ぼうんのうのブログ一覧

個性的なガレージの住人（車）たち～美しいと思う順番で並べてみた



慎ましくも、優しさと激しさを内に秘めたような顔つきをしているE46、、、
ストレッチしたようななだらかな曲線の構成は、やはり優美である。
カタログには芸術作品のような美しさを込めた、、、と書いてある。
飽きられにくい普遍的なデザイン上の価値と質感が確かにある。
常々、ボディを手で触っていたくなるような誘惑に駆られる。
それは誰にでも解りやすく、どこか親しみやすさもある。



慎ましくはない、質感とデザインは完成していると思うし愛すべき顔つきだが、そんな中にも、洗練ではないちょっと荒削りなものを感じさせる。寸詰まりな感じだが、この小ささが良い。敏捷性を連想しやすい。横から見ると決してロングノーズではないが、ドライバー席からのボンネットの眺めは中々良い。程よいパワーに程よい排気音がある。排気音がもう少し刺激的だったら、もっと良くなる。トランスアクスル周りやダブルウイッシュボーンのサスがもたらす動的剛性感が逆に災いしている所もあるような気がする。E46のようにもう少し柔らかく、そしてもう少し外力をどこかに上手いこと逃したら良いのに、と思うことしばし。



かっての日産電気自動車　たま　をオマージュしたものか、、、デザインはスペース効率を追求した結果、フィアット５００になりそこねている。しかし横からの眺めは中々、可愛いと思う。一転、正面から見ると頭でっかちで野暮ったい。
デザインでは損している面があるが、自転車一台を軽く飲み込め、車中泊もやれそうな機能性は素晴らしい。上の二台を足しても敵わない使い勝手と利便性。乗るとハンドルの軽さやアクセルの軽さ、全てがドライバーに優しく疲れた時には本当に有難く感じる。

　某日とその翌日の二日間、某正規ディーラーによる出張ポルシェ展示試乗会が◎◎市内でありましたので、初めて覗いてみました。

　社長が、「試乗するなら担当者に言っとくから、、、」という事で行きましたが、、、、、




何じゃ・・・・駐車場に止まっている先客の車達の凄いこと、凄いこと！

ジャガーにBMW　６のカブリオレにレクサスLS600はショーファードリブン、、、あらま、先客様方はいかにもお金持ち然として、オシャレで高そうな服を着た法人様ばかりのような、、、、何か嫌な予感・・・・



そんな所にアディダスのウインドブレーカーにロードスターで行ったもんだから、、、、一応、革のドライビング・グローブをつけたままクルマ好き風を装って、ちょこっと気合を入れたつもりでしたが、、、、、



完璧に無視られた・・・・(>_<)


社長！ゴメン！！

顔潰すつもりは全くありませんが、、、こちらから声をかける勇気は私にはありませんでしたよ、、、もう二度と行きません。貧富の差を目の当たりにしました。法人様はサラリーマンとはやはり訳が違う。

という事で、


「フン、ポルシェね・・・フェラーリに比べればただの実用車・・・」などと言えるはずもなく、、、

お呼びでない・・・とぼやく志村ケンの如く、怪しげなクルマ好き中年オトコは一言も発する事無く、そそくさと会場を後にしたのでした。




ポルシェの正規ディーラーなんか二度と行かん(-"-)！！


いかにも金持ちのためのディーラー展示会なんか

誰が・誰が・誰が誰が行くかよ(-"-)



とまあ、これだけだと洒落にもならない惨めな話ですが、、、


ホントに負け惜しみなどではなく、

ほぼ現行型ばかりのポルシェ・ラインナップには

何のト・キ・メ・キも感じませんでした(・・;


自分にとっては、やはりポルシェのデザインが・・・・☓　　　特に可能性がわずかでもあるケイマン、、、、、、、☓です。


試乗を申し込まなかったのは、その場の雰囲気に圧倒されていたというのもありますが、
これが最も大きな理由かも。

だから写真は一枚もありません。

金持ちのための高級なお遊びとしか映らなかった自分には

綺麗で　高そうな　現行ポルシェは似合わないよな～　　

ということがよく分かった（笑）

キューブも最近、とても心地よく少し楽しさすら感じる事もある車と感じることが多くなった。

考えてみればまだこの車、2年半くらいしか所有していなかった。

自分の中で他の2台に比べ、いつしか下駄車で面白くも何とも無い、ヨーロッパの人が日本車にいう悪口、レタスみたいで味も素っ気もない面白くない車、の一つと自分の心では決めつけていた。

しかし、今まで退屈極まりないと苦痛ですらあるように感じていたキューブでの通勤の帰り道、よくよく観察してみると決してそんな事はない、と思うようになった。




・ ・・・・いや、もしかしたら、これを車と思うのではなく、屋根付きな豪華スクーターと思ったらどうなんだろう・・・・・・







もちろんここ半年に行ってきた自分の独自のチューニング、味付け、運転の仕方を変えたこともある。

例えば運転席、助手席、ドアまわりを始めとしたDIYの制振静音対策を行っていること、添加剤により燃料ラインを掃除したこと、オイル添加剤を加えて高回転までのストレスフリーな吹け上がりを目指したことに加え、上りのカーブなどでは自らも積極的にCVT-M6によるシフトダウンを行い４０００回転以上回すようにしたことなど、、、、

　回した時の音はCVTからの音とロングストロークの小排気量エンジンからの音が混ざる決して大きな刺激ではないが、どこかポルシェの空冷エンジンみたいなヒューンと軽く唸るような音が良い（かなり大袈裟）。


　ハンドリングは、これはもう自分のレベルでは文句なく秀逸。アンダーステアを感じにくいハンドリングはやはり良い。最近の日本のコンパクトカーってみんなこんな感じなのか？？
　あのゴルフ２GTIより楽しいのではと思わせる部分もある。

何より一番、良いのはビッグスクーターみたいに（乗ったこと無いけどたぶん）快適で静かでリラックスしながらも日本的な狭い道でもストレスフリーでどこまでも走っていけそうな安心感・・・・これはBMWにもロードスターにもない全く別の次元の魅力といえる。

　こんな風に最近とみに、走っていてこれは車ではなく、屋根付きビッグスクーターではないかと思うようになった。
　
　
　そう考えてみると、なんてこと無い、
スクーターよりもさらに安心安全で快適性も高い豪華スクーターとみなすことにより、車はBMWとロードスターの二台だけで、実質的には３台も所持していないと思えば心の負担がグッと？軽く感じてしまうから不思議なもんだ。

いや、まあ実際、維持費も４００ｃｃ以上のスクーターと大差ないでしょ・・・・




・・・・・・そもそもキューブを何で購入したのか・・・・・・



２００２年頃、出始めの頃に日産シーマに乗っていた関係もあり、ディーラーによくオジャマしており試乗する機会も多かったのだが、初めて試乗した時に乗り心地とハンドリングがかなり良かったという記憶が脳裏に刻み込まれていたこと、１０年近く経ってこの車を買う前に再び現車を試乗した時に、M6を使った加速の鋭さに再び感心し、その時点で感じていたBMWの不満（エアコンの効きが弱めで車内温度が上がりやすい、ハンドルやアクセルが重た目なのでこれだけだと疲れた時の運転ではマイナス要因であること）がこの車にはほぼ感じられる要素がないと思ったからだ。

　
　それにしても試乗の威力は凄いですね、、、自分の場合はBMWもキューブも試乗後、数年以上経って機が熟す形で購入に至っているような、、、。BMWも知人の車を借りたのは確か２０００年位でしたので、８～９年近く経過して購入した事になるし、、、、、。

　
　ロードスターはNCでは無いが、約２０年前にレンタカーで借りたNAの記憶が鮮烈だったために頭の片隅にずっとあったのだろう。

試乗するのもほどほどにしとかないと

試乗車が増える度に欲しい車だらけになってしまって

こんな事ではフェラーリには中々、辿りつけないですね（汗）

皆様、この度はたくさんの貴重なご意見ありがとうございました。

現時点ではこういう結論となっております。

皆様のご指摘にあるように

E46を寝かせとくのはかなりリスキーだ（内心、そう思っていました）。


ならばロードスターを冬眠させるのか、、、いやいや、それだけはやっぱりご勘弁。


これじゃ－結局、元の木阿弥じゃ～ないですか(・_・;)





いや、こう考えてはどうかと

・・・つまり

あくまでもキューブと４６はコアな自動車ライフのアイテムでこれを今の自分から外すことは

安全性、信頼性、利便性を総合するとやはり維持しながらしっかり活用する事が本望！

これを維持するのは充実したモーターライフに必須と考えれば必要諸経費であると言える。

つまり文句のつけようがない出費（ということにしておこう（笑））



ならばロードスターはどうするのか、、、

将来、３６０か４３０フェラーリを買うことを考えると、、、どうなのか、、、



いや、むしろ他にあまり金を使わない今の自分にとって最高の趣味と考えた時、

決して高いすぎる趣味代とはいえないのではないか、、、

税金、保険、車検合わせても年間２０万そこそこで行ける。

年間２０万円の趣味と考えれば、距離をそんなに乗るわけでは無いのでOKでしょ！

ゴルフに打ち込んでいる人に聞くとかかる費用は年間５０万円はくだらないという。

ならば、、、余計にオーケー？？


ああっ、こう考えてくるとなぜか凄く気持ちが楽になってきてます。

そんなこんなで、頑張って３台維持し続けたいと思います(^_^;)