エンジンオイルを交換し、フィルターを分解してみたら
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前登録していた、みんカラにも
新車時のオイルフィルターを分解して
この整備手帳には記載していたのですけど…f(^ω^;
先日、2回目となる
オイルフィルターを交換したので(8,013Km走行時)
再びフィルターを分解して内部の、ろ過紙を取り出し
新車時の物と見比べる事ができましたので
今回の整備手帳は、その報告です。m(__)m
僕が所有しているS2000(AP2-110)は
生産終了間際の2009年4月に新車で購入しました。
それから、4年3ヶ月経って
現在までの走行距離が約8千Kmになります。
( ̄~ ̄)
オイル交換の時期は
サービスマニュアルの記載通りに実施。
年間の走行距離が少ない為、期間を目安に
1年に1回エンジンオイルを交換し
その内、オイルフィルターは
2年に1回のペースで交換しています。
ご覧の画像は、先日
2回目となるオイルフィルター交換したので
そのフィルターを分解した時の画像です。m(._.)m
2
ちなみに
ミッションオイルとデフオイルの方は
現在まで、両方とも2回オイル交換しました。(゚.゚)
そのミッションオイルやデフオイルは
交換時の排出したオイルやドレンボルトを見れば
異物やギアが擦れて発生した金属粉が確認できます。
しかし、エンジンオイルの方は
オイルフィルターの中身を見ないと
そんな金属粉や異物の確認なんて出来ないですよね…
(¨;)
ご覧の画像は
デフオイルを初めて交換した時(3,040Km走行時)
ドレンボルトのマグネットに付着した金属粉です。
金属粉と言っても、細かい粒状ではなく
顔料の濃い、メタリックペイントみたいでした。
(’_’)
3
こちらの画像は
2回目にデフオイルを交換した6,206Km走行時の
ドレンボルトのマグネットに付着した金属粉です。
(゚-゚)
こちらも、細かい粒状ではなく
顔料の濃い、メタリックペイントみたいでしたが
1回目に交換した時より
明らかに、金属粉の付着が少ないです。(゜O゜;)
またデフオイルを交換した時は
同時にミッションオイルも交換しておりますが
ミッションのドレンボルトには
マグネットは装着されていませんので
排出された古いオイルで確認すると
デフオイルの時と同様
1回目より2回目に排出した古いオイルの方が
明らかに、金属粉の発生が少なくなっていました。
(^^ゞ
※ 3回、4回目のデフオイルを交換した時の
ドレンボルトの磁石に付着した鉄粉の状態は
こちらの整備手帳に記載しました↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1370457/car/1056161/5520067/note.aspx 4
そんな事から
新車時のエンジン内部から発生した金属粉は
その後にフィルター交換をすると
どのくらい減少するのか(・・?)
エンジンの「慣らし」にも
関係してくる部分でもありますから
以前から、とても興味がありました。(^_^;)
ご覧の画像は
オイルフィルター内部の、ろ過紙部分です。
フィルター内部では
画像に示したようにオイルが流れるので
外側のフィルター部分で異物が取り除かれます。
(  ̄ー ̄)
また…
フィルター部の、ろ過紙が折り畳んだ形状を見ると
折り畳み方が、全体的に均一な「菊折り」ではなく
部分的に細かく折り畳む「変則折り」です。
でもトヨタの純正フィルターのような
かなり特殊な折り方(特許)ではありません…
ヒソヒソ(  ̄∀(・。・;) ナニナニ?
5
ちなみに…
今回、分解してたオイルフィルターは
ご覧の画像にあるホンダ純正品
品番15400-PCX-004(外径79mm)の物なんですが…
一般的なフィルターより外形が大きいです。(゚m゚;)
※画像には、フィルターの大きさを比較する為
ZZで使用している一般的な外形65mmの
SR20DE用オイルフィルターを置いてみました。
ホンダカーズのメカニックさん曰く…
このオイルフィルターは
現在、S2000ぐらいしか使用されておらず
実質、S2000専用のオイルフィルターみたいです。
(゜O゜;)
またS2000の純正パーツカタログで調べても
この品番のフィルターしか記載されていません。
なので、旧ホンダベルノ以外のホンダカーズで
オイルフィルターを交換する場合
この品番の15400-PCX-004を指定しない限り
いろいろなホンダ車に流用されている、外径65mmの
一般的なオイルフィルター(品番15400-RTA-003)を
S2000にも取り付けするみたいですよ。(;゜゜)
しかし、S2000専用のオイルフィルターと言っても
一般的な物より外径が大きいだけで
内部構造は、そんなに特殊でもはなく?
構成パーツも、個人的な印象は
安い社外品と、ほとんど同じようにみえました。
まぁ…
フィルターの外径が大きくなれば(65mm→79mm)
エンジンオイルが若干多く入って
ろ過紙の面積を、大きくできるメリットはありますが
(^_^;)
あと、このオイルフィルターを交換する時に必要な
79mmの「フィルターカップレンチ」は
かなり特殊なサイズらしく…(;¬_¬)
ホームセンターやカーショップにはもちろん
ストレートやアストロの工具専門店にも無かったので
結局、ディーラーで
画像の79mmフィルターカップレンチを
取り寄せて頂きました。(´▽`)
※79mmフィルターカップレンチ(専用工具扱い)
品番07912-6110001 2,824円
又はKTC製でも79mmフィルターカップレンチあり
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こちらの画像は
以前登録していた、みんカラにも掲載しましたけど…
(o_ _)ノ彡
新車時に取り付けてあった、オイルフィルターを
4,580Km走行時に、初めて交換して
その取り出した、新車時のフィルターを分解
内部の、ろ過紙部分だけ取り出して撮った画像です。
(◎o◯;)
ご覧のように、ろ過された内側には
金属粉などの異物は付着してませんが
外側の方には、エンジン内部から発生した
金属同士が擦れて発生した、細かい金属粉が
付着しているのが確認できます。
これが、2回目にオイルフィルターを交換した時
この付着した金属粉が
どのくらい減少しているのか?(。・_・。)
逆に、エンジンの調子が悪くて?
異物や金属粉が、更に増えているかも知れないので?
結構、興味津々です。(^人^)
7
それで、こちらが
先日、エンジンオイルとフィルターを交換した時
取り出したオイルフィルターを再度分解して
内部の、ろ過紙部分だけ取り出して撮った画像です。('◇')
走行距離は、8,013Kmで
前回のフィルターを交換してから
3,433Km経過してますから
前回交換した(4,580Km)時と
全く同じ使用頻度ではありませんけどね…(-.-;)
でもご覧のように、外側部分には
金属粉や異物の付着は、全くなく
内側と比べても、ほとんど変わりありません。
(O.O;)
と、言う事は…
新車時から4千Kmぐらい走行すると
エンジン内部の擦れ合った金属粉は
ほとんど発生しなくなる…と言う事でしょうかね?
(^~^)
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こちらは、再び
新車時の、ろ過紙(外側)の画像です。
よく見ると、ろ過紙の折り目部分に
沢山の金属粉が付着しているのが興味深いですね… (;゜゜)
大きな異物が付着してますが
これは、分解した時の破片です。
S2000を新車を購入してから
1ヶ月後に1000Km点検の案内が来ましたが
その時、内部を清掃する意味でも
オイルとフィルターは交換した方がいいかなぁ?
なんて、思っていましたが…
このように
実際に、ドレンボルトやフィルター内部を見てみると
はたして、1000Kmぐらいの走行で
内部の金属粉が全て排出できるのか?
ちょっと疑問に感じました。( -"-)
サービスマニュアルや取説を読んでも
1000Km点検時に、オイルやフィルター交換の指定は
全く記載されてませんしね…
まぁ…
そんな事を気にするより
今後、新車を購入する機会があるのかが?
めちゃくちゃ疑問なんですけど?? (;゜゜)
以上…
エンジンオイルを交換しフィルターを分解してみたら
…でした。m(__)m
※サービスマニュアルとパーツカタログの情報は
下記の関連情報URLに記載しております。
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