エンジンオイル＆フィルター交換 その１

ずいぶん前の話ですが以前はエンジンオイルの交換は上抜きで行っていました。
しかしエンジンをフルオーバーホールした際バッフルプレートを付けたため、それからは下抜きで行っています。
そういえば下抜きでのエンジンオイル交換の整備手帳は書いてなかったのと、今回新たに道具を入手したのでそのレビューも兼ねて整備手帳を書いてみます。
下抜きなのでジャッキアップしてリジットラックに乗せます。
自分はエンジンオイルとデフオイルは同時交換なので前後上げて作業してます。
この後右フロントタイヤを外します。

これが今回新たに準備した道具、ドレンボルト用のレンチです。
これは先端がマグネットになっていて、最初メガネレンチ等で緩めたら、あとはこれで緩めることによって手を汚さずにドレンボルトを外す事ができます。
しかも手で外すとドレンボルトをトレイの中に落っことしてしまう事がありますが、これはそれを防止することもできます。
オイルの中からボルトを探す必要がなくなります（笑）
YouTubeの整備系のチャンネルで発見しました。

使い方はこんな感じです。
ドレンボルトにくっつけてあとはクルクル回していくだけです。
普通ならこれでうまく外れそうですが…
自分のS2000の場合はロアアームバーが邪魔でスムーズに回せません。
しかもドレンが結構奥のため、この道具の長さだと車の横からだとかなり作業がしづらいです。
うーん、次も使うかどうかは微妙だなぁ…

とりあえずボルト外れました。
ボルトも落っことさずに手も汚れなかったのでまあ良しとしましょう。
オイルが排出されるまで待ちます。

ドレンからオイルを排出している間に同時進行でオイルフィルターを交換します。
S2000は上から交換できるので楽な方です。
ただ自分のS2000は油温と油圧センサーを取り付けるため、サンドイッチブロックを付けています。
そのせいでそのままではレンチが振れないため、遮熱板を外す必要があります。

純正のオイルフィルターを外すのに適合するフィルターレンチは79mmのものです。
79.5mmでは適合しないため注意が必要です。

オイルフィルターが外れました。
オイルフィルターを外すとフィルターからオイルがこぼれるので下にトレイを置く事をお忘れなく。
自分のS2000はちょうど真下にロアアームバーがあるので、毎回オイルで汚れて清掃が面倒なんですよね…
オイルフィルターを外したらパッキンの接触面をきれいにふき取っておきましょう。

その２に続きます。