♪寒い~夜だから~
なんて歌を聞きながら、彼女とドライブしてたのはいつの事か・・・
最近は一人で聞いてます。
さてさて、今年も寒い冬本番です。
あすかる号は1月中旬が登録日なので、3年目を迎えると「車検」なる儀式がまってます。
一応、前回の給油口の不具合時に、修理してくれたディーラーで「車検は頼むつもりだから」と言ってたんですが、12月に入っても検査が上kれる1ヶ月前になっても音沙汰が無い。
これはディーラーに「嫌われてるな」としか思えないので、シャラン君も初回車検から持込で通すことになりました。
まぁ、毎年何かの車で検査場に行ってるんで、嫌じゃないんだけど・・・寂しいです。
さてさて、自分で受検すると決めたからには準備です。
今までの経験上、前日に準備するとろくな事がありません。
足りないパーツに見つかる不具合・・・
今回も余裕を見て、前々日に準備(整備)をすることに(爆)
このあたりが、夏休みの宿題は8月30日に頑張るって気質が出ています。
とはいえ、初回車検で整備するといっても、ほとんどがチェックだけです。
いつ起きてもおかしくない球切れや、ワイパーの劣化さえ気をつけていれば大丈夫(だと思います)

まずは、忘れがちなこの2品をホームセンターで購入。
ウォッシャー液は、シャランの場合だとライトからも盛大に噴射するので、使用量もハンパ無いです。
前回はいつ補充したのか覚えていないので、念のために補充しておきます。

非常発炎筒は、忘れがちなアイテムです。
使用期限が次回の検査期間を超えないとだめらしいですが、今回は電池式のLEDタイプにしました。
ワイパーブレードは去年交換したので痛みなし。
雨上がりからはじめた作業のため、家での作業はここまで。
続きは、移動してショップです。
やって来たのはガソリンスタンド。
オイル交換を依頼します。

今回選んだのは、モービル1の0w-40
なんだかんだで1万円弱です。
自宅で出来なくもないけど、量販店で購入しても6000円くらいするし、「外車だから工賃は倍」とか言われるんで、軽でも外車でも同じ単価で交換してくれるGSを重宝してます。

こんな感じで、トローリと注入。
ちなみに交換したオイルは真っ黒ドロドロでした。
いいオイルを入れても、直噴エンジンは黒ドロになります。
どこかのディーラー営業さんは「安いオイルを入れると、黒ドロで出てくるんですよ。あおのディーラーのオイルは怪しいですから(笑)」なんて、他ディーラーをけなしてましたがTSIエンジンの宿命です。
作業2日目は、エンジンルームの点検です。
交換、補充したエンジンオイルやウォッシャー液の確認、LLCの量、ベルトの張りを見ますが、何も異常はありません。
検査には関係ないですが、エンジンルームの掃除をすることに。

エンジンカバーを外して洗ったり、ホース類を拭いたり。きれいになると、なんか調子も良くなった感じがします。
エンジンルームで最大の整備がエアフィルターの点検・交換です。
今回は手配が間に合わなかったので、取り出したフィルターをエアーで吹いて掃除だけにします。
それにしても分厚いフィルターですね。
国産車の2~3倍はあります。

外すのはT25のトルクス6~7本で止まっているので、クリップ留めの国産車と比べると外す時間も2~3倍はかかりますが(笑)
エンジンルームはこんなところで、タイヤとブレーキもチェックします。
ジャッキで上げて、ホイールを外してブレーキを目視確認。
ホントは、キャリパーを上げてブレーキパッドの状態も直接確認したいのですが、13mmスパナが2本必要です。残念ながら組スパナが行方不明で見つからなかったので、作業は断念しました。このあたりが前日作業の悲しい点です。

ドライブシャフトブーツの破れなんかは、手鏡で確認するのですが、こんな風にデジカメを使っても確認可能です。
最後にタイヤのエアチェックをして、おおむね終了です。
このときに、あすかるは見てはいけないものを見つけちゃって、顔が青ざめました。
結果的には、検査に影響なかったので、ホッとしましたが。
検査場や検査官によって指摘されたりされなかったりしますが、ホイールボルトのキャップは外しておいた方が無難です。
また、ルームミラーにかぶせ物(ワイドミラーやレーダーミラー)をしていたり、フロントウィンドーへの貼り付け物(お守りとかマスコット)は外しておきましょう。
シートは7席をセットして、後席のシートベルトはセットしておけばスムーズに受検できます。
さて、いよいよ受検です。
検査に必要な書類は、こんな感じ。
最近の車はリサイクル費用を購入時に支払うので、検査時の確認は無いみたいです。
いつもの事ながら、ドキドキしてラインへ入場。
前が大きい車だと、様子が分かりづらいのですが、いきなり検査官が訪問。
どうもライン構成が変わったみたいで、最初に灯火類と車体番号の確認になったみたいです。
続いて排ガス検査とサイドスリップ。
ここまでは問題なくパスしますが・・・
光軸検査で左右共に×
こんなのはじめてぇ~
などと心で叫びながら、下回りやハンドルテスト。
結果、ライト不良で検査に落ちました。
とはいえ、同日内なら2回まで再検査(3回目からは別料金)できるので、すぐにテスター屋さんに走って、光軸調整してもらいます。
検査官からは「左にずれてるよ」と教えてもらいましたが、テスターにかけると上にも少しずれてたみたいで、若干右下向きに調整してもらいました。料金400円也。
検査場に戻ると、ラウンド間の休憩タイムみたいで、長い車列になってます。
ふと隣をみると、なかなか年季の入ったダンプトラック。

こんなナンバーでも受検できるんだと、ちょっと驚きましたが無事に検査合格してたみたいです。
ちなみに前のエスティマは下回り検査で、検査官に呼ばれて車体確認してました。
たぶんドライブシャフトブーツの破れか、オイルにじみでしょう。
テスター屋さんで調整の甲斐あって、再検査ではばっちり○が出て、合格の検認をもらいます。
これをもって、再度窓口に提出すると・・・待望の新車検証がもらえます。

この検査シールを自分で好きな場所に貼れるのが、ユーザー車検最大の喜びだったりします。

今回は助手席寄りの上端部に貼りました。
これから車検を迎えるオーナーさま
ユーザーも選択肢に入れられては?
さてさて、検査前日に発見した「見ちゃいけないもの」。
何だと思います?
実は、タイヤのサイドウォールが膨らむピンチカットと呼ばれる状態でした。
縁石とかに当てた記憶もないのですが、トレッドの横がぷっくり膨れています。
とりあえず近くのオートバックスやタイヤ屋さんに聞いてみましたが、時期的にスタッドレス在庫ばかりでサマータイヤの17インチ225は在庫切ればかり。
仕方がないので、検査時に指摘されれば諦める前提で、タイヤを後輪に移動すると共に空気圧を2.4→2.1に落とします。
こんな努力(というか小細工)が実を結んだのか、今回の車検では指摘される事はありませんでしたが、走行自体が不安なので交換タイヤは手配中です。
規定だとベルトが出ていたり、溝が磨り減ってなければ検査には通るんですが、ピンチカットはどうなんでしょう。
(この記事を読んでピンチカットタイヤで受検して、検査官に指摘されても責任は持てません。危ない状態なので、早めに交換しましょうとしかいえません)