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慢性シトロ炎のブログ一覧

2013年12月17日 イイね!

自律神経シトロエン

SMでのドライブから帰ってきてソファーに倒れこんだ私。いつのまにか眠ってしまった。
目を覚ますと時間は午前7時、一時間程眠ったようだ。SMを運転することは○慰行為だと思う。SMを運転する際は絶対一人で運転したいし、運転前のバカテンションと、運転した後のガックリ疲労感(笑)そして柔らかく激しく。そんでまた日が経てばまた乗りたくなる。その繰り返しを経て、私は成長していくのかもしれない(私は中学生なのか?)

目を覚ましても尚、時間があったのでエグザンティアを動かすことにした。
最近、エグザンティアを愛でるあまり、乗らないで、車庫に入れたまま一切お日さまに当てず、たまにエンジンをかけて、扉を開け、風通しをしているだけだ。それは今年のFBMに行った友人からのお土産話の中で

「初期型のエグザンティアをほとんど見なかった」


と聞き、大切にしようと誓ったのだ。
しかし、あまりに乗らないのはかえって疲弊させるだけなので動かすことにした。
久々に乗ったエグザンティアは相変わらず素晴らしい車だった。私を包みこんでくれる。こ一時間のドライブであったが、どこまでも何時間でも走っていたいと思った。部品供給が怪しくなって久しいエグザンティアであるが、この名車エグザンティアをなんとしてでも維持していきたい。


SMでの気疲れをエグザンティアでとる・・・私にとってSMは交感神経であり、エグザンティアは副交感神経なのだ。この両極端な2台のシトロエンのおかげで、私の自律神経はバランスがとれているのかもしれない。



そろそろ↑のおじ様達に会いたくなってきたな~
Posted at 2013/12/17 21:38:14 | コメント(5) | トラックバック(0) | シトロエン エグザンティア | モブログ
2013年12月15日 イイね!

擬音語でSMを語る

先週日曜日午前1時、残務をすべて片付けた私はある決心をした。

今日は数週間ぶりのフリーな日曜日、天気も路面状況も良好のようなので


「今日こそ、エンジン始動だけじゃなくSMを動かすぞ!週間天気では来週は雪、今年の乗り納めだろうから。」


家に帰って、風呂に入り、目覚ましを午前4時にセットし布団に入る。目をつぶる。


「ドックン!ドックンドックン!」


心臓の鼓動が脳天に響いている。自分で脈をとると、115回/分、全く眠れない。
たかが1台の旧車に乗ると決心しただけなのにこのザマ。「SMに乗る」という緊張感は、アニエッリ総司令に変身する前の優しい女性に「結婚してください」と向こう見ずな発言をした時の緊張感にとても似ている。

精神統一をはかり、なんとか睡眠に入る。

午前4時、セットした目覚ましがなる。

私はすぐさま身支度を整え、SMの保管場所に向かった。
まだ夜は空けていない。シャッターを開けると暗がりにSMの妖艶な姿が浮かび上がる。運転席のドアを開ける。


「ふっ!」


気合いを入れて、エンジン始動の儀に入る。


「クゥワンクゥワンクゥワン(セルモーターの音)
ババババババ~ん!バフォっ!バフォっ!スドド~ん、スドド~ん!ズドン~!ズドン~!スドド~ん!ズドン~!ゲロゲロ、カチ、ゲロゲロ、カチ!ゲロゲロ、カチ!」

今回も無事エンジンを始動することが出来た。エンジンを2000回転でキープ、暖気させる。

ちなみにこの「ゲロゲロ、カチっ!」はBXやエグザンティアの場合は「シューっ、カチっ!」である。


SMはエンジン暖気と車高上がり待ちの2種類の「待ち」が必要である。

この時点で、私の気力はほとんど消耗している。しかし、今日はちゃんと走らせる!と決めたのだから、引き下がることは出来ない。
エンジンが温まり、アイドリングが安定したことを確かめ、クラッチペダルを踏み、シフトレバーをガチャンと1速に入れ、ゆっくりと発進する。

表通りに出てゆっくりと加速する。


「グォ~ん、ガチャン(2速)、グォ~ん、ガチャン(3速)グォ~ん~」

3000回転でシフトアップしてゆくと、3速に入った時点で、ハイギアードなSMは法定速度を越えてしまう。

SMを走らせている時の感覚は、他の車を運転する時の感覚とは超異次元である。エンジンは雄叫びを上げているのに、乗り心地はふんわりピタッ!この異質の組み合わせが、頭脳をカオス状態に陥らせる。そこに、異常感知センサー(異音、異臭を感知)をMAXに作動させながら、各種計器類をモニターしながら、超クイックなステアリングとストローク皆無のブレーキスイッチとギアシフトを操作しながらの運転は高度な頭脳ゲームである。


R45を北へ20キロ程走り、無料供用中の三陸自動車道へ入る。入り口のコーナーで3速から2速にシフトダウン、コーナーを抜け、加速する。


「グォ~~~ん、カチャ(3速)、グォ~~~~ん、カチャ(4速)、グォ~~~~ん!カチャ(5速)」

各ギア5000回転まで引っ張り加速すると、私の全神経は快楽のステージへと登りつめる。乗り心地はさらにフラットになり、エンジンはやっと本来の力を出し始める。

ときより無駄なシフトダウンをしてみる。


「ぶォんっ!(中ブカシ)カチャ!(5速から4速へ)バゥォ~~~~ん!」

SMにはターボ車のような強烈な加速Gがあるわけでもない、大排気量車のような背中から押し出すようなトルクがあるわけでもない。しかし、SMの加速には激濃密なドラマと官能がある。
そして小休止。




この時、私は「SMに自販機はめちゃくちゃ似合わない」と学んだ。

冷たい缶コーヒーを1本飲み、帰路につく。ちなみにSMを運転する際、冬でもホットは飲まない。クールダウンしたいからである。
SM格納し、帰宅しすぐさまソファーに倒れ込む私。全身を気だるさと「もうSMとは接したくない」感に包まれる。そこには理性が働いていた。


つづく。
Posted at 2013/12/15 00:58:54 | コメント(5) | トラックバック(0) | シトロエンSM | モブログ
2013年12月07日 イイね!

シトロエンSM、愛の旅

シトロエンSM、愛の旅皆さんご存知のことと思うが、SM女王様にはキャブレターが3個ついている。いわゆる「3連キャブ」というヤツである。
お世話係のシモベとしては、たまにSM女王様のご機嫌をとるために「エンジン始動の儀」を行わなくてはならない。しかし、めっきり寒くなった今、ご機嫌良く目覚めさせるのはとても難しい。

ネットで、2個以上のキャブレターを装備した車のエンジン始動方法を勉強しまくり千代子。しかし、オーナーによって始動方法には差があるので、いろいろ試してみることにしたが、
方法1・・・失敗、プラグ掃除(涙)

方法2・・・大失敗、プラグ掃除(疲れた)

方法3・・・大大失敗、プラグ交換(腰痛い)


秋までは簡単に始動していたのに、外気温がマイナスになるとダメみたい。


その中で、理論的なキャブレターエンジン始動方法に出会った。


1.キースイッチオン、電磁ポンプが作動し終わるのを待つ。

2.アクセルをゆっくり2~3回煽り、30秒待つ(マニホールド内のガソリンが気化するのを待つ)

3.アクセルを少し開けながらセルを回す。

4.エンジン始動して止まりそうなら、アクセルを小刻みに少し煽り、ガソリンの噴射を増やす。

5.プリプリって湿った感じの音になったら、ゆっくりアクセルを開け、一定の回転を保つ。


これをやってみたら、一回の始動でかぶらせることなく安定させることができた。
いやはやネットの情報様々である。


しかし、大きな問題はこの後である。毎回SM女王様のエンジン始動劇場(激情?)の際、私の心臓も電磁ポンプさながらの拍動(心拍数は100を越える)になり、ガソリンと革とLHMの匂いを嗅ぎながら、エンジンが無事かかっただけで、ある種のオーガズムの境地に達し、ぐったり疲れてしまい、天気が良くて、路面状況も良くて、アニエッリの機嫌もよくて、残務も無いのに、走らせるまで気力体力が続かないのである。


やっぱシトロエンサドマゾの世界は違う。


てゆうか私の基礎体力がないだけなのか?


シトロエンSMという旅はまだ始まったばかりである。
Posted at 2013/12/08 00:22:38 | コメント(11) | トラックバック(1) | シトロエンSM | モブログ

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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愛、哀、シトロエン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/08 22:51:08

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