最近、鬼(妻)ネタ以外のネタが無く途方に暮れていたのだが、久々に午後休みがとれたので、CXに乗ろうかと思ったのだが、仕事が終わった途端、大雨・・・ 雨でも乗りゃいいのだろうが、やっぱり気が引ける。でも愛車と接したいので
ただボンネットを開けてボケ~っと眺めていた。それだけで私は幸せだった。ハイドロニューマチックのシトロエンには共通した体臭のようなものがある。LHMの芳醇な香りと、かすかなガソリンの匂いがミックスされた匂いなのだが、この香りを嗅ぐことによって、私はこのうえない幸福感に包まれるのである。
そして、瞼を閉じてその香りを嗅ぎつつ、指先でCXの緑玉とエグザンティアの銀玉をなぞりながら、時より車庫の前を通る近所の方々や見ず知らずの人々に挨拶をすると、大半の人が逃げるように去ってゆく。私は決して怪しい人間ではないと思うのだが・・・
そんな至福の時間を壊したのはやっぱりあの人だった。
「プント、タイヤ交換して!!」
時期的にまだ早いような気がするが、来週は私が不在なので、今週のうちにやっておかなければならない。そして私はプントで旧知のタイヤ店に向かった。
タイヤ交換の待ち時間に、店頭のタイヤをいろいろ見ていたら、不思議な銘柄のスタッドレスタイヤを発見した。
カタログにも掲載されていないタイヤである。お店の人もてんてこ舞いだったので、このスタッドレスタイヤが何物であるか詳しく聞くことができなかった。トレッドパターンはREVO1のようだが、以前にも存在したST系の後継モデルなのであろうか?詳しい方がいたらご教授願いたい。
しかしこのネーミングは今までのネーミングとは一線を画している。氷を征服したり、氷に打ち勝とうとしたり、従来のスタッドレスのネーミングには濁音が多く使われ、硬派なイメージだったのに、この製品は氷と友好的なノリで、いかにも草食系な感じである。
アイスパートナー・・・
何事にも平和主義な私にピッタリのネーミングである。
そして
パートナー(伴侶)が氷のように冷たいという観点からも、このスタッドレスは他人とは思えない。
このスタッドレスとの出会いは運命だったのかもしれない。サイズ的にも全く必要無いが欲しい・・・
やっぱ相変わらずのネタであった。

Posted at 2012/11/18 00:04:58 | |
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