今年も国内最高峰、世界最速の箱レーススーパーGT2012が岡山で開幕した。
スーパーGTとは市販車をベースに究極までチューニングしたマシーンでレースする。
このレースは500馬力のGT500と300馬力のGT300の二つのカテゴリーを同時にレースが行われる。市販車ベースとはいえ中身は完全に別物で、その速度は世界のどの箱レースよりも速い。
最近ではヨーロッパの各チームが日本で活躍しているドライバーに注目されるまでになった。
今年は助っ人外国人ブノア・トレユイエとアンドレ・ロッテラーがルマンチームに引き抜かれ、ニスモGT-Rは本山 哲の相棒はミハエル・クルム(テニスプレイヤーの伊達公子の夫)になった。その他は各チームシャッフルされ、ホンダ陣営の主力ARTAはラルフ・ファーマンが復活した
GT300では昨年の覇者、痛車の頂点に立つ初音ミクチームが今年2台体制をとり、誰もがなしえなかったGT連覇を目指す。
さらに外国車メーカーのアウディとメルセデスが本格参戦。スーパーGT初女性ドライバーが参加するなど例年よりも話題が豊富。
スーパーGT500は世界のビック3のレクサス、ホンダ 、日産の三社が技術のすべてを注ぎ込みしのぎを削っている。
今回レクサスのエースZENT CERUMO SC430とホンダ陣営で実力ありながら無冠の帝王RAYBRIG HSV-010が終始バトルを展開。
ベテランで優勝回数の多いレクサス立川祐路と若手ホンダ山本尚貴が抜いたり、抜かれたりと激しい攻防するが、ここは経験の差でレクサス立川がぎりぎり優勝をもぎ取った。
GT300は国内のプライベーターチームがそれぞれの車をチューニングしてレースに挑む。
昨年惜しくも優勝を逃したGAINERがフェラーリからアウディR8に乗り換え、ポルシェ陣営を抜いて優勝した。
初音ミクチームは谷口信輝がぐんぐん追い抜き、三位表彰台をゲットして連覇へのポイントを稼いだ。
Posted at 2012/04/02 07:35:57 | |
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