きづき＠G60 US-Ver.のブログ一覧

すこし急いで作業進めておく。

とりあえずベースカラー塗装。


前にも書いたけど、ウチのはソフト99オールペンなのだよ（￣▽￣；）


意外だったのは、15年前に塗装したはずなのに、退色があまり起きてないこと。

バンパーに色が違って見える部分があるけど、明るめに見えてる部分がスプレーをかけたばかりの部分。バンパーは部分的にしか塗装してない。


でも、塗料って、乾くと色が一段暗めになるのよ(=ﾟωﾟ)ﾉ　ちなみに紙などの上に塗った絵の具は一段明るめに変化するのだ。（どーでもいいまめちしき）
バンパーとかリアセクションとリアクオーターパネルとの色調差がほとんど見られない状態になった。

とりあえず仮組みしてボディカバーかけて晴れるまでは交換用リアゲートの修理と改造。　交換用の方は、初期日本仕様なのでハイマウントランプが付いてない。穴開けてランプ付けないといけないのよね。

錆孔のひどいリアゲートは、こんなこともあろうかと技師長が用意しておいた予備と交換して、改めて大規模修理するとして、入れ替える方にルーフスポイラーとか移設のため分離作業。（・ω・ ）

まずはがっつり接着してあったスポイラーを、ひっさつ仕事人的な武器で切り離すよ(=ﾟωﾟ)ﾉ


京本政樹さんみたいに口にくわえたりはしない（￣▽￣；）
まぁとにかく隙間に差し込んでキュリキュリと切り込んでいく。

…いやー、さすがに頑丈だった（￣ω￣；）アラミドワイヤーが1本途中でブッツリ切れちゃいましたわよ。


20分くらいギコギコやってようやく離断成功。十数年分の汚れが…（￣▽￣；）
まぁこの部分は全然錆びてないので掃除したら終わり。


ちなみにコレ、元々はポルシェ カイエンSのやつを左右加工して作ったのだ。


裏側は…補強のつもりでカーボンをエポキシで貼り付けてあったんだけど、10年以上の時が流れてみたら補強のつもりの部分だけバリバリに（￣ω￣lll）


ほとんど剥がれちゃった状態で、しかも収縮で割れまくってるから、まずは完全に剥がす。　破片が飛びまくってオッカナイので林業用フェイスガードで防御するぜ(=ﾟωﾟ)ﾉ


ぺらっぺらのぐずぐず状態（￣▽￣；）
対して剥がしたスポイラー本体は補強要らなかったようで剥がしても全然剛性変わらないので、一部の傷とか補修したら今回は補強はせずに移設することにしましたのだ（・ω・ ）


かなり前にクラッチトラブルで積車で運ばれたとき、積車から降ろす際に自宅のフェンスに掠ったことがあって、地味にリアバンパーにはいくつかひっかき傷があったので、それもこの際だから直す。



とりあえずバンパーはベースカラー塗るとこまで進んだヾ(oﾟ◡◡ﾟo)ﾉﾞ

スムージング部と穴あきになってたリアセクションはサフ掛け完了。

つづくっ ε＝＝＝＝_(ゝ Lε:)_

コラードさんのリアゲートの方にも錆が回ってるんで修理…


錆の規模が想像以上やった（￣ω￣lll）


窓の下2箇所が10cmとか15cmくらいの幅で朽ち果てとる…


錆部分をつつきまわしてたら降るわ降るわ「元 鉄だったはずのもの」（￣▽￣；）


穴が突き抜けてしまいにゃ空が見えちゃうぜヾ(；oﾟ◡◡ﾟo)ﾉﾞ


あまりにも大規模で、こりゃ鉄板から一部のパネルは自作してくっつけないとどーしよーも無いぞコレ（￣▽￣；）

まぁコレはこれで仕方ないんで、慌てずゆっくり修理するだ。

ここで、「こんなこともあろうかと」（青野武さん声で）


リアゲートは予備を用意してあったのだよ。

こっちもまぁ数か所 錆はあるんで、ちょこちょこ修正して、またまたオールペンしなければならないのだが_(:3 」∠)_


このほか、ツメ折りしてあるリアフェンダーの右側が、ヒートガン処理が甘くて塗装にヒビが入って錆が出たのを修理。


フェンダーの方はさすがVW。ボディの錆びにくさを改めて証明してくれてる。ちょっと削って転換剤とサフかければ再生できるね。（・ω・ ）


覗き込んだらガソリンタンクの給油管辺りが泥だらけだ（￣▽￣；）

コラードさんのリアセクション修理のつづき。ジンクパテを軽く切削して、凹み部分や表面仕上げに向けてのパテ盛りつけ。

重量増加させずに後で切削して整えやすいように、使ったパテは本業で使用してる軽質造形用のエポキシパテ。約15gですべて盛り終える。


今回は15年前よりも素材が進化してるので、スムージングもよりキレイかつ耐久性も上がるのではと期待しつつ。

硬化後に切削して整えたらリペイントしてあがりっ ε＝＝＝＝_(ゝ Lε:)_

なんかまた東北で大きな地震が…皆さん大事が無いことを祈りたい…


さて、錆孔が大きくてネジ穴が崩壊してたリアコンビランプの基部。

自作した鉄板パーツをJBウェルドで合体させて、一晩経過でガッチリ固定完了。


黙ってたら修復したようには見えまい（￣▽￣；）


あとはボディのランプ裏側にあたる部分とかの前オーナーさん時の鈑金溶接跡の錆を修復…と思ったんだけど、表裏の防錆塗料のシンナー臭がラゲッジ内にこもってて、頭ぐらぐらしそうだったんで一旦中止（￣▽￣；）

ボディ内部の細かいとことか、直接目視で作業できないようなとこには、バイク用のミラーに取っ手を付けたやつが役に立つぞ(=ﾟωﾟ)ﾉ

この方法、以前TVで米軍が対テロで車両の下側チェックでミラー突っ込んでるの見て思いついたのよね。


ボディの内側作業は塗料が乾くまでちょっと置いといて、ここからはリアセクションパネルの錆孔をふさぐ修理。まずは最新ケミカル。　亜鉛合金粉末で鈑金用に作られたジンクパテを用意してみた。
なんか亜鉛粉末量がすごくてパテというかなんかすでに金属のカタマリ状態（￣▽￣；）


かなり混合比がシビアな設定なんで、仕事で使用してる電子秤を持ってきた。

屋外は意外と風があって、この精密電子秤が風の影響で0.1ｇ単位で表示が上下に振れる振れる（￣ω￣；）なにしろ、息吹きかけるだけで変動拾っちゃうような鋭敏なヤツなのよ。


このパテは亜鉛合金の含有率が80％と、ほぼ金属みたいな重さがあるんで、厚盛りしちまうと100ｇくらいあっという間に無くなっちゃうから、このパネル部の場合は内側の本来隙間というかブチルシールが入ってる部分にはシーラントと3ｍｍのスチレン板を埋め込んで、表層に5ｇ分のジンクパテを盛り付けてみた。さてどうなるかね（・ω・ ）

防錆のために鉄板部をガードしきれればいいだけなんで、あとは通常のパテで表面は整える予定。