2005年06月02日
結局レガシィは廃車になりました。
自分が情けなくてたまりませんでした。
加害者の態度が最悪だったのは、もう諦めます。当時は心底むかつき、怒りくるっていましたが、もういいです。その程度の人間なのだと解釈します。
ただ、自分が情けなかった・・・
初めて買った新車。
長く乗れるように考えて、結婚しても乗れるように、走りと使い勝手の両方を考えて選んだレガシィツーリングワゴン。
当時のセールスさんには本当に迷惑かけたと思います、いつまでたっても買わないから(爆)。
何度も後悔した・・・
あの時、違う道を選べば。
もっと注意して運転していれば。
会いに行く約束なんかしなければ。
おかげで仕事も休まざるを得なくなり、海外からの客先来日のメイン担当からも外れてしまいました。
長い間、リハビリにも行きました。
痛みにも耐えました。
左右から接近する車が恐怖で、運転が楽しめない日々が続きました。
ほかにももっと重い怪我に遭われた方はたくさんいらっしゃると思いますが、それでもきつかったです。
次の車選びですが、親とも相談した結果、次もレガシィにしなさいと言われました。
「あなたはレガシィに命を救われたのだから、次もレガシィにしなさい」
母親がそう言ってくれました。
一時は、ぶつけられても壊れなさそうなハマーか何かにしようかとも思いましたが(笑)。
ブログに書き忘れましたが、予算オーバーにもかかわらずGT-Bに乗っていたので、たまたまサイドエアバックが標準装備でした。
それが作動して、怪我が軽減されたのだと思います。
レガシィは本当に頑丈でした。ハッタリの身代わりになってくれたレガシィに感謝するためにも、次もレガシィに乗ろうと決めたのです。
セールスレディさん曰く
「所長から『買い替え需要を開拓せよ』と言われていたのですが、私はまだ入社3年目。最初にお買い上げいただいたお客様の車検もきてないのに、買い替え需要なんてありえない、と思っていたのに、まさかハッタリさんが最初の買い替え需要のお客様になるなんて・・・」
そりゃそうだ。ハッタリも同じ人から2台もレガシィ買うつもりなかったもん。
不思議なもので、前のレガシィと今の赤味噌号、不思議なつながりがあるんです。
前のレガシィのナンバーが『○△-□×』だったとすると、
今の赤味噌号のナンバーは『△□-○×』なんです。
つまり、並べ替えただけ。
きっと、生まれ変わりなんだなあと勝手に解釈してます(笑)。
ただ、忘れてはいけないのは、この事故があって、次の車もレガシィを選び、B4を選び、2.0Rを選び、ガーネットレッドパールを選び、洗車を怠って赤味噌色に変色させたからこそ(爆)、今の自分があり、知り合えた方々が大勢いらっしゃるということです。
この赤味噌号を通じて知り合えた皆さんとの出会いは、今では本当に宝物です。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
Posted at 2005/06/02 21:00:34 | |
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2005年06月02日
救急車の中で応急処置を受け、救急病院へと担ぎこまれました。
初めて救急病棟に入ったのですが、何か他人事のようでした。
息苦しいことを伝えると酸素マスクが装着され、心電図が取られ、触診され、レントゲンを取られ、額の傷の処置をして・・・
この繰り返しでした。なのに、どこか他人事のようで、まるで幽体離脱して自分を外から見ているかのようでした。
大学病院に担ぎ込まれたので、実習生らしきみなさんの餌食にもなりました(笑)。
正直、アバラは折れただろうなあと思っていました。今夜は入院なのかな?(大袈裟)などと思いながら治療とチェックを繰り返されていました。
すると、
『はい、ハッタリさん、治療終わりましたので帰っていいですよ!』
・・・え?俺、入院しなくていいの??
奇跡的に骨には異常なく、打撲および皮下出血程度で済みました。
でも、根本的な疑問が・・・
「すみません、ここ、どこですか?」
お医者さんに看護婦さん、実習生の皆さんが凍りつきました(爆)
『○×大学付属病院です。』
「・・・って、住所はどこになるんですか?」
『△□市です。』
根本的に愛知県の土地勘がないハッタリ。
「・・・って、家までどうやって帰ればいいんですか?」
『ご親族には連絡されました?』
「したんですけど、自宅が九州なんです。」
・・・もう一度、スタッフの皆さんが凍りつきました(爆)。
その後、おまわりさんにお会いしました。
お聞きして分かったのは、もうウチのレガシイはよっぽど廃車になるだろうということでした。
結局、彼女に迎えを頼みました。
『自宅から近いから、10分で行く!!』
とのこと。
・・・しかし、20分経過しても誰も来ません。
まさか、事故!?あわてて電話すると
『・・・道に迷った・・・』
をひ、自宅から近いんとちゃうんかい!?(笑)
Posted at 2005/06/02 20:40:30 | |
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2005年06月02日
6月2日、それはハッタリにとって非常に意味のある日です。
1年前の今日、私は当時の愛車レガシィツーリングワゴンを失いました。
さっき、そこを通って帰ってきました。
レガシィが突っ込んで新品に交換されたガードレールを触ってこようかとも思いましたが、雨が降っている上にもう真っ暗な時間で、おまけに道幅も狭かったので周囲の安全を考えて通過することにしました。
当時のことを少し振り返りたいと思います。
長いブログになります。完全に自己満足なのでどうぞご遠慮なく飛ばして下さい。
あの日、仕事が終わった僕は、当時喧嘩中だった彼女と話をしようと思い、彼女に電話してから彼女の家に向かっていました。
時々通る裏道を、普通に走っていたのです。
「どんな話しようかな。別れ話になるのかな?」
などと思いつつも、快調に走っていました。
そして、見通しのいい十字路の交差点が近づいてきました。
ハッタリは直進優先道を走っていました。
すると、運転席から見て右側から某コンパクトカーが走ってきました。
あまりにも見通しが良すぎる上に、相手は一時停止の標識とゼブラがあるので、あまり気にせずに交差点に差し掛かりました。
・・・相手が全く減速していないのに気づいたのは、交差点に差し掛かった瞬間でした・・・
相手の車はレガシィの運転席を直撃しました。
とっさにハンドルを切ったのか、それとも衝突の衝撃か・・・レガシィは左に進路が反れ、ガードレールに激突し停止。
相手はこちらの運転席に突っ込んだだけではもの足らず、もう一度レガシィのカーゴスペースに突っ込んで停車しました。
気がつくと、目の前には絶壁のように折れ曲がったアルミボンネットが。
車のエンジンは停止しており、なぜかハザードがついていました。
右斜め前方を見ると、衝突の衝撃で相手の車のバンパーが5mくらい先へ吹き飛んでいました。
運転席側のドアはグシャグシャで、自分の脇腹には痛みが・・・
周りに人がやってきたようでした。
「どうなればこんな衝突するんだ!?」
「おい、一人血を流してるぞ!!」
え・・・血!?相手は自分から突っ込んできて、勝手に血を流してるのか??
と思い相手の車を確認しようとしましたが、相手の顔は確認できませんでした。
フとルームミラーを見ると、額から血を流していたのはハッタリでした(爆)
周りを改めて見ると、ラジエター液が漏れ出していました。
相手は最終的にこちらの後部に突っ込んでいて、その衝撃でガソリンが漏れ出して何かに引火するのが怖かったので、キーをオフにして電装計のスイッチも全部オフにしました。それにより、ハザードが停止しました。
ハザードだけはつけておこうと思い、ハザードスイッチをONにしようとしましたが、2度と点灯することはありませんでした。
どうやらレガシィの最後の機能のようです。
シートベルトを外し、運転席からの脱出を試みましたが、ドアが完全に変形していて開閉不可でした。
そこで、脇腹の痛みを堪えて助手席側に移り、助手席側から脱出しました。
転がり落ちるように車から出たのを、今でも覚えています。
痛みで立てず、そのまま車を背に座り込みました。
ポケットから携帯を出し、彼女に電話して事故した旨を伝えました。
すると、周りにいた方が
「おい、動けるなら自分で救急車呼べ!!」
とのこと。え?呼んでくれたんじゃなかったの??
とりあえず自分で電話して救急車を呼びましたが、
「現在地はどこですか?住所わかりますか?」
といわれても困りますね。何せ目印のない田んぼの真ん中ですから(苦笑)。周りの方に位置を説明していただき、電話を切りました。
その後、職場に電話して上司に報告。しばらくすると救急車がやってきて、救急車で運ばれることとなったのです。
Posted at 2005/06/02 20:27:52 | |
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