標準装備のLEDフォグ 光軸微調整で視認性、存在感UP
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
「暗い」、「点灯しているかどうかさえ分からない」」、ともっぱら悪評の当LEDフォグランプですが、消費電力が7.5Wのようですので無理もありません。
と、そうはいっても消費電力のわりに輝度自体はかなりありますので、「暗い」とあきらめる前に今一度、光軸のシビアな調整をとってみることで何とか改善されないものかと思いまして、
早速、微調整してみることに。
※調べてみるとライセンスランプが6.3Wですので消費電力だけとってみるとそれらと大きく変わりません。ちなみにヘッドライトの方はハイ/ロー19W/19Wとあってこちらもかなり低消費電力高効率なのですね。
2
写真の大きい方のホール奥にその調整ネジがあります、これを回すと角度が上下に動きます。
具体的には、元々かなり下向き加減になっている光軸を少しだけ上向きに上げることになります(もちろん水平よりやや下向きの範囲内で)。
※当フォグにオートレベリングは機構はありませんので、定員乗車時や重い荷物を載せた場合を(車体が上向きになる事を)想定してか、元々かなり下抜き加減の設定になっているのだと思います。
現状で下方向3~5m先くらいまでしか照らしておらず、それに加え、グレアのない専用設計の灯体一体型のLEDフォグランプですから、余計にそのグレアがない分、暗く感じるといいますか存在感が薄いのです。
3
手鏡で映してみました。黒色ライナーのホール奥に見えます青○矢印の白いPビスがその調整ネジになります。
+3ドライバーか、10mm六角ドライバーで回すと角度が変わりますので、白系の壁にライトをあてて上向きにならない限界点付近をある程度探っておいて、あとは実走、または広いところで照射しながらその水平より下向きかつ見えやすい最適なポイントを探り出します。
4
予想通り、かなり改善されました。ヘッドライトON時にフォグのON/OFFをしてみますとその存在感がはっきりわかるようになりました。特に真横方向と至近距離10~20m以内がフォグ点灯の瞬間パッと明るくなるのがよくわかります。
この純正LEDフォグ、実はこんなに明るかったのですね。…というか元の角度が左右バラバラで全然機能していなかったような...。
絶対的な明るさはあくまでも飾り+α程度でHID35Wには遠く及びませんが、消費電力、グレア、耐久性問題等考慮しますと遠慮なく常時点灯しても全く気になりませんのでこれはこれでまあいいか、と。
あと、しいて言えば黄色系が選べるといいですね。
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※なお、通常の使用には問題ないのですが、一応、角度が水平近くまで上がった分、重量物等積載時は気を付けるようにしなければなりません。そのあたりをご理解いただけない方にはこの「ギリギリ上向き微調整」はお勧め出来かねます。
※それとは別に専用設計の一体型LEDライト全般に言えることですが、カットラインがキレイに出てグレアがない分、その角度調整は非常に重要になろうかと思われます。
なお、ハロゲン球→LED球に球だけ交換、の場合はその限りでありません。こちらLED球に球だけ交換の場合(一部メーカー品を除くほとんどの場合)、光軸調整以前の問題で照射はかなりアバウトでグレアがひどい状態になります。この場合、正確で見えやすい照射角を調整で引き出すのは無理と思えます。
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