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調布市のKAZの"モンキーR改(2種登録)" [ホンダ モンキーR]

整備手帳

作業日:2025年4月12日

[モンキーR改] 路上復帰への道25_花咲かG でサビ取りの巻(その7・浸漬2回後のブラシ洗浄)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
路上復帰への道24_花咲かG でサビ取りの巻(その6・浸漬2回後の内視鏡)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8199273/note.aspx からの続きです。

燃料タンクの内部の状態を内視鏡で確認した結果、サビ取りは不十分で、更なる処置が必要と判断しました。
そこで今回は、いきなり「花咲かG」による3回目の浸漬(漬け置き)をする前に、可能な限り、ブラッシングなどによる物理的なサビ取りを行うことにしました。

最初に、燃料タンク内に いったんお湯(温度: 約50~60℃)を入れて湯煎しつつ、お湯を入れたままでタンクキャップでフタをして「思いっきりシェイク」させてみます。その後にブラッシングをします。
2
タンク底面の給油パイプにゴムキャップ(レガシィターボのブーストキャップで代用)を被せて、燃料キャップでタンク内を閉じた状態で、思いっきり手動でタンク全体を前後・左右・上下に揺すりました。
3
燃料タンク全体が均一的に温められたら、今度はリーチが長いブラシ(整備手帳06と10で既報の「汚れ落としパイプクリーナー」)を使って、可能な限り、残ったサビの表面をブラッシングします。

「花咲かG」によって、サビの表面は柔らかくなっている(遊離しやすくなっている)と思われるので、3回目の浸漬をする前に、なるべく物理的なサビ落としをしておきたいところです。
4
ロングリーチのブラシを曲げたり、伸ばしたりして、届く範囲に改めてブラシ掛けしたあと、タンク底の給油パイプに被せたゴムキャップを取り外します。

さらに その給油パイプの内径に、ブラシ(整備手帳06、09、23にて既報の「注ぎ口洗いPBTブラシ2本セット」)を当てて、ドレン通路がサビ粉で目詰まりしないよう配慮します。
5
タンク内のお湯(この時点ではぬるま湯)をドレンさせると、サビ粉も多量に排出されました。

ロングリーチブラシの形状を整えてブラシ掛けした甲斐がありました。引き続き、水道水による水洗いに移行します。
6
散水ホースの可変ノズルを「ジェット(直噴)」にして、燃料タンク内に勢いよく水道水を吹きかけます。

# 作業場所は、自宅玄関前です。
7
散水ホースを「ジェットモード」にして、タンク内に注水しているところ。

引き続き、ロングリーチブラシを用いて再度のブラシ掛けをします。
8
「水道水の注水+再度のブラシ掛け」のあと、タンク全体を揺すってサビ粉を排出させます。

今回は、タンク底の給油パイプから静かにドレンさせるのではなく、勢いよくタンクをひっくり返した反動により、タンク天面の給油口から水を一気に排出します。

この作業を、サビ粉が出なくなるまで繰り返します。
9
給油口から一気に流れ落ちたサビ粉。

「湯煎+シェイク+ブラシ掛け」→「ジェット水流+ブラシ掛け(5~6回)」 という複合工程により、そこそこのサビ粉を排出させることができました。

この状態で、タンク内部がどの程度、サビ落としができたのかを内視鏡で確認します(次の画像へ)。
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こちらは、内視鏡で燃料タンク後方(タンク底面後端と両側面の境界付近)を観察したときの記録画像です。

底面後端の、側面との境目付近に付着していたサビは減り、若干、残っている程度まで改善できました。物理的なブラッシングの効果が出ています。次は、タンク前方を確認します。
11
内視鏡のプローブを給油口から差し込んで、タンク底面の前方を観察したときの記録画像です。

タンク底面の前端付近(両側面との境界付近)は、ブラッシングによってサビがそこそこ除去できました(ほんのりと薄茶色になっている領域が、ブラッシングした痕跡です)。

ただし、排水パイプの左前方、ちょうど陰になっている部分には、まだサビが残ってしまっています。
12
一つ前の画像から、さらに撮影アングルを左側に寄せたショット。

垂直に立っている給油パイプ(左端)の周辺にあったサビは、若干ですが除去されました。

が、やはり(手前に写る排水パイプの)影となる前方の底面には、エリアとしてサビが残っています。
13
そこで、今度はタンク内部の様子を内視鏡でモニターしながら、ロングリーチブラシを挿入します。

ブラシの先端が、除去したいサビ(狙いの位置)まで「より正確に」届くように、内視鏡のモニター画面を見ながら誘導しました。
14
内視鏡により、ブラシ先端の動きをリアルタイムでモニターした(到達位置の修正を行った)結果、左の画像に示す状態にまで、サビを(ブラッシングにより)落とすことができました。

その後、「再度の水洗+サビ粉の排出」を実施。ようやく準備が整いました。

いよいよ「花咲かG(再々利用の処理液)」による3回目の浸漬(燃料タンク内部の漬け置き)を実施します。

「路上復帰への道26」 に続く。
 ↓
2025-04-25(Fri.) : 更新
[モンキーR改] 路上復帰への道26_花咲かG でサビ取りの巻(その8・浸漬3回目に向けて)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8200886/note.aspx をアップしました。

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