ラッキーウイングのブログ一覧

バイクに乗るようになって、ツーリングに行くと各地の温泉に浸かってくるのが楽しみになりましたが、いろいろな温泉に浸かってみて思ったことは熱い温泉よりも温い（ぬるい）温泉に長く浸かった方がいいということでした（さらに安ければ言う事なし！！）

そんな結論を出したころ、本屋で一冊の本と出合いました。


この本を見るとぬるい温泉というのも全国各地に結構あるもので、その中で日帰りで行くのに丁度いい距離の温泉を探したところ、群馬県に霧積温泉が行って帰ってくるには丁度いいんじゃないかと思い、ひとっ走りして浸かりに行くことにしました。

ただし、この温泉に行くにはひとつ問題があり、それは山道を３０分ほど歩かないと行くことができないということでした・・・。

６月２日（日）

高速のETC夜間割引を利用するため夜明け前の薄暗い中を出発。下道で外環道三郷南ICから高速入り。大泉から関越道に乗り換え、高崎からは上信越道に進路変更。松井田妙義ICで降り、国道１８号線を軽井沢方面に向かい碓氷峠の手前から県道５６号線に入りました。


この数字を見ると、つい写真を撮ってしまいます・・・

霧積ダムを越えて道の終点に到着すると、そこにはこのような看板がありました↓


バイクを駐車場に止め、ヘルメットとジャケットをハードケースに入れ（こういうときハードケースは便利です）、「富士山にも登ったことがあるし、３０分くらいの山道なら大した事ないだろう」と根拠のない自信を胸に抱き出発。

最初はなだらかな道で


沢を渡る橋を超えて（帰り道、ここで水を飲みに来たカモシカに出会いました）


さらに進むとここからはちょっと急な斜面を登ることになりました。


しばらく行くと車も走れる林道に出て


やっと建物が見えてきました。



そして到着。歩いた時間は２０分くらいでした。


山道を歩いて流した汗を流すため、早速入浴しました。
湯船は普通の屋内風呂という感じで


浸かってみると温泉とは思えないくらい冷たく感じますが、長く浸かっていると“じわっ”っと汗が出てきます。

この時は私一人しか入っていなかったので、窓を全開にして外の景色を楽しみながら入りました。


温度が低いので逆上せる事もなく、一時間半ほど入浴していました。

温泉から出てから成分分析書をみると温度が３８．９度となっていました。

源泉の温度なので湯船までくるまでにもう少し温度が下がっていると思います。このくらいの温度が長く浸かるには丁度いいのかもしれません。

風呂から出て温度計を見ると２２度でした。


湿度も低く、風呂から上がっても汗がまったく出ることがありませんでした。

こちらで湯上りのお茶を頂き、自宅へのお土産を購入して再び山道を歩きバイクまで戻りました。この時点で午後０時だったので昼飯はどこで食べようか考えましたが、結局定番のここになりました↓

横川駅名物の峠の釜飯のおぎのやさんです。

食べたのもちろんこちらです↓

（今回、器は持ち帰りませんでした）

峠の釜飯を食べ終えた時点で午後１時。このまま帰るにはまだ早いので、ここから北に向かい榛名山の麓を時計回りに走り沼田まで行き、沼田からは金精峠を越えて日光に出ました。

ここまで渋滞もなく順調に走ってきて何か物足りなく感じたので、いろは坂を降りた後は国道１２２号線から県道１５号線で粕尾峠を越えました（この辺りは舗装が悪くて走っていて怖かったです）。途中で県道３２号線に入り栃木ICから高速に入ろうかと思いましたが、まだ時間に余裕があったのでそのまま下道を走り壬生ICから北関東道に入りました。

友部ICで北関東道から常磐道に入り、最後は圏央道の牛久阿見ICで高速を降りた後は下道を南下して利根川を渡り千葉に入ってすぐのリバーサイドでちょっと遅い夕食にスペシャルメニューのデビちゃんスペシャル↓

を頂き、その後無事に帰宅しました。

今回は「山道を歩く」というのがどの程度かわからず、直接目的地に行って体力のあるうちに山道を歩く作戦にしましたが、それほど激しい山道でもなかったので次回は今回とは逆のルートにして、長い距離を走った後に温泉に浸かり、その後は高速ですぐに帰宅するようにしたいと思います。

この日の走行距離　５８４キロ