リアデフオーバーホール

リアデフからの騒音（異音というほどでは無い）解消のため、オーバーホールすることにしました。

費用はかさみますが、以下全て新品交換！
・ピニオンギア/リングギア
・ピニオンベアリング
・サイドベアリング
・NISMO LSDリペアパーツ ディスクキット（8k）
・リングギアのボルト
・その他ショートパーツ

騒音の原因は、恐らくベアリングの傷付きだろう、という事でした。

取り外したベアリングを確認すると、ピニオンシャフト支持の２つのベアリングとも結構線傷が多く、2018年2月に交換したサイドベアリングの方も、若干線傷が入ってました。

OH前の単体デフチェックで、コンパニオンフランジの回転手応えには僅かにゴロツキを感じてましたので、ここのベアリングがもし28年ものであれば、まぁ仕方がないかなぁ、という感じです。

サイドフランジの回転手応えはスムーズで、特に問題は感じてませんでした。

LSDオイルはGulfプロガード85W-140 GL-5。鉱物油ベースで最安の部類ですが、油温管理と交換頻度でカバーしようと思います。まずはならしですね。

デフの取付は取り外しの逆手順、ではありますが、こんな感じで取り付けしました。

デフ玉をジャッキに乗せて走らせると、落っこちそうだったので、養生用にボロマット敷いて、まずは車体下にデフとパンタジャッキをセット。

パンタジャッキを上げつつ、先端部に木片を積み上げていき、更に高さを上げ、適当な高さでパンタジャッキ⇒フロアジャッキに乗せ換え。

デフを転げ落とさないよう、バランスに気をつけつつ、更に高さを上げていく。

デフ後方のボルトをメンバーの取付穴に近づけていきます。

メンバー側の取り付け穴にボルトを慎重に押し込み、ナットをかけることができれば、一安心です。

デフ前方をブラケットで固定してしまえば、あとはのんびりデフ上のアテーサ固定や車速センサー、アース線類を取り付け。

ということで、無事デフを搭載することが出来ました。
デフの中身はほぼ新品状態になっているので、駆動系全て組み付け完了後、地上に下ろす前に車軸を回し、初期馴染みさせておきます。