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おかめいんこのブログ一覧

2008年10月01日 イイね!

物理と金融の法則

車ネタ以外はあまり書かないおかめだが、そこそこ暇なのと世間が大変なことになってるらしいので書いてみます。

物理には色々な法則がありますね、質量保存の法則、エネルギー保存の法則、見かけ上は変化があったとしても、グローバルに考えるとトータルは変わらないと言う法則です。
例えば水がコップに100g入っていて、暫く置いておくと減っていきますよね、質量が減ったように思いますが、蒸発し大気中に質量が移動しただけで、この宇宙から水が無くなった訳ではありません、地上でボールを手で転がすとその一定方向への運動エネルギーは徐々に小さくなりやがて止まります、このエネルギーは重力下では設置面との摩擦により熱エネルギーに変換されてます。
物理学の世界では形を換え、方向を変えたりで物質やエネルギーは普遍のものです。

根っからの物理人間である私には金融の法則は勉強不足なのかさっぱり理解できません(汗

やれ、株価が変わると時価総額大幅減だとか、土地の価格が変わると含み損がとか、さっぱりです。
お金って増えたり、減ったりするもんなんでしょうか?
では、見かけ上の話にすると判りやすいかも?

物理の世界でも上記のように殆どの現象は見かけ上は減って行きます、自然と増える質量やエネルギーはあまりありません、それは物理上の位置が高い物が見かけ上は殆どだからです、高いものは低い方へというのは物理上でもありまして、固体は液体にそして気体に最終的には宇宙空間では分子レベルまで拡散します、運動エネルギーも見かけ上静止するのが地球上では低い位置となります。

お給料が出ると労働対価としてお金になります、皆さんの殆どがこの時お金に関しては高い位置だと思われます。
そして、食料品を買ったり、家電を買ったり、本を買ったり生命保険や家賃を払ったりするでしょう。
食料は運動エネルギーとなり労働へ転化されますので判りやすいですね、家電や本は生命を維持する為の器具から娯楽で脳を健康に保つなどで実際は転化されてますが、買ったときからそのものの価値は殆どありません、家賃も生命保険も通常生活でほぼ必要なもので労働する為に必要な健康維持に使われてると考える事が出来ます。
つまり私たち小市民レベルではお給料で出たお金の殆どを労働のエネルギーとして転化しているのです、決して消費ではないのです、文字通り労費です、え!文字が違う(笑
で、見かけ上に戻りますが給料日前にはお金が減っていますよね、でも物理の法則よろしくまた給料日にはほぼ同じ位置まで回復します、小市民規模では物理の法則はお金にも当てはまるようです。

ですが、この中にも落とし穴がありましたね、生命保険です。
私は傷病と入院、そして死亡保険を掛け捨てで入ってます、自動車保険と同じ考えですね、年金型の保険には入っていません。
本来保険屋さんも保険支払金や人件費等の経費を顧客より少しづつ頂き会社として成り立つはずです、万が一の時の為にその会社と契約し必要ならば保険金支払っていただく為にも、掛け捨てで払っていくのに私は違和感を感じません。
皆さんの中には掛け金より多くの金額が戻ってくるように組み立てられてる年金型終身保険とかに入ってる方も居るでしょう?
掛け金を保険会社が預かり資産運用し(殆どが金融商品)増やして支給されると思います。
つまり、預けているだけでお金を増やしてくれるのです?しかも会社維持に必要な経費も資金を集めて運用していると説明があります。
私は金融商品に頼った保険会社に違和感を感じます。

金融商品?
コレを買うと殆どお金が増えるそうです、金利が付くからです。

金利?
銀行でお金を借りると利子を払いますね、これそのものは銀行の経費部分の捻出に必要な部分でそこで働き企業や個人の生活をサポートする為の銀行員の生活を守る為ですので違和感はありません。
ただし、貸付額の金利と預金高の金利の利鞘だけでは大企業である銀行の人件費が賄えないのも事実、そこで銀行も金融商品を運用します。
多くは国債を買いますがこれだけなら健全運用ですので問題は無いでしょうが国債も発行部数が限られています。
金利を得るには保険会社も銀行も今やアメリカ主導の金融商品に手を出さざるおえない状況だったんでしょうね。

金利を得る為の金融商品に株式の運用もあります。
株式?
本来は投資の証拠の紙切れです。
昔、資産家が起業したい人にお金を出す時に起業した人が借用書代わりに書いたものです、儲かったら返します、還元しますって内容だったのでしょう。
起業が失敗した場合は貸したお金は戻ってきません、企業が存続している限りは利益があれば享受できますし、返済も受け入れれば可能でしょう、利益が思わしくなくともそこで働く人たちを支えていると言う満足感を誇りに思っていたのでしょうか?本来投資とはそんなもんだと思っています。
つまり、本来の投資は潰れるまでその会社を支えていると言う一貫性にあると思いますがどうでしょうか?
今株式市場では株価が下がったと大慌てですが、会社に投資している人は本当に慌てているのでしょうか?株券を売り買いして差額を儲けようと思っている証券会社や、企業に融資しないで株式市場に入れ込んでいる銀行、そしてその会社がどんな社会的貢献をしているか判らずに株価の上下だけでトレーディングしているネット株主があたふたしているんだと思います。
本当の資産家は時代に合わなくなり社会的貢献が無くなっていく会社の株は墓場まで持って行くのだと思います、自分のしてきた誇りの証として。

日本も民主主義から資本主義にいつの間にか変わっているようですので、この状況を金儲けに失敗した企業や人たちだけでは負いきれず、悪影響が実質経済にも及んでしまうのでしょう、以前にも公的資金が投入されましたが、今回も景気対策としてある程度の国債の発行も増えるかもしれません。

今回の騒動でアメリカを中心とした金融市場は縮小したとはいえ、今後もその性格上どんどん見かけ上のお金が増えなければなりません、見かけ上のお金が金融市場で増えなければならないのなら、それは何処から?

アメリカも日本も公的資金で金融市場を救済しています、公的資金も全部が立ち直り返っては来ません、それは税金や国債で補います。

国債は私たちの税金で金利を補填します、見かけ上の減ったお金の流れは私たち庶民が補っているのです(汗


拡大消費前提のアメリカ型経済はいつまで続くのでしょうかね?そもそも恒久的な制度、政策ってありはしないと思うのですが。


お金の話のまとめとして、私、免許更新しました、GOLDです(笑
Posted at 2008/10/01 09:57:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 独り言 | 日記

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