• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ラッキーウイングのブログ一覧

2014年09月15日 イイね!

夏休み九州ツーリング その5 4日目(最終日) 大分~香川~千葉

前回の続きです。

9月2日(火)

夏休みは次の日まででしたが、最終日は自宅でゆっくりしたいと思っていたので、この日は大分からフェリーで四国に渡り、愛媛県を東に向かい香川県に入り、香川ではうどん屋巡りをして、夕方には千葉の自宅を目指して高速入り。ひたすら東に向かい、ETCの夜間割引を利用するため日付の変わった午前0時過ぎに東名高速の東京料金所を通過、午前1時半には自宅に帰る計画を立てました。

前日にうちに四国から東京までの高速道路の距離を調べたところ約700キロだったので、平均時速100キロで7時間、途中の休憩を入れても9時間あれば十分帰れると思いましたが、その考えの甘さがこの後の“一人耐久レース”の様なハードな走りになるとは、この時は思いもしませんでした・・・。

午前5時に大分市内のホテルで起床。朝風呂(温泉)に入り、午前6時にホテルを出発、佐賀関から午前7時発の始発のフェリーに乗船し、九州を脱出して四国を目指しました(午前6時半には港に着きましたが、すぐに乗船開始になったので写真なし)。

1時間10分の船旅で、愛媛県の三崎港に入港し四国に上陸。四国最西端に延びる佐田岬を東に走り松山道を目指しますが、佐田岬から一番近い大洲北只ICからすぐに入るのではなく、しばらく下道を走り伊予ICから松山道に入ることにしました。

三崎港から国道197号線を東に走りますがこの道は山の上の方を走る道路で眼下には波のない穏やかな宇和海の景色が広がっていました。八幡浜市内から国道378号線に入りましたが、こちらは伊予灘に沿って海沿いを走る道で、こちらも左手には波のない穏やかな広がり、走っていて気持ちのいい道でした。

伊予ICから松山道に入り、東に向かい香川県に入り大野原ICで降りて、観音寺市内にある岩田屋さんに向かいました。

実はこの岩田屋さんには4年前にも行きましたが、その時はお店は開いていましたが誰も人がいなくて(多分、麺の配達に行っていたと思います)食べると事ができなかったので、今回は“4年前のリベンジ”に行きました。

ところが4年振りに訪れてみると、お店のあった場所は更地になっていました・・・。近所の方に聞いてみてところ、既に閉店してしまったとのことでした・・・。

最初から空振りをくらってしまいましたが、次にどの店に行こうかと考えようとコンビニの駐車場で改めて作戦を練り直すことにしました。

最初に岩田屋さんに行った後は、前日のうちにがもう山越と言った一度は行ったことがある有名店にもう一度行ってみようと思いルートを考えていましたが、時間も丁度お昼になってお腹も空いていた(うどんに備えて朝から何も食べていませんでした)ので、コンビニのすぐ近くにあった十日屋さんに入ることにしました。




この先何軒か回る予定なので、こちらではひやひや(冷たい麺に冷たい出汁)の小を注文しました。久しぶりに本場の讃岐うどんを食べましたが、このもちもちの食感とコシの強さは関東では味わず、ここまで食べに来たかいがあったと思いました。

次に以前行ったことがあるやまうちに行こうと思いましたが、その前にガソリンを入れるためガソリンスタンドに立ち寄りました。するとスタンドの反対側にうどん屋さんがありました。



スタンドの方に聞いてみると、「あの店は雑誌やテレビの取材は断っているので地元のしか食べにこない。麺通団の田尾さんも食べに来たが、雑誌とかには載せていないお店です。」と言われました。

そう言われたら食べに行くしかありません!!

給油を終えた後、そのまま道路の反対側にあるうどん屋さんに行きました(このお店の屋号は伏せておきます)。



こちらのうどん屋は細麺でしたが、それでもコシの強さは太麺にも負けないくらい強かったです。

いきなり入った十日屋さんとガソリンスタンドの方からの情報で入ったうどん屋さんのうどんをを食べて、以前行ったことがあるお店を回るよりも今まで行ったことのないうどん屋さんを回った方が面白いと思い、今回はその場で情報を集めて今まで行ったことのないお店に行くことにしました。

次に行ったのはやはりガソリンスタンドの方からの情報で行ったシラカワさんに行ってみました。



こちらも人気店の様で、行った時には店外に行列ができていました。10分ほど待って入店し、食べたうどんがこちらです↓


こちらのお店は一般店ですので、セルフ店より値段は高かったです(それでも350円)。

次に向かったのは橋村製麺所です。


このお店、一見すると普通の民家にしか見えませんが、一階がうどん屋さんになっています。


こちらのうどん屋さんはテーブルの上におろしがねと生姜が置いてあり、まさにセルフと言ったお店でした。


以前は一日に8軒回りましたが、寄る年波には敵わないのか胃袋が小さくなったのか、ここまで4軒回ったところでお腹がいっぱいになってしまいました。

午後3時過ぎには香川を出よう思っていましたがこの時点ではまだ午後1時過ぎでだったので、少し休めば後何軒か回れると思ったので、途中で見かけた立ち寄り湯の“環の湯”に行って少し休むことにしました。



こちらの温泉、サウナから露天風呂まであり、露天風呂は温度が低くて長く浸かれて良かったです。

温泉から上がった後は休憩所で1時間程横になってから、瀬戸大橋に向けて出発しました。その途中でうどん屋さんを見つけたら入ろうと思いましたが、お腹は減らずどこのお店に寄るかともなく、このまま坂出北ICから高速に入り千葉を目指すことになりました。

そして、ここから一人耐久レースが始まりました・・・。

予定より遅れて午後4時過ぎに高速に入り、すぐに瀬戸大橋を渡り本州に戻り、そのまま山陽道に入り関西方面を目指しました。

兵庫県に入り三木SAで最初の休憩と給油をして再び出発しましたが、ここからが地獄の始まりでした・・・。

兵庫県から大阪府に入った辺りから日が沈み暗くなり始め、更に雨も降り出しました。大阪府内はSAがなく、止まって合羽を着ることもできずに仕方なくそのまま走り続けることになりました・・・。

メッシュジャケットが濡れるとすごく寒く感じ、ここでもグリップヒーターの出番がやってきて暖を取りながらの走行となりました(今回の旅は夏とは思えないくらい寒く、グリップヒーターが大活躍でした)。

大阪から京都に入り、更に大津SAに入った頃には雨もすっかり止んでいて、濡れたジャケットもすっかり乾いていました。ここで給油をいようと思ったところ、ここの給油所は閉店してしまったということで隣の草津PAに移動して給油しました。

草津JCTから新名神に入り標高が高くなるにつれて気温が下がっていくのがわかり、ここでもグリップヒーターで暖を取りながらの走行となりました。

亀山JCTから東名阪道に入り、四日市JCTから伊勢湾岸道に入りましたが、この道はずっと高架上を走るので景色がいいんですが、当日は風が強くて気を抜くとすぐに隣の車線まで飛ばされそうになって景色を楽しむ余裕はありませんでした。


東名から新東名に入り駿河湾沼津SAで休憩と給油をしましたが、この辺りまで来るとアクセルを捻る右手がかなり痛くなっていました。

オドメーターを見ると

となっていて、10万キロとなったところで写真を撮りたかったんですが、高速上を走っていたので止まることができず、撮ることはできませんでした(この後、御殿場付近を走行中に10万キロとなりました)。

この後、自宅までガソリンが持たないようだったので海老名SAで最後の給油をして、予定より大幅に遅れて午前1時半に東京料金所を通過し、自宅に帰った時には午前2時半になっていました。

午後4時に香川県を出て東京まで700キロ。休憩を入れても9時間で帰ってこれると思っていましたが、現実はそんなに甘くなく、10時間以上かかっての帰宅となりました。

さすがに疲れて、夏休み最終日の翌日は何もする気が起きず、本当に自宅でゆっくり過ごして終わってしまいました。

夏休みが始まる寸前までどこに行こうかも決めてなく、直前で九州行きを決めて出発し、予定していたフェリーにも乗れず、当初の目的地であった知覧にも行けませんでしたが、初の九州上陸を果たし、いい景色を見れて、いい道を走れ、美味しいものを食べることができたのでいい旅ができたと思います。

次回はしっかりと予定を立てて、九州最南端の佐多岬を目指してたいと思います。

この日の走行距離 1007キロ。大阪で雨の歓迎を受ける・・・。

4日間の合計走行距離 2783キロ

終わり
Posted at 2014/09/15 12:31:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2014年09月11日 イイね!

夏休み九州ツーリング その4 3日目 熊本~天草~鹿児島~熊本~大分

前回の続きです。

9月1日(月)

この日は前日宿泊した熊本を出発し、天草からフェリーで鹿児島に渡り、出水から再び熊本に戻り、阿蘇山を経由して大分県に入り、大分からフェリーで四国に渡って愛媛県の松山まで行こうと計画を立てました(帰ることを考えて、当初の目的地である知覧行きは諦めました)。

午前5時半に起床しホテル内の温泉で朝風呂に入り、出発の準備をしていましたが天気の方があまり良くなく、スマホで天気予報を確認すると間もなく雨が降り出すとあり、しばらくすると本当に降り出してきたので、雨が止むまで宿で待機することにしました。

ちなみ、この時泊まったホテルの前には路面電車が走っていました。



スマホで見た予報では午前9時前には雨は上がるとなっていましたが、8時半には小降りになってきて空も明るくなってきたのでこのまま晴れると予想し、合羽を着ないで出発することにしました。

ところが15分走っても雨は止まず、結構強く降ってきたのガソリンスタンドに緊急ピットインして合羽を着こみ再度出発しましたが、その15分後には天気は急速に回復し雲の切れ間から青空が見え始め、路面も完全なドライになりました。

それまでは雨の中の走行でグリップヒーターを作動させるくらい寒く感じましたが、晴れてくると一気に暑くなってきてコンビニに緊急ピットインして合羽を脱ぎました。

合羽を着て行った時間は約20分のみ(今回のツーリングで合羽を着たのはこの時だけです)。天気予報の通りに宿からの出発を午前9時にしておけば合羽を着なくても良かったような気がします・・・。

その後は晴れてきて天草の海から沿いの道を走っている時は暑く感じましたが、潮風が火照った体を冷やし丁度いい心地よさで走ることができました。

天草五橋からは見た海は波もなく穏やかで、そこにいくつもの小島が浮かぶ美しい風景が広がっていました。



天草の上島・下島を横断して牛深に到着。こちらからフェリーに乗船します。


フェリー乗り場のそばには隣の島までの橋が掛かっていて、泳いでいる魚の姿が見えるくらい海の水が綺麗でした。


やがてフェリーが到着し、

乗船してバイクは囚われの身となりました。


約30分で対岸の鹿児島県長島町に到着。九州新幹線の出水駅を目指します。

出水駅前で待っていたのは蒸気機関車のC56でした。




56designとの“56”繋がりで全国各地に残されたC56を見て回っていましたが()、このC56は遠すぎるので見に来れないと思っていましたが、やっと見に来ることができました。

ちなみに鹿児島にはもう一両、C56が保存されているんすが、今はこういう風になっています・・・(ちょっと残念)。

C56を撮影していると、出水駅から九州新幹線が発車していきました。


九州新幹線って、青いんですね。

薩摩オレンジ鉄道の車両も撮影。


朝撮った熊本の路面電車もそうでしたが、地方のローカル線ほどラッピング車両が多い気がします。

C56の撮影を終え、ここからは国道3号線を北上し出水から熊本県の水俣に入り、芦北からは時間を短縮するためく南九州道路を使用し、再び今朝出発して熊本市内に戻ってきました。

高速を降りて国道57号線を西に向かい阿蘇パノラマラインで阿蘇山に向かいました。

前日走ったミルクロードからは見えませんでしたが、こちらの道からは阿蘇山の噴火口を見ることができました。


噴火口から吹きあがる噴煙を見ると、九州が“火の国”と言われるのが良くわかるような気がしました。阿蘇山周辺には地熱発電所や風力発電の風車も沢山設置されていて、自然の力をうまく利用していると思いました。

阿蘇山を出たのが午後5時前で、この日のうちに四国に渡るフェリーに乗るため大分を目指しましたが、その足を止めるかのように雨が降り出し雨宿りすることになりました・・・。


約1時間の雨宿りで時間をロスしてしまい、この日の四国行きは断念しました。雨宿りの時間に宿を探したところ、大分市内に温泉付きのホテルを見つけたので、今夜は大分市内で一泊することにしました。

雨が上がり大分市内に向けて出発しましたが、辺りは大分暗くなり始め、更に小粒の雨が降り出し視界はかなり悪くなっていきました。

雨宿りした場所から大分のホテルまでのルートはナビまかせに進んだんですが、ナビの選んだ道は車一台がやっと通れるようなもの凄い山道で、街路灯も全くなく路面には小石が散乱していて何度もタイヤを取られそうになりました(あとでツーリングマップルで確認すると、“緑の中を走りぬける爽快ルート”と書かれていましたが、それは昼間の話で夜間走ることはお勧めしません)。

国道210号線で大分市内に入り、ホテルにチャックインしてこの日の移動が終わりました。

ホテルに入ってすぐに温泉に入り、風呂上がりにホテル内の居酒屋で大分名物の“鳥天”をつまみにビールと焼酎を頂いた後、就寝しました。

この日の走行距離 410キロ。雨降るも合羽の着用と雨宿りで昨日のように全身がずぶ濡れになる事はなし。

つづく
Posted at 2014/09/11 08:59:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2014年09月06日 イイね!

夏休み九州ツーリング その3 2日目 倉敷~熊本

前回の続きです。

8月31日(日)

いつも泊まりがけのツーリングに出る時は、食事は地元の食堂で地元産の食材のものを食べたいので素泊まりの宿に泊まるようにしているんですが、今回泊まった宿は朝食ビュッフェが付いていたので朝カレーを頂き(しかもお代わりしました)、軽くバイクを拭いてから倉敷の宿を出発しました。



すぐに山陽道に入り、昨日に引き続き西を目指します。この日は晴天で、昨日の寒さとの戦いとは一転して夏のツーリングらしい暑さとの戦いとなるようでしたが、この後昨日よりひどい目に遭うのでした・・・。

広島県に入り宮島SAで最初の休憩を取りました。この時は天気が良く、瀬戸内海に浮かぶ島々も良く見えました。



更に西に向かい壇ノ浦PAで本州最後の休憩。


関門橋を渡り、ついに九州に上陸しました。

山陽道から九州道に入りそのまま南下を続けている時に、この旅最大の悲劇が訪れるのでした・・・。

ガソリンも減ってきたので次の古賀SAで休憩と給油をしようと思いバイク上で体を動かした瞬間、ジャケットの右ポケットから何かが落ちたのがわかりました。バイクを止めて駆け足で戻ってみると、路上にはポケットから落ちたカメラを発見したのですぐに回収したんですが、既に後続車に轢かれて御臨終されていました・・・。



3年前の夏に青森に行った時も走行中に携帯電話を落として車に轢かれましたが、今回はカメラが轢かれてしまいました・・・。どうして私がロングツーリングに行くと、何かが壊れるんでしょうか・・・。

とりあえず古賀SAに入り改めてカメラの状態を確認しましたが、とても修理して使える状態ではなかったので、そのままゴミ箱に捨ててしまいました(ちなみにこのカメラ、母から借りて持ってきたものなので、帰宅後に新いものを買って返すこととなりました・・・)。

ここでこの先のルートについて再考しました。このまま鹿児島まで走り続けようと思いましたが、鹿児島まではまだ300キロ近くあり、近くにいた佐世保ナンバーのゼファー乗りの方に「今日中に知覧まで行きたいんですが、行けますか?」と質問したところ、「無謀」との返事が帰ってきたので、この日の鹿児島行きは断念しました。

ここからだと阿蘇山はそう遠くなかったので、古賀SAを出発し鳥栖ICから大分道に入り九重ICで降りて阿蘇山を目指し、阿蘇山から熊本市内に向かう事にしました。

古賀SAを出発し、九重ICで高速を降りた後は、ツーリングマップルのお勧めルートに沿って阿蘇山を目指します。

ここからの下道は山の中をくねくねと走る道で、いたるところから温泉の湯けむりが上がっていました。途中で温泉にも入ろうかと思いましたが、少しでも先に進みたかったので今回は断念しました(またいつかリベンジに行きたいです)。

大分県から熊本県に入ると辺り一面が放牧地になっていて、標高が高い事もあって気温も下がり、夏というのに寒いと感じるくらいでした。朝、倉敷でカレーを食べてからここまで何も食べていなかったので、途中にあったお店で焼とうもろこしを食べることにしました。ここのとうもろこし屋さん、剥いたとうもろこしの皮とお客が食べた後の芯は放牧されている牛に食べさせていました(見事なまでのエコ!!)。


ここまで来たところで時間は午後3時を回っていたので、休憩を兼ねて宿を探すと熊本市内に温泉付きの安い宿があったので、今夜はそこに泊まることにしました。

通称ミルクロードを西に向かい熊本市内を目指しましたが、ここからこの旅最大の試練に襲われました・・・。

途中、景色のいいところで写真を撮りながら走っていましたが、

段々空が曇ってきて、大観峰に着いたころには雨が降り出していました。


それでも進む方向の空を見ると、雲はあるものの薄日が差していたので「この先、天気は回復するだろう」と思いそのまま進みましたが、瞬く間に路面に叩きつけるような豪雨となりました・・・。途中で止まってレインスーツを着るような場所はないかと探しながら進みましたが、山の中でそんなところはなく、あっという間に全身はずぶ濡れになってしまいました。

ここまで濡れるとレインスーツを着る気もなくなりそのまま走り続けることにしましたが、ここでマジックテープでカウルに張り付けていたウォークマンに水が入り、勝手に早送りになったり、曲が飛んだりするようになってしまいました。

カメラに続いてウォークマンまで壊れてしまい、天候が悪い中を旅に出たことを少し後悔しながら進み、熊本市内に入った頃には雨は上がっていました。

ホテルにチェックインして、すぐに温泉に浸かり体を温め、この日はホテル内のレストランで夕食を食べてから就寝しました。

色々とトラブルのあったこの日ですが、唯一の救いは雨で壊れたと思っていたウォークマンをドライヤーで乾かしたら正常に動くようになったことでした・・・。

この日の走行距離 601キロ。阿蘇で全身ずぶ濡れになる雨に遭遇。

つづく
Posted at 2014/09/06 23:41:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2014年09月03日 イイね!

夏休み九州ツーリング その2 初日 千葉~倉敷

前回の続きです。

8月30日(土)

事前の計画では午後7時55分大阪発のフェリーに乗船する予定だったので、早朝千葉の自宅を出発して三重で高速を降りて紀伊半島を横断して大阪に向かう計画を立てましたが、午前3時に目覚ましが鳴って目を覚ましてみると外は激しい雨が降っていました・・・。

この雨の中をバイクで走る気にはなれず(この後、何度も雨の中を走ることになります・・・)、雨が上がってから出発し、紀伊半島横断は止めにしてそのまま大阪に向かおうと考えました。

ネットで降雨状況を確認すると、雨は午前9時にはやむとなっていたので自宅で待機していると、8時半には雨が上がり始めたので準備をし始め、午前9時過ぎに千葉の自宅を出発しました。

首都高から東名に入り渋滞もなく順調に進みましたが、空は曇っていてTシャツにメッシュジャケットでは走っていて寒く感じるくらいで、海老名SAではこの先の山岳地帯に備えて持ってきたフリースを着込むことにしました(まさか8月にフリースを着ることになるとは思いませんでした・・・)。

御殿場からは今まで走ったことのない新東名に入り、昼食を取るため清水SAに入ったところで、念のためフェリー会社に電話して予約をすることにしました(ここまで来たら天候が回復して太陽が顔を出し始めたのでフリースを脱ぎました)。

すると、フェリー会社からは「バイクプランは前日までに予約しないと適用になりません(適用すれば往復二万円)。本日のフェリーに乗船できますが、プランの適用がないと往復四万円になります。」と言われました・・・。

二万円でフェリーに乗ることを考えていたので、四万円は完全に予算オーバーです・・・。

これから先のことを考えると、手持ちの軍資金では足りなくなる恐れがあるのでフェリーに乗ることは諦めました・・・。

フェリーの乗るのを断念したので、これから先のルートについても再考することにしました。

この時点で午後1時前ですが、このまま九州に向かってもその日のうちに九州上陸は無理だと思ったので、そのまま高速を西に向かって行くだけ行って夜になった時点で宿を探すか、進路変更して一度四国に渡り一泊し、翌日フェリーで九州に渡るかのどちらかにしようと思いました。

とりあえず走りながら考えることにし、再びバイクに跨り高速を西へと向かいました。

午後5時過ぎに大阪に到着。日も大分傾いて来たので、あともう少し走ったところで宿を探したところ倉敷に安いホテルがあったのでそこを予約し、翌日は四国には渡らず、そのまま山陽道を西に向かい九州を目指すことにしました。

午後8時前に倉敷のホテルに到着。近くの食堂で遅い夕食を頂き、スーパーで買ったスパークリング日本酒を呑んで早めに就寝しました。

この日の走行距離 765キロ。岐阜県内でちょっとだけ雨に降られました・・・。

つづく
Posted at 2014/09/03 22:10:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2014年09月03日 イイね!

夏休み九州ツーリング その1 計画立案編

8月30日から9月3日までの5日間、ちょっと遅い夏休みを頂けることになりました。昨年の8月に今の職場に異動となり初めて3連休以上休みがもらえたのでバイクで出かけようと思いますが、行き先の候補は二つあり、一つはまだ行ったことのない九州で、以前から行ってみたいと思っていた鹿児島の知覧にある知覧特攻平和会館に行くか、もう一つは先日の青春18切符の旅で行った東日本大震災で被災した街にもう一度行ってじっくり見てみたいというものでした。

8月下旬からの大雨の影響で行き先をどっちにするかはっきり決めないまま休みの直前まで来てしまいましたが、週間予報を見て晴れが多かった九州を目指すことにしました。

事前に調べたところ、大阪と九州を結ぶフェリーにバイクプランがあって、目的地にもよりますが約二万円で往復できるプランがあったので、これを活用することにして初日は千葉から大阪までバイクで移動し、夕方乗船して船中泊で翌日の朝に大分の別府に到着。2日目以降は別府から阿蘇山・熊本市内・天草を経由して船で鹿児島県に渡って知覧に向かい(時間があればJR最南端駅の西大山まで行く)、鹿児島市内を通り3日目の夕方に鹿児島県の志布志からフェリーに乗船して大阪に向かい、船中泊し4日目の朝に大阪に到着後、千葉まで帰るという計画を立てました(ちなみに2日目の宿泊地は未定で、走っていて夜になった時点で宿を探そうと考えていました)。

私は泊まりがけでバイクで出かける時は、どこに行くかの大体の計画は立てますが、天候によって行き先を変えたりするので事前に宿の予約を取ったりしません。今はどこにいても携帯でその日の宿が探せるし、事前に予約を取って、当日大雨が降ってもその宿まで行かなくてはならないのが嫌だからです。

今回は定員オーバーになって乗れなくなっても困るので事前にフェリーの予約だけはしようと思ったんですが、ネットの空席情報を見ると空いていて予約なしでも乗船できるだろうと思ったのと、西日本の天候が悪く、直前まで東北に行くか迷っていたのでフェリーの予約をせずに自宅を出発しました。

この考えがあとで不幸を生むこととなります・・・

つづく

Posted at 2014/09/03 21:08:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

プロフィール

2019年式BMW R1250GSに乗っています。 くだらないブログですが、暇つぶしに見て行って下さい。 みんからに登録なされていない方、掲示板に足...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/9 >>

 12 345 6
78910 111213
14 151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

BMW R1250GS BMW R1250GS
2019年6月27日(大安)登録。とりあえず「10年10万キロ」を目標に大事に乗りたいと ...
ホンダ VTR1000F FIRE STORM (ファイアーストーム) ホンダ VTR1000F FIRE STORM (ファイアーストーム)
初めての大型バイクです。99年に国内仕様を新車で購入しました。生産中止なってしまったのが ...
ホンダ XR250 ホンダ XR250
97年に1年落ちの96年モデルを新車で購入しました。 残念ながら2008年3月27日、 ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
1994年に新車で購入しました。電装品はほとんど駄目になって交換したり修理していますが、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation