ラッキーウイングのブログ一覧

8月28日から夏休みとなったので、既報のとおり関西方面に泊りがけで走りに行ってきました。

8月下旬だったら少しは暑さも和らぐと思ってこの時期に夏休みを取ったんですが、その考えは甘かったです。どこへ行っても異常気象と言えるこの暑さとの戦いになりました。

8月27日。この日は夜勤明けでお昼過ぎに自宅に帰ってきました。バイクを車庫から出して荷物を積み込み、カーナビに目的地をセットした後、夕方５時には晩飯を食べて深夜の出発に備えて６時には布団に入りました。

予定では午前２時に自宅を出発しようと思って目覚ましを午前１時半にセットしましたが、午後１０時には目が覚めてしまいました（会社に行く日は寝坊するのに、休みの日になると早起きする典型的な駄目サラリーマンだと思った）。

その後、眠ろうとしても眠ることができず、布団の中で寝返りばかりうっていましたが、まったく眠れないので予定を早め出発することにしました。

日付が変わり２８日午前０時半に自宅を出発しました。この日は大阪府和泉市の後輩の家に泊めてもらう約束をしていたのでそこを目指しますが、普通に行っても面白くないので三重県から紀伊半島を一周してから行くことにしました（この時は自分の考えの愚かさに気が付きませんでした・・・）。

自宅を出て千鳥町ICから首都高に入り、そのまま東名高速に入り西へ向かいました。夜の高速は渋滞もなく、気温も高くなく快適に走ることができました。１月に走った時はこんなこともありましたが、今回はトラブルもなく静岡県を通過することができました。

浜名湖を過ぎた辺りから太陽が顔を出し始め、ここからは暑さとの戦いの火蓋が切って落とされました。

東名から伊勢湾岸道・東名阪・伊勢自動車道路と繋いで、最後に紀伊自動車道の紀勢大内山ICで高速を降りました。

その後は国道４２号線を南下していきました。海沿いの道で景色は良かったんですが、容赦ない太陽からの攻撃になすすべなく体力を奪われていきました。

前回も四国の大きさを舐めていましたが、今回も紀伊半島の大きさを舐めていました。

千葉に住んでいる私にとって紀伊半島は房総半島よりちょっと大きいくらいという認識がありましたが、千葉県だけの房総半島と４県に跨る紀伊半島を同じように考えていたのが間違っていました。高速を降りて少し走ったら和歌山県に入ると思っていましたが、走っても走っても終わらない三重県の広さに自分の愚かさを感じました。

うだるような暑さと睡眠不足に体力の限界を感じ、途中にあった道の駅　海山に緊急ピットインしました（ここは畳敷きの休憩スペースがあったので、横になって休むことができました）。

その後再出発して、暑さに負けて奈良県を通って大阪に向かうことも考えましたが、本州最南端に行ってみたかったので気力と根性で南下を続けました。

そしてついに自宅を出て１３時間半後に本州最南端の潮岬に到着することができました。

昨年は本州最北端の大間に行きましたので、残っている東（岩手県魹ヶ埼）と西（山口県毘沙ノ鼻）にも行ってみたいと思います。

予定より大分時間が過ぎていたので、記念写真を撮って、本州最南端訪問証明書を購入したらすぐに大阪を目指して出発しました。

潮岬を出発して紀伊半島の西の海岸線に沿って走っていましたが、この頃が一番暑い時間帯で休憩する度に５００ｍｌのペットボトルを空にしていました。

南紀田辺からは高速に乗り、自宅を出て１７時間かかって和泉市の後輩宅に着くことができました。

後輩から「紀伊半島は広い」と言われていましたが、こんなにも広いとは思っていませんでした・・・。

この日は後輩とお好み焼きを食べに行って、居酒屋でちょっと飲んでから就寝しました。

この日の走行距離　８５３キロ

つづく