RECARO 革シートの裂け目＆シワの補修と清掃①

　NCに付いてたSP-JCですが、左肩のパンチングレザーが裂けてしまっていました。右側は既に吾朗さんが補修済み。吾朗さんと同じ方法に補修することにしました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/149218/car/195158/2188994/note.aspx

更に、左肩が当たるところのパンチングレザーにもシワが入り、そのうち同じように破けそうです。

右肩の方はもう少し症状が進行してます。パンチングレザーの穴の間が繋がって破ける可能性があります。

補修は吾朗さんと同様に、アドベースとアドカラーを使用します。
　アドベースは皮用のパテで、アドカラーは皮用の絵の具みたいなモンです。

まず、避けてしまったところの補修です。
吾朗さんは、アドベースとアドカラーを混ぜてから、盛って補修してました。
他にも調べてみると、パテを盛って整形してからアドカラーで色を付けるのがスタンダードな補修法もようなので、こちらを試すことに。
まず、切れてしまったところにアドベースをヘラのようなもので塗り込みます。結構すぐに乾くので、凹みが無くなるまで盛ります。

一晩乾かしてから、紙ヤスリで整形しました。

パテの上からアドカラーを指で塗りこみます。
　ここで気付いたのですが、このままだと穴をパテで塞いだだけで、破れた部分の補強になってない点。
　また、アドカラーはそのまま塗ると艶が出て、RECAROの生地と色が合わないので、やすりでならす必要があります。
　しかし、アドカラーにアドベースを混ぜると、固まった時にちょうど良い色になるようです。

そういう訳で方針転換。
　アドカラーとアドベースを混ぜて、傷のあったところに厚めに塗りました。
　②へ