多数のシャランオーナーが鈴鹿を目指した11月の某祝日。あすかるは、初めてシャランと中部地方に遠征してました。
今回の目的地は、犬山です。
早起きして8時出発予定でしたが、前々日が徹夜勤務だったのでちょっと寝坊して9時半出発に。それでも目的地まで250キロ。昼には着くだろうと余裕こいてましたが、西宮北~宝塚でまさかの事故渋滞。
出発から2時間経過して、兵庫を出れないなんて…しかも吹田、京都と断続的に渋滞が続き、1時半頃に不本意ながら加賀SAで昼食となりました。
その後は渋滞もなく、岐阜を抜けて小牧ICへ。なんとか3時過ぎに目的地に着きました。
今回の目的地
「お菓子の城」
事前のリサーチ通り、工業団地の一角に突然出現するお城。
なかなか壮観です。
事前調査で、パラダイス要素の強いスポットだと感じてましたが、行ってみると意外にお客さんも多くて、子供達は大興奮でした。
入場料を払って、まずは体験教室へ。
色々とありますが、今回はお姉ちゃんの希望でクッキーつくりをすることに。
生地はバニラ(白)、チョコ(黒)、ストロベリー(桃)の3色から選べます。
うちは、バニラとチョコを一つづつチョイス。

こんな感じで生地を伸ばして、型でクッキーの原型を作っていきます。
他のテーブルでは、20代くらいの女性グループなんかが型を使わずに、ナイフでピカチュウやドキンちゃんを上手に作ってはりました。
家族連れが他に5~6組いましたが、どこもお父さんが真剣にクッキーを作ってます。
無駄に凝っちゃうんですよね。
焼きあがると、こんな感じです。

小さい型ばかり子供が使うんで、ゴチャゴチャ出来上がりました。
このあと、フリードリンクを飲みながら、焼きたてクッキーを楽しめます。
(もちろん、袋に入れて持って帰れます)
クッキー体験の部屋から移動すると、バイキングの部屋を見つけました。
渋滞さえなければ、ここで焼きたてピザを楽しめたのに・・・
子供たちも、作り放題のパフェが楽しめなくて、残念そうでした。
続いては、女性に大人気のコーナー(?)です。
ドレスレンタル。
うちの子供も、七五三以来のドレスにテンション↑↑です。

館内のあちこちで、写真を撮りまくります。
でもコンデジだと映りが暗いですね。
嫁さんにデジイチの必要性を訴えましたが、あえなく却下されました(泣)

場内は借りたドレスのまま、ウロウロできます。
ここの通路は、脳に残留するタイプのテーマソングと、壁から聞こえる「ありがとう」の声に囲まれて、かなりのパラダイス感を味わえる場所です。
ブログの感想で「怖い」「気持ち悪い」と書かれる事が多いようですが、個人的には興味深いエリアでした。

このエリアは、砂糖菓子で作られた世界の名所や人形なんかが展示されています。
閉館20分前だったので、他に誰もいませんでしたが、展示数も多く意外に見ごたえがあります。
行くまでは「子供だましの施設やな」とたかをくくっていましたが、お菓子の城、なかなか面白いスポットです。
最後にマスコットキャラで記念撮影。

また、改めてじっくり来たいと思いました。
子供たちは「絶対に、次も来る。明日も行きたい」と絶賛です。
夜は嫁から「うなぎ!」とリクエストがあったので、ウナギ屋さんへ。
お菓子の城から、車で5分ほどの「うなぎの大安」さんに行きました。
メニューはうなぎ料理ばかりでシンプルですが、そのなかから鰻丼2段をチョイス。

普段食べるスーパーの国産ウナギとは別物で、フワフワ食管に炭火焼の香ばしい香りが口いっぱい広がります。
ここまでで、中部遠征は家族に好印象を残したと確信しました。
夜は犬山城近くの「サンパーク犬山」へ。
昼間の疲れで、11時ころには全員深い眠りに落ちてました。

愛知で撮れた、唯一のシャラン。サンパークの駐車場です。
二日目は、快晴。最高の秋晴れです。
シャランには駐車場でお留守番をしててもらい、電車で移動。
今日の目的地は犬山のお隣。岐阜県は各務ヶ原市です。
犬山遊園駅まで歩いて移動するときは、あすかるのテンション↑↑でしたが、駅の券売機に並ぶ人だかり。
ちょっと嫌な予感が漂い始めます。
なんとか切符を買ってホームで電車を待つと、周りには人人人。
家族連れから高齢カップルまで、多様なグループがいっぱいです。
ほどなくして到着した電車は、「通勤ラッシュか!」と突っ込みをいれたくなるくらいの満員すし詰め。
みなさん、目的地は同じようで・・・
ダイヤ通りなら10分ほどで着くはずが、先行列車の遅延で遅れまくり、20分ほどかかって三軒屋駅に到着しました。
ここもホームには人が溢れていて、列車からホームに降りるのも一苦労。
これじゃ、電車も遅れるはずです。
ホームに下りても改札までなかなか進まず、人の流れに身を任します。
渋滞や混雑が大嫌いなアスカルですが、こんな状態を我慢したのは頭上で聞こえるジェットの轟音。
そう、「2013岐阜基地航空際」これが、今回の真の目的地でした。
駅から基地まで30分の混雑に耐え、基地内でもセキュリティチェックにまた30分並び、ようやくエプロンに近づくころには、ブルーインパルスの搭乗が始まってました。

地平に見える景色は、ひたすら人だけです。
会場入りが遅くなったのですが場所がよかったのか、頭上で華麗に舞うブルーインパルスを堪能できましたが、お姉ちゃんのテンションは↓↓。
人ごみに疲れて、ジェットの轟音にビビッてしまったみたいです。
妹は、バーティカルキューピッドの演技に感激してました。
突き抜けるような晴天と、風がなく最高の演技日和に行けて、あすかるは大興奮。

テンション下がり気味の子供たちをつれて、広いエプロンをウロウロします。

まずは、ハンガーの中にいるF-2と。

こちらは、T-2CCVです。家にプラモがいくつかありますが、実機を見たのは初めてです。

あすかる大好きなファントム。こいつは偵察型のRF-4。反対側のハンガーでもF-4EJが展示してあったみたいなのですが、人ごみで近づけませんでした。

今のところ岐阜基地でしか見れない、XC-2。
となりにKC-767も展示してありましたが、かなり大きな機体です。

岐阜基地名物、異機種大編隊です。全国の基地際でも、輸送機、練習機、戦闘機が編隊組んで飛ぶのは、ここでしか見れません。
ブルーの演技と共に、あすかるのお目当てでした。

なんかよく分からない車両ですが、シャランの次はこれに乗り換えよっかな。
にょきっと出たアンテナが、いい味だしてます。
たっぷり航空ショーを楽しんだ帰りに、犬山遊園で綺麗な紅葉を見つけました。
さらに、成田さんの参道で子供から「立派なお寺は、素通りしていけないから、お参りする」なんて、年寄りみたいなことを言われて、立ち寄ることに。

確かに立派な山門です。
16時ごろに犬山を出発して帰路に着きましたが、帰りも渋滞渋滞。
小牧ICまで1時間半かけて、暗くなるころにようやく高速へ。
帰りは渋滞情報を信じて新名神回りで帰りましたが、それでも大津~京都の渋滞に巻き込まれて、家に着いたのは22時過ぎ。
渋滞と混雑に翻弄された二日間でした。
でも、来年も行きたいなぁ。(鈴鹿と被らないと嬉しいんですが)

帰りのSAでパチリ。