タイヤ交換=車高調整+トーイン調整+光軸調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
いよいよタイヤ交換です。
冬は雪でタイヤハウスが埋まってハンドル操作が出来なくなるので、冬タイヤ交換時に車高21mmアップします。
てことで、夏タイヤに変える時には逆に車高を戻します。
2
てことで、スプリングシートからロアブラケットロックシートの高さを76mmから54mmへ落とします。
助手席側は構造上どうしても緩む方向へ力が掛かり緩み易いので、強めに締めましょう。
3
タイヤの空気圧を調整します。私は230kPaに調整しています。
さて、画像にあるのはヤフオクで購入したトーイン調整キット。
アルミの枠にコンペックスを取り付けただけのモノですが、これが凄く使えるのです。
4
ハンドルを中央ピッタリに合わせ、前輪に枠を合わせてコンペックスを張ります。
するとタイヤ前方と後方の距離が出ます。
画像では前が1500mm、後ろが1490mm。つまり10mmトーアウトになっているということです。
5
前後の距離が同じになるようにタイロッドを調整します。
画像の工具はただのモンキレンチではありません。
KTCのタイロッドロックナット専用の工具です。
一般のモンキレンチと違って角で掴むので、ロックナットをなめる心配がありません。
6
このとおり、ロックナットを噛んだら離しません。
ロックナットをこれで緩めたら、17mmと12mmのスパナで調整を行います。
私が行う一番簡易的と思われる調整方法を書きます。
1.まずは左右どちらか片方のみのタイロッドを調整し、前後差0mmにしてテスト走行します。
2.テスト走行は、『道路に対して』真っ直ぐ進むように走ります。この時点でハンドルセンターが出ていればめでたく完了なのですが、殆どの場合どちらかに傾いていると思います。
例えば、ハンドルが左側に傾いていたならば、タイヤは正常値より右側に向いていることになります(ハンドルを真っ直ぐ持つと右へ曲がっていく)。
3.再びタイロッドの調整をするのですが、
・運転席側を3/6回転ゆるめる(左方向へ向きを変える)
・助手席側を3/6回転しめる(同上)
このように、両方同じ回転数分プラスマイナス調整をすれば、最初の前後差0mmを維持したまま向きだけを調整出来ます。
この調整をハンドルセンターが出るまで繰り返せば終了です。
因みに今回は4回の調整でセンターが出ました。
フロアジャッキとインパクトレンチが無ければ相当しんどい作業になると思います。
この車のようなトーイン調整しかできない車両ならば、このツールで充分満足のいく調整が出来ます。
なお、ディーラーでの調整は、サイドスリップテスタで調整する場合が殆どだと思います。
ディーラーでの調整料は、確か4,000円くらいしたと思います。
7
車高を下げたので、光軸を上げます。
冬に5/6回転下げたので、同じ分上げます。
高さ調整には長めの+ドライバーが必要です。ドライバー時計回りで上げ、反時計回りで下げ。
ついでにオイル+エレメント交換。20万㌔を超えて初めてのオイル交換です。
しかし毎度のことながら、流石に40代にもなるとこの作業もしんどいですわ。
8
と、光軸調整してるときに気付きましたが、リフレクターのメッキが焼きついているではないか!!!
市光のHIDに換えてから丸6年経ちますが、HID自体はノントラブルなのに、まさかメッキが先に逝ってしまうとは思いませんでした。
HIDのバーナー光が直接当たる上部分だけが焼けてしまっています。
左右とも同じ状態になっていました。
てことで、急遽ヘッドライトを入手し交換することになりました。
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