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2017年12月31日 イイね!

ようやく3.0R Spec.Bにご対面

ようやく3.0R Spec.Bにご対面 迷いの森をいくつも抜けて、ようやくBL/BP型レガシィ 3.0R Spec.Bを探す事にしたアスカルです。

 並行して探していたレジェンドやパサート、ゴルフGTIを諦め、レガシィ探しの旅に出ました。

 前回も書きましたが、レガシィの中でもこのグレード、なかなかマニアックでタマ数も多くありません。
 同じEZ30Rエンジンを搭載する「普通の3.0R」グレードか、C型から設定されたAT車なら、そこそこ見つかるんですが、6MTにこだわると狭き門にぶち当たります。

 まずは、中古車情報サイトで相場観をチェック。
 17年11月末時点で、全国に14台くらいが売りに出ています。
 相場としては車両価格が30万~150万と幅があります。
 これは、10年落ちで基本評価が0のところに、走行距離とか装備で販売店が付加価値を押し出して値付けしているからでしょう。安い車両は保証が無いし、高いものはお小遣いで買えるものではないので却下。

 では本命の個人売買。
 出品台数では右に並ぶサイトは無いと言い切れる、天下のヤフオクを検索します。
 
 ・・・ありません。

 過去相場を調べても、月に1台の出品があるかどうか。
 1円売りきりとか、適当な値段で出品されれば落札されて記録も残っていますが、強気の価格で出品されたり、画面越しにも怪しい空気がプンプンしている車両だと落札者無しで更新されてしまうので、早めに履歴から消えてしまいます。
 ただ、ヤフオクでも希少車になっている事は確認出来ました。

 ヤフオクで見つからない場合に、どうするか。
 一応、メルカリとかジモティーなんかもチェックはします。
 ですが、当然見つかりません。

 アスカルの物欲ボルテージだけが上昇します。

 でも見つからない。

 ジレンマに悩むこと数日。
 ついに裏技に手を出してしまいました。

 詳しくは書けませんが、無事に手放そうとしているオーナーさんと連絡が取れ、個人売買に至りました。
 前オーナーさん、ありがとうございます。


 前オーナーさんの主観で書かれた状態メールと、数枚の画像ファイルのみで購入の検討をすることになりましたが状態は悪くないと判断して金額の提示をし、納得できる額にて譲っていただきました。

 支払いも済んで車両を引き取る段取りになりましたが、車両は岩手に保管されており、アスカルが済む兵庫までは自走か積載車に積んで運搬する必要があります。
 距離があるので、業者に運搬してもらうといくらくらいかかるのか調べましたが、岩手~兵庫の運送価格は約80,000円くらいとのこと。
 自走で運ぶと、新幹線で移動するのに約25,000円、高速代が約10,000円、ガソリン代が12,000円くらいで50,000円弱で済みそうです。
 状態の分からない中古車で1,000km超のロングドライブはリスキーでしたが、これも経験とばかりに自走を選択します。
 
 引き取り時期が遅くなると降雪で走れなくなるので、11月の金曜日に午後から休暇をもらって岩手まで引き取りに行くことにしました。
 もちろんレガシィを買ったことは家族に内緒なので、嫁には「この日は遅くなるから、先に寝てて」と危ない言い訳を残し、姫路から新幹線で東京へ。東京に着くと、すぐに東北新幹線に乗り換えて岩手へ向かいます。徹夜ドライブが控えているので、沿線の景色を楽しむ事も無く、ひたすら眠りに就きます。

 待ち合わせの駅で前オーナーさんと合流し、初めてレガシィとご対面。
 外装に目立つ傷はなし。
 エンジンから変な音はしない。
 マフラーは社外品だけど静か。
 アイドリングで室内に振動はない。
 内心「外れじゃ無さそうやな」と思いながら、書類やキーを受け取ります。
 
 駅前で前オーナーさんと別れて、ここからは一人で兵庫まで走って帰ります。
 リミットは、嫁が起きる翌朝午前6時。
 レガシィにはナビが無いので、事前に用意したスマホ用充電ケーブルを挿して、カーナビアプリに頼ります。
 
 見知らぬ土地で、注視できないスマホ画面の指示に従い東北道のインターを目指すこと30分。
 同じ交差点を2回通過したり、ガソリンスタンドで焦ってクラッチを離してエンストしたりと冷や汗をかきながら、なんとか高速にたどり着きます。
 あとは夕食を食べたり、お土産を買ったりしながら、東北道~磐越道~関越道~北陸道~舞鶴若狭道~中国道を経由し、なんとか自宅にたどり着きました。

 初めてのEZ30Rエンジンの印象は、「よく回るなぁ」って感じです。
 3,000ccとは思えないほど、高回転域が気持ちいいエンジンです。
 基本的に高速道路は6速に入れっぱなしで走れるんですが、あえて3速にシフトダウン、そこから踏み込んで4速→5速にシフトアップすることで、「ちょー気持ちいいーー」時間を楽しめます。

 途中休憩を入れて12時間近いドライブで、走行距離は約1,100km。
 福井くらいまで帰ってきた時に雨が降り出して、ペースも上がらなかったので目標の6時には間に合いませんでしたが、嫁にバレることなく帰宅できました。
 (その数時間後に、庭に停まっているレガシィに気付かれ購入した事がばれましたが)

 ロングドライブにも疲れず、雨でも安定した走りを見せてくれたレガシィくん。
 なかなか期待できるサブカーになりそうです。

Posted at 2017/12/31 10:27:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | レガシィ | 日記
2017年12月01日 イイね!

レガシィにたどり着くまで(後編)

 レガシィのMTを買うぞ!

 というところまで、迷いの森から抜け出たアスカルです。


 しかし、新たにレガシィという奥深い迷路に引きずりこまれました(笑)


 スバル レガシィ 
  車好きでなくても、聞いたことある名前だと思います。
 最近はレヴォーグなんて格好いい名前に改名しましたが、車種としてはセダンとかに名前が残っています。

 トヨタや日産、ホンダみたいに売れ筋のミニバンを作っていないスバルにとって、屋台骨を支えている車です。
 現行車は、セダンのレガシィB4と、少し車高の高いレガシィ アウトバックの2種類ですが、前の型まではレガシィ ツーリングワゴン(こいつが今のレヴォーグ)なる看板車がありました。

 まあ、アスカルのお小遣いで選ぶ車なんで新車など検討できる訳もなく、先代になるBM/BR型かその前のBL/BP型が対象になります。昔乗ってたBE/BH型はさすがに古いので、今回は対象外です。
 
 予算が乏しいので、どれでも選べるもんではないですが、新しい型のBM/BR型だと初期型しか射程圏に入りません。
 また、この型からMTグレードが2,000ccターボに限定されるので、探す上では制約になります。
 そもそも先代のBL/BP型に対して大きくなったボディがどんなものなのか、気になるところでもあります。
 という事で、仕事帰りにスバルの中古車販売店へ寄って見せてもらいました。
 伝統を捨てて窓枠付になったドアや、グリップタイプのドアノブは良かったんですが、広い室内はフーガを思い出し、洗練されたインパネデザインには「やる気」を感じにくいと思いました。
 また、お店のスタッフさんの話しでもMT車はあまり出ないこと、大きくなった分だけキレが無い印象であった事を聞いて、候補車の中でも順位がぐっと下がりました。

 対して、BL/BP型は初期型の販売から10年以上が経過していることもあって、中古車自体は簡単に見つかります。
 最近の車は、同じボディにエンジンは排気量違いが2種類、ミッションは共通(AT)のみで、グレード=装備差って分け方が多いんですが、この頃のレガシィは違います。
 2つのボディ(セダンとワゴン)に車高の高いワゴンであるアウトバック、そこに2,000ccのSOHC、DOHC、DOHCターボ、3,000ccの各エンジンを積んで、さらにエンジン毎にATとMTが設定されます。
 新車の頃はそれなりに値段差もあるのですが、中古で10年落ちにもなると値段差はかなり小さくなっていまい、程度や装備で個体を選ぶ感じです。
 これが、レガシィの奥深い迷路です。
 

 今回アスカルが狙ったのは、当初は2000ccターボのMT車でしたが、途中で気付いてしまいました。
 「これって、普通の車選びになってるやん」
 シングルターボ化されたとはいえ、以前乗っていたBE5と同じEJ20エンジン。
 安い車なら、怪しいECUかサブコンでブースト上げて、変なキノコ型エアクリに太いマフラー入れてハイグリップタイヤをグリグリしながら一般道を走り回っていた可能性が高いです。(全部、自分が通った道ですから)
 
 自分が欲しかった車は、こんなん違う。
 もっと大人の走り方やったはずや。
 
 そう気付いたアスカルに、すっと目にとまるグレードがありました。
 3.0R Spec.B
 レガシィがスバルのフラッグシップであるべく、新開発の3,000ccエンジンを搭載して、途中追加されたグレードです。
 元々はBE/BH型レガシィに搭載すべく開発されたエンジンですが、それをリファインして新たにEZ30Rなる形式名を得たとか、B型BL/BPに追加された時は6MTグレードだけが設定されたとか、6MTの設定はB型~D型の3年間だけで6年も販売された4代目レガシィの中ではレアグレードの一つだとか、エピソードの1つ1つが心をくすぐります。

 なんだかんだいって、探しやすいMT車を求めてレガシィを探していたのに、最大派閥のターボ系ではなく少数派の3.0Rを捜すという苦行を選んでしまったのです(笑)

 まあ、SVXを5MT化できないかとか色々思い悩んだ20代の頃を思い出し、ようやく当時求めていたものを探せるんだと思えば、苦行も快楽だったのかもしれません。

 かくして、マニアックグレード探しの旅に出るわけです。

 
Posted at 2017/12/01 00:10:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | レガシィ | クルマ

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