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慢性シトロ炎のブログ一覧

2013年07月31日 イイね!

これはもう偶然とは言えない

今年のフレンチブルーミーティング、極力楽しみにしないでいたのだが・・・
土曜日は大安なので、なんとなく不吉な予感がしていた。

そこに一通の手紙が届いた。それは親戚からの結婚式の案内。


日時を見ると・・・


場所は表参道。私は悲しみながら、上京しなくてはいけない、東京の空を見上げながら車山に思いを馳せなくてはいけない。



もうこれはただの偶然ではない。本当に私はフレンチブルーミーティングに縁が無い。もう笑うしかない。

あの強烈なSM体験は、そのためのお慰みだったのか?


今年も去年と全く同じコメントをしなくてはならない


フレンチブルーミーティングに行く諸兄、どうか私の分まで楽しんできてください。


トホホ~
Posted at 2013/08/01 00:13:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 愚痴 | 日記
2013年07月27日 イイね!

温故知新

イプシロンが1000キロを越えたので、オイル交換に行ってきた。





お馴染み友人メカニックは自分の城を築き、毎日忙しくしている

入庫車を見ても、彼がどんな男かお分かりになると思う。





いつもバカ話しながら、楽しく作業しているのだが、たまに我々はとても深い話をすることがある。先日も

「車を学校に例えると」


という話になった。イタリア車は美術室、ドイツ車は体育館、アメリカ車は給食室、日本車は職員室。そしてフランス車は保健室。

一見、意味不明な会話だが、実に的を得ていると思った。また謎かけをやって名作が生まれた。


古い車とかけて、帽子と解きます。


その心は


カブってハンチングします。


昭和50年代生まれの男二人の会話にしてはクラシックである。


閑話休題


そんなこんなしているうちにオイル交換が終わり、試運転に行った。現時点でのイプシロンの感想は


「イタリア車って、温故知新を完璧にマスターしている」


ということである。イプシロンを運転すると、この車が新しい車なのか、古い車なのか一瞬わからなくなる時がある。最新のテクノロジーを使いつつも、保守的な部分が随所に感じられる。それが私のような保守的な車好きにとって、たまらなくイイね!なのである。チンクエチェントにしろ、ジュリエッタにしろ、アバルトにしろ、マセラティギブリにしろ、自社の歴史を尊重し、それを新しいテクノロジーと切り口で見事に表現しているのである。

私はいつも思うのだが、我が愛するシトロエンはイタリア車のこの面を見習って欲しいと思う。シトロエンには素晴らしい歴史があるのだし、ルノーだってゴルディーニを復活しているのだから。

無理は承知だが、新型マセラティギブリのV6エンジンを積んだシトロエンの2ドアクーペが出たら、私は総司令に半殺しにされても買う。C3クラスのハイドロニューマチック5ドアハッチが発売されたら、家を追い出されても買う。ツインエアを積んだコウモリ傘のような大衆車が出たら、内臓売ってでも買う。


結果、ランチアイプシロンに乗って一番思ったことは、シトロエンの未来を案じることであった。

Posted at 2013/07/28 00:45:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | ランチアイプシロン | クルマ
2013年07月26日 イイね!

飴と鞭とSM

飴と鞭とSMシトロエンの神の逆鱗・・・
いつものパターンだったら、CXやエグザンティアが臍曲げたり、総司令に怒られたりという場合が多いのだが、今回はそうではなかった。


私が師と仰ぐ高名な方が、気仙沼に遊びに来てくれた。来てくれただけでもありがたいのに、乗ってきた車が





今まで多くの媒体で、この車を語るときにはエロチックな切り口で語ることが多かった。特にカー○ガジンが最たるもんで、学生だった私はその文章に陶酔していた。そしてこの車があまりにも遠い存在で、永遠に手を触れることはできないものだと神格化していた。
しかし、幸せなことに間近(しかも我が町)でマジマジと見ることができたこの車のオーラは凄かった。私のボキャブラリーでは到底記すことは出来ない感動であった。
光栄なことに、助手席に乗せてもらったが、私はマジで震えていた。
走り出して数秒で私は気を失いそうになった。私はシトロエンに関してはある程度慣れているつもりであったが、この車の妖艶さと魅力は尋常じゃなかった。精神がひっくり返され、こねくりまわされ、叩きつけられる一方、海綿で身体を撫でられているような快感、そして今、自分がSMに乗っているのだという強烈な実感と幸福感が一気に襲ってきて、もう死んでもいいとマジで思った。

これが、ランチアにほだされていた自分に対するシトロエン神からの試練だとすると、あまりにも強烈であった。

帰宅し、その日着ていた上着を脱ぐと、フワ~っとSMの匂いがした。ガソリンとLHMと革の匂い・・・私は総司令に、この上着を今夜は洗濯しないで欲しいと頼み込んだ。私はいつまでも自分の上着の匂いを嗅いでいたかった。しかし、その願いは叶わず、無情にも洗濯機の中に放り込まれた。無理もない、総司令がいたってノーマルで、私がアブノーマルなのだ。


SMの魅力は間違いなく魔力だ。機械として作られたものが、こんなにも有機的な存在感を放つことに、敬服した。




飴を舐めながら、革の鞭でたたかれ、熱いLHMを垂らされ、ガソリンを噴射され、火をつけられた私の心と身体は真っ赤に腫れ上がったのであった。

Posted at 2013/07/26 00:42:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | モブログ
2013年07月18日 イイね!

型式不明、その名はランチア!

型式不明、その名はランチア!前回よりの続き


私はイプシロンのために粉骨砕身働いた。その間、2度程仕事中に倒れかかったが、点滴や鎮痛剤に助けられ、なんとか持ち直した。私が鬼のように働き出すと、周囲の人間は


「また欲しい車が出来たな」

と完全にバレてしまっている。

イプシロンの細かい仕様はすでに決まっていた。以前、欲しくて欲しくてたまらなかった時にシュミレーションしていたからだ。肝は「レスオプション」である。とにかく私にとって要らない装備は外しまくった。外した装備を列挙すると


リアパワーウィンドー(今までの人生で、リアパワーウィンドーの恩恵に授かったことは皆無。手巻き万歳)


リアパーキングセンサー(全長4メーター以下の車で、リアパーキングセンサーの世話になるようになったら、私は免許を返納する)

アルミホイール(鉄ホイールこそ、私のアイデンティティー)


灰皿、シガーライター(使うわけない)


ステアリングリモコン(人間、楽すると堕落します)

オートエアコン(自分でやれることは自分でやる)


これだけ外すと、10数万安くなるのだ。しかし、さすがに輸入元でも初めてのケースらしく「注文どうりこないかもしれません」と言われたが、ここにも私の秘策があった。レスオプションが注文どうりにならないということは、間違って付いてくるということだ。注文した装備が付いてこなかったら腹立つが、注文していないものが付いてきたらラッキーである。

待つこと数ヶ月、ポーランドから遥々やってきた、我がイプシロンは、案の定、注文通りではなかった。

アルミホイールが付いていた(笑)


ウヒヒ、ラッキー!!もちろんお金はとられなかった。浮いたお金で鉄ホイール買えばいいだけの話。

そして私は車庫証明を取りに行ったのだが、警察署の窓口でドラマがあった。担当の若い巡査が


「ランチアって書いてありますが、間違ってませんか?ここはメーカー名が入るのですが。トヨタとかニッサンとか。また型式不明って書いてありましたが、不明ってなんですか?」


・・・・。


そう、若者の車離れが進んでいる今、ランチアを知る人間は極少であり、「型式不明」の存在をしらないのだ。

私の書いた車庫証明申請用紙にいちゃもんつけるとはいい度胸している。今まで何枚書いたと思ってるんだ。君がまだオムツしていた頃から、私は車庫証明を書き続けているのだ。私は若い巡査に滔々と説明した。そしてちゃんと勉強しておくようにと釘を刺した。車庫証明もなんとかクリアして、あとは登録を待つだけ、慣らし運転の計画も練りつつ、ドキドキの毎日を送っていた。しかし、この私の行動がシトロエンの神の逆鱗に触れたのか、またしても私に試練が降りかかるのであった。


つづく。
Posted at 2013/07/19 00:04:53 | コメント(11) | トラックバック(0) | ランチアイプシロン | クルマ
2013年07月15日 イイね!

慢性シトロ炎、激闘再び!

慢性シトロ炎、激闘再び!今、ここに新しい伝説と激闘が始まる・・・



東日本大震災から2年4ヶ月が過ぎ、様々な問題が表面化し、問題解決に翻弄される続ける毎日を過ごす中で、私は明らかに自分を見失い始めていた。多忙極まる毎日で、心の支えである車達は惰眠を貪り続け、私の心は荒みきっていた。
そんな私を嘲笑うかのように、我が社の経営をコンサルティングする人が

「古い車処分して、ハイブリッド車を新車で買った方が、税制面で有利かと・・・」

とアドバイスしてくれた。この方は私の本性を知らない。知っている人だったら、口が避けても言わないアドバイスだろう。さらに心に暗雲が立ち込めた。しかし正論には違いない。健全な経営は明るい未来につながるのだ。


私は所有車のリストラを断行することにした。バルケッタは、全く乗らず放置状態なので、処分!父ががっくりしていたが仕方ない。タイタンは私の手を離れ、友人メカニックの100%所有に移行、CXとエグザンティアは、車検を2年毎に交互に取ることにし、今年いっぱいでCXを冬眠となる。クサラとプンさんは活躍頻度が高いので、現状維持。
そして私、父、母、妻で家役員会を開き「エコな新車」を協議した。しかし、私と父が考えるとエコではあるが、話の軸がズレた車しか挙がらない、2CV、イセッタ、メッサーシュミット・・・燃費はいいかもしれないが、新しい車が全く出てこない。母と妻は呆れている。そして私はある車を思い出した。燃費も良い変態新車があったではないか!その車名を出すと父が興奮しだした!妻が呆れてどっか行ってしまった!その時、私の荒んだ心に太陽が光輝いた!太陽戦隊サンバルカンの主題歌が聞こえて来そうだ。頭金を捻出するべくさらに身体にムチを打ち、がむしゃらに働いた。ブログもラーメンもオランジーナもお休みし、その間、一心不乱に働いた。私の原動力は車しかない!


そしてポーランドからあの車がやってくるのであった。


つづく・・・
Posted at 2013/07/15 08:00:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | クルマ

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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愛、哀、シトロエン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/08 22:51:08

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結構その筋では有名な車です。エグザンティア、CXに続き、入間郡三芳町から嫁いできました。 ...
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