CST ZERO-1 DAMPERTEにTEIN EDFCを取り付ける
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
今、BNR32には CST ZERO-1 DAMPERという車高調が付いているのですが、TEINのものではありませんので、当然そのままではEDFCを取り付けることができません。
が、結論から言いますと、あるパーツを追加するだけで無加工で取り付けできましたので、ここに記録しておきます^^
2
これは左リアのCST ZERO-1 ダンパー取付部です。ダンパーシャフトトップにあるツマミを調整することで、減衰力調整ができるタイプで、フロント側も同様です。
ダンパーシャフトのトップ外周部のネジサイズはM10の1.25mmピッチでした。購入したEDFCはM12の1.25mmピッチタイプですので、そのままではサイズが合わず、取り付けすることができません。
3
ダンパーシャフト先端のツマミ内部がどうなっているかというと、写真のとおりです。
先端に小さなイモネジが入っており、それの六角穴に、ツマミと一体となった六角レンチ部分が刺さる構造です。
六角穴サイズは3mmですので、ちょうどEDFCの先端サイズと同じでした^^
一方、ネジピッチは0.7~0.75mm位のようで、一般的な3mmイモネジ(ホーローセット)標準の1mmピッチ品は、流用できません。
4
ダンパーシャフトのトップにM12サイズのアクチュエーターモーターを取り付けるために、M10/1.25mmピッチネジをM12/1.25mmピッチネジに変換するアダプタを準備しました。
1個あたり210円で、4個分用意しました。
5
このネジ変換アダプタをダンパーシャフトトップに取り付けます。
これで、M12/1.25mmピッチネジになりましたので、EDFCを取り付けることができるようになります。
6
調整ツマミ(六角)の長さと、EDFCのアクチュエーターモーターの調整ロッド(六角)の長さが異なれば、当然どこかで調整をしないといけません。
外側ネジピッチが1.25mmで、内側ネジピッチが約0.7mmピッチなので、モーターアクチュエーターのねじ込みの再、気をつけないとモーターに無理な力が掛かってしまいますので、ゆっくり確認しながらねじ込んでいきます。
すると、偶然なのかどうか判りませんが、何の加工もなくボルトオンで取り付けができてしまいました^^
CST ZERO-1 ダンパーは15段調整式で、60°/段なので、最弱=15段戻しには900°=2回転半戻しが必要です。
EDFCは2回転=720°までなので、0段戻し(最強)~12段戻し(EDFC最弱)の範囲の調整になります。15段戻しには3段分足りませんが、ここは割り切ることにします。
7
配線は車の四隅からとなりますので、
助手席/後部座席のシートの取り外し
フロアカーペット下配線
フロントタイヤ外し
フロントインナーフェンダーめくり
配線引き込み
などで結構手間が掛かりましたが、最終的には綺麗に配線でき、スッキリ取り付けることができました。そして、コントロールユニットは、ココにしました。
これで運転席からボタンひとつで減衰力変更できるようになりましたので、サーキットでピットインせずとも即トライできるようになり、非常に楽しみです^^
なお、BNR32にEDFCを取り付けする際、フロント側はボンネットとのクリアランスが非常に狭く、製品情報にもボンネットインシュレーターに干渉する恐れがある、とのことでした。確認したところ、確かにギリギリでした。
アクチュエーターモーターを取り付けた状態で、ボンネット上から手で押さえてみたところ、ボンネットがベコベコできるくらいのクリアランスはありましたので、接触することはないようです。
http://www.youtube.com/watch?v=IftPAatjCCs&feature=youtu.be
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