SUBARU SKフォレスター用シートベルトプロテクターの流用装着・後編（作業工程編）

前編（https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7517511/note.aspx）からの続きです。

画像は、助手席側のシートベルトプロテクターをBピラートリムにあてがって位置決めをしているところです。

元々はSKフォレスター用ですので、VNレガシィの内装形状とは、若干合わない部分がありますが（折り返し部分の稜線など）、全体として上下左右のバランスを取れば気にならない程度に収まります。

位置決めをしつつ、Bピラートリムの形状に追従するように、プロテクター本体に「クセ付け」を行っています。

貼り付け作業に入る前に、画像に示すようにシートベルトをヘッドレストの背面に通しておきます。

これにて、作業空間内に障害となるものが無い状態となります。

プロテクター背面の剥離フィルムには、あらかじめ「切れ目」を入れておきます。カットを入れる向きは、画像左上に示すようにします(前後方向に分かれるような切り方）。

その後は、Bピラートリムの凹部分（後退角をもつ部分）の「上から下方向」にプロテクターを貼り付けしていきます。
その際に、あらかじめ切れ目を入れておいた剥離フィルムを徐々に剥がしながら、圧着させます。

続けて、シートベルトプロテクターの「後ろ半分」を 画像のように圧着させます。

圧着後は、プロテクター表面を覆っていた保護フィルムを剥がします。

助手席側のBピラートリムに、SKフォレスター用のシートベルトプロテクターを装着した状態。

よーく見ると、折り返し部分（稜線）の形状がトリム側とプロテクター側とで微妙に不一致な部分があるのですが、実用上は差し支えないので個人的には許容範囲です。

貼り付けしたプロテクターを、別の角度から撮影したものです。トリム側とプロテクター側との形状差は、微々たる感じです。

助手席を車両前方にスライドさせて、プロテクターを ほぼ真横から見たショット。

プロテクターは加工無しのポン付けが可能ですので、スバルの他車種からの流用アイテムとしては難易度（敷居）が低く、簡単に実施可能です。

ここから先は、運転席側の作業になります。

基本的に助手席側の作業工程と同様であり、難しいことはありません。作業の着手前に、運転席のシートをヘッドレスト背面に引き回しておくことも同様です。

運転席側のシートベルトプロテクターの裏面、剥離フィルムに切れ目を入れておきます。

切れ目を入れる（＝カットする）位置は、プロテクターの曲げ位置（稜線となる部分）に合わせます。

プロテクターの車両前方側（上下に長い部分）から先に貼り付けします。

助手席側と同様、上から下方に向かって少しずつ圧着させます（背面の保護フィルムも都度、剥がしていきます）。

同上。

貼り直しは、接着力が低下してしまうので避けます。とすると、やはり最初の位置決め（上下左右のバランス取り）は慎重に…となります。

画像に示す通りの工程です。

運転席側のシートベルトプロテクターを貼り終えたところ。

シートを車両前方にスライドさせて、プロテクターの全体が把握できる状態で撮影したショットです。

SKフォレスターのOP部品の流用であることは、言われなければ分からないほど違和感なく収まっていると感じます（＞私見です）。

ヘッドレストの背面に引き回していたシートベルトを復元させた状態。

ベルトのタング（差し込み金具）が来る（動く）であろうエリアを、プロテクターがカバーできています。

プロテクター本体は純正クオリティですので、耐候性・耐久性はまったく問題ない（心配不要）だと考えます。

以上、パーツレビューにて要点は ほぼ把握できるでしょうけど、今回は改めて整備手帳に作業工程を詳しく載せましたので、ご参考まで。