補機バッテリー状態をバッテリーテスターで確認

アクアの補機バッテリーが上がったので昨年別のバッテリーと交換しました。
交換後4ヵ月経ちましたがバッテリーの状態がどうなのか確認するためにバッテリーテスターを購入しました。
この製品の確認機能は下記の４つです。
1.バッテリーテスト
2.クランキングテスト
3.負荷テスト
4.充電テスト
充電テストや負荷テストを行うときはエンジンの回転数を2500～3000RPMまで上げる必要が有ります。

バッテリーテスターも色々な製品が出ていて安い物だと３千円位から有りますが操作が分かりづらかったり日本語説明書が無かったりとか有るので通販サイトのユーザーレビューを参考にこちらの製品を購入しました。
価格は６千円以下で、日本語取説と液晶表示が日本語対応しているのが決め手で選びました。

使用方法は簡単でバッテリーターミナルの＋側に赤ケーブル接続後－側ターミナルに黒ケーブルを接続して確認したい機能を選んで赤色のENTERキーを押すだけです。
最初、エンジンルーム内の救援端子に接続したら画面のような表示が出ました。
バッテリーの＋端子に直接接続しないとテスト機能は確認出来ない仕様のようです。
日本語でメッセージが出てくれると助かりますね。

救援端子接続では機能確認出来ないので後部座席の補機バッテリーに直接接続してテストしました。

先ずは補機バッテリーのカバー部分を取外してボルトを外して－端子外してとちょっと大掛かりになってしまいました。
＋端子の赤いカバーにある救援端子部でもエラー表示出てテスト出来なかったのでバッテリーをずらして＋端子を露出させる必要が有りました。

こんな感じでバッテリーをズラして＋端子と-端子にバッテリーテスターを接続。

今度はちゃんと電圧が表示されました。
このバッテリーテスターはバッテリーレス仕様なのでバッテリー本体の電圧が９V以上残っているバッテリーでないと液晶画面には何も表示されませんのでご注意ください。
初めて使用する時は液晶画面の表示は英語モードになっているので左右矢印キーを押して言語切替を表示させて「日本語」を選択します。
一度設定すると記憶されるようで次からは毎回日本語表示されます。

今回はバッテリーテストのみ実行しました。
クランキングテスト他は確認していません。
測定結果ですが、SOH(健康状態)が60%は正常のようです。
液晶表示は「通常」となってますが日本語取説では「正常」表記となってました。
SOC(充電状態)が46%なのでちょっと低いですね。
２時間ぐらい走って充電しないとダメなパターンかも。
あと電圧値が12.27Vも低いですね。
ギリギリ12.3V近辺なので「充電してください」とのメッセージは出ていませんが、これより電圧値が下がったらNG判定が出たと思います。
肝心のCCA値ですが389となってます。
使用しているBOSCH PSIN-4F-L0のCCA値は390A(EN)なので計算式に当てはめた結果は下記となります。
389/390*100%=99.74%

結果からまだ補機バッテリーは性能劣化していないと言えますね。
新品交換して4ヵ月程度なので当たり前と言えば当たり前なんですけど。
やはり充電制御の関係で暫く乗らない期間が有るとバッテリーの充電がされないので良くはないのでしょうね。
最近長距離を走らないし時々近所を30分程度走るだけなので補機バッテリーの充電が間に合っていないのかもしれません。
今までの車歴で初めて個人用にバッテリーテスターを購入しましたが、アクアの場合は確認作業に一手間掛かるので物好きな方にしかお勧めは出来ないです。(笑

バッテリーテスターで補機バッテリーの状態を確認した後は、外したものを全て元に戻します。
バッテリーテスター自体に電池が無いのでケーブル外すとテスト結果の表示は消えますのでケーブル取外す前にデジカメで液晶画面の表示を撮っておくことをお勧めします。
操作方法も簡単で日本語取説も有るのでバッテリーテスターを探している方にはお勧めの製品ですね。

今回は確認のために補機バッテリーの－端子を取外しました。
補機バッテリーの端子を外すとディスプレイオーディオのプリセット済み放送局が全てリセットされるのとPKSB(パーキングサポートブレーキ)を初期化する必要が有ります。
初期化方法は、約35km/h以上の車速で５秒以上直進走行するだけです。
以上の作業が発生しますのでご注意を。