アルパイン・リアビジョンPCX-R3500の取付 Vol.4(ナビとの配線、作動確認)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
その3・「アルパイン・リアビジョンPCX-R3500の取付 Vol.3(金具固定、内装カット、配線)」 からの続きです(←
http://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/2514711/note.aspx )。
ルーフライニング(天井の内張り)に換気口用の開口部を追加したのち、リアビジョン(天井吊り下げ式モニタ)本体を装着します。使用するボルトサイズは、M4×16mm(5カ所)です。5カ所のうち、中央の1カ所のみ、ワッシャ無しボルト(本体の四隅に使う4本は、ワッシャ付き)を使用します。
取付金具の水平面は、ルーフライニングの水平面に対して上方に位置しますので、ライニングを上側に押し上げるようにしてリアビジョン本体を取り付けします(装着時に、リアビジョンとライニングの間にスキマができることはありません。むしろタイトです)。
2
次に、リアビジョン本体から生えているハーネス(接続先:ナビの映像出力端子、ACC電源、アース)を、センターコンソールまで引き込む必要があります。
今回は手持ちの「配線ガイド」を使って、ルーフライニングとルーフパネル(天井の鉄板)の間にハーネスを這わせます。そのハーネスは、運転席側のAピラーに沿って運転席側のインパネ下を経由して、最終的にコンソール裏側(=ナビ本体の背面)まで引き込みします。
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左の画像は、リアビジョン本体からのハーネスを、運転席側のAピラー内部を経由して最短距離で引き込んでいるところです。
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センターコンソールのアッパーパネルを取り外し、ナビ本体(パナソニック・CN-HW1000DFA)の裏側にアクセスします。
映像出力端子は、ピンジャック(ナビ側)~ピンプラグ(リアビジョン側)で接続します。その他、ACC電源とアース線を既存の配線から分岐させます。ナビ本体はパナソニック製(リアビジョンのアルパイン製ではない)のため、コントロール配線(リンクハーネス)は結線しません。
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配線の接続に間違いのないことを確認した後は、フリップダウン式リヤモニタを開き、5カ所の取り付けネジ部に目隠し用のゴムキャップをはめ込みします。
必要数は5カ所ですが、ゴムキャップは6個分が取付キットに同梱されているので、1個は予備扱いになります。
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リアビジョン本体のLEDスイッチのポジション(ON-ドア連動-OFF)を切り換えして、正しく点灯することを念押し確認します。同時に、プラズマクラスター機能もスイッチに連動して作動することを確認します。
左の画像(1)はLEDが作動した状態、(2)は映像入力信号がある状態で画面をフリップダウンさせた状態(電源投入直後の初期画面)、(3)はナビ本体からの地デジ映像を出力している状態です。
なお付属のリモコンについても、ボタン操作でリアビジョン本体が正常作動することを確認しておきます(付属の電池はテスト用なので、リモコンを頻繁に使う場合は新品の電池=CR2025を用意しておきます)。
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リアビジョンの全景を、一歩引いて撮影した画像です。
左の画像(1)は2列目:セカンドシート右側(運転席の後方座席)からリアビジョンを見上げたアングルでの状態、(2)は3列目:サードシート中央席からリアビジョンを見たときの状態です。
(余談)
このリアビジョンの装着作業を行ったのは、ちょうど日曜日の夕方だったため、お試しで地デジを映してみたところ、たまたま「笑点」が放映されていました。ので、画像に写っているモニタ映像はどちらも「笑点」になっています。
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作動確認のため、ナビ側の入力ソースをいろいろと変えて写り映えを確認してみます・・・と言っても、現状の配線状態では地デジかDVDしか出力されませんが。
(補足)
アルパインのリアビジョンPCX-R3500自体には、「AUX-IN 1」と「AUX-IN 2」の2系統の映像入力端子が備わっています(どちらもピンジャック(黄色))。そのため、車両のナビ映像出力信号以外にも、例えば外付けのDVDプレーヤやゲーム機器などからの映像出力信号も接続可能です。
左の画像は、とりあえずの確認用に「2004年・WRC第6戦・アクロポリスラリー」「燃えよドラゴン特別版(ディレクターズカット)」「巨人の星・飛雄編 DISC 6、EPISODE 83」「水木一郎 TV主題歌大全集」の各DVDを再生してみたところです。
セカンドシートに乗車した大人の視線(モニタから近い距離でアイポイントが高い位置に来る場合)、チャイルドシートに座った幼児の目線(アイポイントが低く仰角が大きい)、サードシートに乗車した児童の目線(視線が低い位置になるので、セカンドシートのシートバックが邪魔にならないか)、など色々なシチュエーションを想定しましたが、概ね良好な聴視状態が得られます。
フリップダウンしたモニタが、運転席からのバックミラーに写り込んで視界の妨げになるようなこともありません。乗員(家族)からは大変好評です。
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