったのだが、今週末のCXで長距離ドライブの夢は見事に消え去った・・・
「車は機械である。感情などは絶対持つはずがない!ただの偶然だ!」
と強がれば強がる程、背筋が寒くなってきた。その状況を見た妻は
「CX、移り気で身勝手なオーナーに対して、完全臍曲げたね」
と、私の気持ちを逆撫でするようなコメントをしてきた。
こういう非科学的な現象には慣れている私であるが、今回ばかりはかなり参ってしまった。
しかし、いつまでもくよくよしてはいられない。お得意の自暴自棄&暴走、暴挙だ!
私はすぐさま友人メカニックに電話をした。
「下血修理はもちろんのこと、オルタネーター、ステアリングラックOH、今後の課題だった部分をすべて徹底的にやってちょ~!」
と。そして私はディーゼルシトロエン作戦を全て封印し、完全に忘れることにした。
今回のCX修繕には、数ヶ月続けてきたランチアイプシロン貯金をすべてつぎ込むことにした。同時にランチアイプシロンの夢も完全に捨てた。
もうこうなったら、どこまでも突き抜けてやる!ここでくじけたら面白くねぇ~じゃねーか!
私のモーターライフには、知性も理性もない、あるのは方向性を失った、激しい偏愛だけである。

Posted at 2012/09/30 01:55:08 | |
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