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乗って良し。聴いて良し。いじって良し。見て良し。 - 900SS
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灸太郎くん
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ドゥカティ / 900SS
900ss (1989年) -
- レビュー日:2025年10月9日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 5
- 満足している点
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【分類は’89発売開始となっていますが、’91年以降のモデルについて記します】。
ドゥカティ以外に類を見ない、2ストローク的なエンジンの吹け上がりと、切れ味のあるハンドリング。
国産車以上の部品品質の高さ。シンプルでいじりやすい構造。
完成度が低いわけではないが、更なる工夫の余地も大きい。
重低音だが色香も感じさせる、排気音の音色・表情。 - 不満な点
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高い位置のハンドルバーを低く見せるスタイルは巧みで悪くないが、個性には欠ける。
(ゆえに改造したくなる(笑))
摂氏10度程度以下で発生するアイシング(キャブレター内ノズルが氷結し吹けなくなる)。対策検討中。 - 総評
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アフター5(死語?)や週末の友として、長く付き合える存在。
シンプルな構造なので、可能な範囲で部品脱着などしてみてください。
走りの面白さだけでなく、各部の造形や造りの良さ、大胆な割り切り方にもイタリアならではの独創性や美意識、高みを目指す心意気が、きっと感じられると思いますよ!
- デザイン
- 3
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低く身構えた姿勢はよく考えられて、高次元な商品性にまとめられているが、優等生的満点回答のようでもある。
同じデザイナー(ガルーツィ)による歴史的名作モンスター(M900)が放つオーラ、ある種の情念や奔放さは感じられないが、史上最高のスポーツバイクの名跡を継ぐ中核車種としては致し方ない部分かもしれない。 - 走行性能
- 5
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スロットル開度に比例して湧き出るトルクは必要にして十分。一般のライダーが乗り比べれば、1000㏄4気筒スポーツバイクより遥かに速く走れると思う。
900㏄は一般道では速度がのり過ぎるきらいがあり、エンジンを上まで回す楽しみやハンドリングの軽快さは、800㏄までの旧パンタ系クランクケース車に軍配。
750F1は走行中、緊張を強いられる場面が多かったが、倒立フォークSSは”ナチュラルラジアルタイヤ世代”設計もあり、バイク任せで走らせることができて、特にギャップを踏み越える際など心理マージンは非常に大きく、心身の疲労が少ない。 - 乗り心地
- 5
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標準のSHOWA製サスペンションは高品質、スポーツバイクらしい足応え。ハンドリングの好みに合わせて調整も可能(ぜひ実践されたし)。
燃料タンクの厚みで気付きにくいが’89モデルに比べてハンドルバーはかなり高く、逆にフットペグは低く、乗車姿勢は意外なほど前傾度が低い。 - 積載性
- 5
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タンデム側が高くなったシート下は想像以上に容積があり、出先で飲み切れないペットボトルは無理に飲み干さずに持ち帰り可能。
密閉空間ではないので剥き出しの貴重品収納はお勧めしないが、2名分のお弁当+ペットボトルくらいは入りそうです(笑)
タンクバッグを装着すると巡航時に身体をもたせ掛けることができ、とても快適。但し低く伏せられない。 - 燃費
- 3
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いろいろと試行中だが、10~17㎞/ℓ程度。
900MHRや750F1(約20㎞/ℓ)ほどは伸びないようだ。
大容量エアボックスのため燃料タンク容量が大きくないので、航続距離は300㎞程度か? - 価格
- 4
-
空冷SSの中古車相場は底を打った印象だが、コンディションは様々。知識のない向きは実績ある専門ショップにまず相談すべき。
”コスパ”で選べば’98以降のSS900~1000ieの低走行車が文句なしに買い得。性能もマナーも遥かに洗練されている(その分野性味は希薄)。
逆に’89-’90モデル(正立フォーク)が、’91以降より高相場なのは理解に苦しむ。独特のハンドリングやスタイルは好きずきだが、造りや性能、維持のしやすさなど違いを知った上で「あえて」選ぶ理由を考えて決めるべき。
900SLは’92モデル以外は標準SSと大差なく性能も同じ。オリジナルにこだわる意義も薄い(私見)。あえて(適価で)買うなら充実装備の最終型900FEだろう。
改造車はコンディション見極めとともに、ご自身が購入後の維持が可能かどうか(理解レベル・ショップ選びなど)分別が重要。 - 故障経験
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「専門店で車検を通した」という車両を、自家整備しながら「専門店の技」を確認したいとネットオークションで入手し、念のため車載で持ち帰ったが、これでよく乗っていたと感心するほどの状態。。。
整備記録は付随せず経緯は知らないが、750F1所有時代に入念な整備で知られる専門店に感化された身としては、いろんな「専門店」があるものだと落差に驚くばかり。
致命的な不具合はなかったのがせめてもの救いで、エンジンおよび前後ショックユニットの内部以外のすべてに手を入れて、現在は快調。
現代のスポーツバイクと十分伍して走れる能力を持つが、発売から30年近くの歳月は、個体の程度や状態に大きなバラつきを生んでいる。
可能な限り知識や経験のある人物同行で現車確認をし、整備記録のある車両を選びたいが、
中古車は水物ゆえ、ある程度の修理費用と、そのため乗れない時間の可能性を織り込んで、思い入れの分、おおらかな気持ちで購入されたし。
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