ウエルカムアンダーランプの自作

夜間の乗降に足元を照らすウエルカムアンダーランプを自作しました。
スマートキーを携行して車に近付くと車内はウエルカムランプが点灯しますが車外はなし。暗闇の水溜りなどをアンダーランプで足元を照らせば安心です。

納車後すぐに電装品の電源取りにオプションカプラー用ハーネスを取り付けましたが、ROOM(－)端子があったので、いつか取付けようと考えていました。

そろそろ気候も良くなってきたので…。
準備したパーツです。
すべてエーモンで揃えました。
LEDテープは30cmの白18発を2本、明るすぎるかもしれないのでLED調光ユニット、あとは配線関係の防水カプラー等です。

LEDテープは配線を適当な長さで切り、防水カプラーとコルゲートチューブで処理します。
ボディーへの取付は耐候性を考慮してホームセンターで購入したアルミのL型15mmアングルを利用します。

取付位置はできるだけ見えないように写真のこの樹脂カバー横に両面テープで貼りました。
この位置では下からのぞき込まなければ見えません。

次に車内に引込む配線ですが、この作業が一番悩みました。一旦エンジンルームに引込んでそこから運転席への配線グロメットに穴を開けようとしましたが、運転席上部の作業性が悪そうなので断念(腰痛が再発しそう)。
ウエルカムランプを販売しているシュアスタイルさんとユアーズさんの動画を参考に簡単な方法を考えました。
ジャッキポイント横の僅かな隙間から車内に通します。
そして運転席横足元のマットをめくれば穴を塞いでいるシールがあり、それを剥がしてその穴から引込みます。

まずスカッフプレートを外し、配線を止めているホルダーを内張はがしで何度かこじて外します。
そしてその取付穴を利用して作業をします。
（シュアスタイルさんは直接この穴から線を引込んでいますがそれでは配線ホルダーが取付できなくなります）

まずこのホルダー取付穴から配線通しで下の開口部まで通し、その先端に配線コードをテーピングして引込みます。
(開口部は狭くコードは私は0.2sqを使用しましたが0.5sqでギリギリ通りそう）

次に写真①の穴に配線を引き込みます。
②のように先端を曲げた針金を③の要領で仮に配線ホルダー穴に通した配線コードに引掛けて引込みます。内部は見えませんが案外簡単にうまく出来ました。
ボディー鉄板の開口部に接触する部分は損傷防止のためコルゲートチューブやゴム用シール材で保護をします。

次は配線です。
オプションカプラー用ハーネスのバッテリー10Aに調光ユニットの+を、ROOM(－)端子に調光ユニット端子の－をそれぞれヒューズをかまして配線します。
（－側ヒューズは念のため）

オプションカプラー用ハーネス端子は助手席にあり、グローブボックスを外して作業をします。

以前の電装品取付作業の際に運転席から助手席間に予備線を作っていたので配線はそれを利用します。

調光ユニットは初期設定すれば、ほとんど使わないので助手席足元の目立たないこの位置に取り付けました。

完成です。