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ロングツーリング４日目。

徳島市内のホテルを出発し、鳴門北ICから神戸淡路鳴門自動車道に入り、淡路島を経由して本州に戻ります。

途中、淡路島南PAに寄ったところリフレッシュルームに無料のマッサージチェアが置いてあったので、長旅の疲れを少しでも癒そうと利用させていただきました。

疲れも（少しだけ）癒えたところで再度出発し、明石海峡大橋を渡って本州に戻りました。

この日は京都の天橋立を見に行こうと思っていたので、そのまま無料になった舞鶴若狭自動車道に入り、京都縦貫自動車道の宮津天橋立ICまで行きました。

朝は徳島市で太平洋を望み、瀬戸内海を渡り、お昼には日本海側に出ました。

その後地図を確認すると、天橋立の更に北に「舟屋の町　伊根町」の文字を発見しました。

その昔、朝の連続テレビ小説の「ええにょぼ」の舞台になって、オープニングに流れる舟屋の映像を見て一度は見てみたいと思っていましたが、どこにあるかは知りませんでした。

折角なので足を延ばして行ってみることにしました。

伊根に行ってみると湾の反対側に何軒もの舟屋が見えました。もちろん人が住んでいる家なので勝手に覗くことはできませんが、その中で資料館として一般に開放しているお宅があったので拝見させていただくことができました。

舟屋は一階が船の入れるスペースや漁で使う道具の倉庫になっていて、二階は人が住むところになっています。一階の奥まで進むとすぐに海に面していて、このお宅の方によるとこの季節は子供がそのまま海に飛び込んで海水浴をするそうです（ちょっと羨ましく思った）。

その後、ちょっと移動して天橋立を見て、そのまま日本海にそって北上を開始しました。

舞鶴では自衛隊の基地があり、道路からでしたが護衛艦やイージス艦を見ることができました。

ここで地図を広げこの日の宿泊地を決めることにしました。とりあえず一番近い敦賀ICから北陸道に乗ってETCの通勤割引が適用される１００キロ以内で安い宿を探したところ、岐阜羽島に１０００円の宿を見つけたのでそこに泊まることにしました。

高速に乗って走りながら、明日のルートを考えました。明日は千葉の自宅に戻るんですが、岐阜から東海道に沿って帰るのも面白くないのでどこかいいルートはないか考えたところ、岐阜から安房トンネルをくぐって長野に出て、そこから日本ロマンチック街道を完全走破して宇都宮から帰るルートを思いつきました。

午後７時半には宿に着きました。宿は東海道新幹線の岐阜羽島駅の直近だったんですが、辺りに飲食店はほとんどなく、仕方なく駅の売店で弁当を買って食べました（素泊まりなので食事なし）。こんなことなら途中で食ってくればよかった・・・。

この日も風呂入ってビール飲んで早めに就寝しました。

この日の走行距離　５０５キロ

つづく

ロングツーリング３日目。

今回のツーリングは香川県にあるうどん屋の中でも製麺所にこだわって周るという目的がありましたが、そのほとんどが日曜日が定休日で前日はほとんど周れませんでした。

この日は月曜日だったので早朝からホテルを出発し、香川県の西讃と中讃と呼ばれる辺りの製麺所を周ることにしました。

午前７時にはホテルを出発して、最初に午前５時半から営業している観音寺市内の岩田屋に向かいました（このお店から香川県内を東に移動しながら製麺所を周ります）。

８時前には岩田屋に到着して店内を見回しましたが、開けっぱなしのお店の中に人はおらず、うどんを打つ道具だけが残されていいました。店内の壁にはお品書き（大・中・小の三種類のみ）があるのでここに間違いなので大声でお店の人を呼びましたが、残念ながら留守のようでした。おそらくうどんを納品に行ってたのでしょうか。仕方なく岩田屋を後にして次の店に向かいました。

多度津町のこがね製麺所でこの日最初のうどんを食べ、その後

坂出市の兵郷、彦江製麺所、がもう

綾川町のたむら、赤坂（店のおばちゃんが面白い人で、ここでは自分でねぎを刻んでうどんに入れました）

まんのう町の三島製麺所（前日のリベンジを果たしました）、谷川米穀店（写真のお店です）

のお店を周りました。

朝から８軒周ったところで限界を感じ、うどん屋巡りは終了しました。８軒回りましたが、一軒一軒麺の太さや出汁が違うので飽きることなく食べることができました。

その後、しばらく休憩してこの先どうするか考え、鳴門から高速に入りこの日は神戸辺りで一泊することにしました。

香川県から徳島県に入り下道を鳴門まで目指しましたが、この日も異常なくらい暑くて鳴門に着くころにはTシャツは汗で重くなっていました。

鳴門で神戸のホテルを検索しましたが、あまりいい宿が見つからなかったので徳島県で検索したところ徳島市内に安いホテルを見つけたので、この日はそこに泊まることにしました。

この日は走行距離は短かったんですが、連日の暑さと食いすぎで体が弱っていたので早めに宿に入り、翌日に備えてゆっくり休養することにしました。

この日の走行距離　２１０キロ　食ったうどん　８杯

つづく

ロングツーリング２日目。

この日は前日泊めていただいた大阪府和泉市の後輩宅を午前９時に出発しました（後輩のお母さん、お世話になりました）。

ガソリンを給油した後、阪和道岸和田和泉ICから高速入りました。今年１月に四国に行った時は明石海峡大橋を渡ったので今回は瀬戸大橋を渡ろう思い、そのまま北上して吹田JCTから中国道に入り、神戸JCTから山陽道に入り瀬戸大橋を目指しました。

この日も朝からものすごく暑く、予定以上の休憩を取って、その度にドリンクを飲みまくってました。

渋滞もなく走り続けることができたので、大阪を出て４時間後の午後１時には瀬戸大橋に到着することができました。瀬戸大橋を渡っている時は７メートルの横風が吹いていて、怖くて８０キロ以上は出せませんでした（ちょっとでも気を抜くと隣の車線まで飛ばされます）。

瀬戸大橋を渡り、高松道のさぬき豊中ICで高速を降りて、最初の目的地のうどん屋さん、うららに向かいました。お店に到着して早速この旅最初のうどんを注文しました。注文したのはかけうどんの小で、真夏の昼まで暑いとは思いましたが、お店によって違う麺と出汁を食べ比べたかったのでかけうどんにしまいた。

本場で食べるうどんは東京ではありえないくらい安くて（この店は１６０円でしたが、一番安いところは一杯100円でした）、美味しい（のど越しがいい）ものでした。

次に観音寺市の柳川うどんに向かいました（私は自宅を出発する数日前からネットでうどん店を調べて、できるだけ効率良く回れるようにルートを検索してから行きました）。

柳川のうどんを食べた後、近所に銭形砂絵があるので見に行くことにしました。３５歳以上の人なら覚えていると思いますが、時代劇の銭形平次のオープニングで平次が戦っていた場所です。

近所にある琴弾山の展望台まで登り砂絵を見ましたが、縦の長さと横の長さを変えているので上から見ても真円に見えました。そこまで考えてあれだけ巨大なものをよく作ったものだと思いました。

その後、うどん一に行くもすでに閉店したようでやっていませんでした。

この日は日曜日で行きたいと思っていたうどん屋さんの多くは休みで、更に午後３時を過ぎると閉店する店が多いので、新たにうどん店を検索しました。

まだやっていそうなお店の中から○福と岸井うどんに向かいました。

岸井うどんはお店がビニールハウスという、ちょっと変わったお店でした（でも、うどんはうまい！！）。

最後に三島製麺に行きました。この店は看板が出ていないという、まさに穴場のようなお店だったのですが、残念ながらお店に着くと「本日休業」という看板が出ていました。たまたまお店の人がいたので聞いてみたところ、普段は日曜日でもやっているけど、この日だけ休みにしたそうです。ものすごく残念だったので、次の日のリストにも入れることにしました。

日もだいぶ傾いてきたので、お店の前で携帯でこの日の宿を探したところ、琴平に安いビジネスホテルがあったのでそこに泊まることしました。

宿に着いて、買ってきた缶ビールを飲んでこの日は早めに就寝しました。

この日の走行距離　３７９キロ　食ったうどん　４杯

つづく

8月28日から夏休みとなったので、既報のとおり関西方面に泊りがけで走りに行ってきました。

8月下旬だったら少しは暑さも和らぐと思ってこの時期に夏休みを取ったんですが、その考えは甘かったです。どこへ行っても異常気象と言えるこの暑さとの戦いになりました。

8月27日。この日は夜勤明けでお昼過ぎに自宅に帰ってきました。バイクを車庫から出して荷物を積み込み、カーナビに目的地をセットした後、夕方５時には晩飯を食べて深夜の出発に備えて６時には布団に入りました。

予定では午前２時に自宅を出発しようと思って目覚ましを午前１時半にセットしましたが、午後１０時には目が覚めてしまいました（会社に行く日は寝坊するのに、休みの日になると早起きする典型的な駄目サラリーマンだと思った）。

その後、眠ろうとしても眠ることができず、布団の中で寝返りばかりうっていましたが、まったく眠れないので予定を早め出発することにしました。

日付が変わり２８日午前０時半に自宅を出発しました。この日は大阪府和泉市の後輩の家に泊めてもらう約束をしていたのでそこを目指しますが、普通に行っても面白くないので三重県から紀伊半島を一周してから行くことにしました（この時は自分の考えの愚かさに気が付きませんでした・・・）。

自宅を出て千鳥町ICから首都高に入り、そのまま東名高速に入り西へ向かいました。夜の高速は渋滞もなく、気温も高くなく快適に走ることができました。１月に走った時はこんなこともありましたが、今回はトラブルもなく静岡県を通過することができました。

浜名湖を過ぎた辺りから太陽が顔を出し始め、ここからは暑さとの戦いの火蓋が切って落とされました。

東名から伊勢湾岸道・東名阪・伊勢自動車道路と繋いで、最後に紀伊自動車道の紀勢大内山ICで高速を降りました。

その後は国道４２号線を南下していきました。海沿いの道で景色は良かったんですが、容赦ない太陽からの攻撃になすすべなく体力を奪われていきました。

前回も四国の大きさを舐めていましたが、今回も紀伊半島の大きさを舐めていました。

千葉に住んでいる私にとって紀伊半島は房総半島よりちょっと大きいくらいという認識がありましたが、千葉県だけの房総半島と４県に跨る紀伊半島を同じように考えていたのが間違っていました。高速を降りて少し走ったら和歌山県に入ると思っていましたが、走っても走っても終わらない三重県の広さに自分の愚かさを感じました。

うだるような暑さと睡眠不足に体力の限界を感じ、途中にあった道の駅　海山に緊急ピットインしました（ここは畳敷きの休憩スペースがあったので、横になって休むことができました）。

その後再出発して、暑さに負けて奈良県を通って大阪に向かうことも考えましたが、本州最南端に行ってみたかったので気力と根性で南下を続けました。

そしてついに自宅を出て１３時間半後に本州最南端の潮岬に到着することができました。

昨年は本州最北端の大間に行きましたので、残っている東（岩手県魹ヶ埼）と西（山口県毘沙ノ鼻）にも行ってみたいと思います。

予定より大分時間が過ぎていたので、記念写真を撮って、本州最南端訪問証明書を購入したらすぐに大阪を目指して出発しました。

潮岬を出発して紀伊半島の西の海岸線に沿って走っていましたが、この頃が一番暑い時間帯で休憩する度に５００ｍｌのペットボトルを空にしていました。

南紀田辺からは高速に乗り、自宅を出て１７時間かかって和泉市の後輩宅に着くことができました。

後輩から「紀伊半島は広い」と言われていましたが、こんなにも広いとは思っていませんでした・・・。

この日は後輩とお好み焼きを食べに行って、居酒屋でちょっと飲んでから就寝しました。

この日の走行距離　８５３キロ

つづく

明日からちょっと遅い夏休みを頂くことになりました。

とりあえず４～５日程出かけようと思っていますが、明日は和歌山の潮岬を経由して大阪の後輩の家に行って一泊することと、次の日は四国に渡って讃岐うどんを食べようと考えている以外は何も決まっていません。

ノープランの旅を楽しんでこようと思います。

追伸　関西・四国方面の美味しい店の情報をお持ちの方、ご連絡ください。