マツダに返却

北海道）ルマン２４時間優勝のマツダ車、小樽とお別れ

山本裕之

2015年11月19日3時0分

　自動車耐久レースの最高峰「ルマン２４時間」で１９９１年に日本車として初めて総合優勝したレーシングカー「マツダ７８７Ｂ」が１８日、約２０年にわたって展示されていた小樽市総合博物館を離れ、マツダに返却された。

　展示されていたのは「５５号車」の予備車。実際にレースを走った５５号車はマツダ広島本社（広島県府中町）にあるが、形も塗装もほぼ同じだという。

　同博物館はマツダ製の古いオート三輪を保管していたことで同社との縁ができ、９６年から「７８７Ｂ」を展示していた。マツダ広報によると、今後は各地のイベントなどに展示される見込みだという。同博物館の佐藤卓司学芸員（４６）は「寂しいですが、もっとたくさんの人に見てもらえるなら、新しい門出を祝福します」と話していた。

6月に観てきました.
グッドタイミングです.