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2014年03月18日

F1 Passion 個性的な F1 マシン達 ~ John Player Special Mk . Ⅳ

F1 Passion 個性的な F1 マシン達  ~ John Player Special Mk . Ⅳ 2014 年の新しい車両規則に合わせた F1 各チーム のマシンデザインはどうみても恰好悪いということで発表時から大不評でした 。 自分も恰好良いと思えるデザインのチームはあまり無いわけですけれどもここしばらく どのチーム も似通ったデザイン と感じられた部分に対しては規則解釈に対するそれぞれのチームの オリジナリティ が感じられるものとして 、 その点だけは評価したいと感じるところが有ります。

特に 70年代中盤から 80年代中盤あたりの グラウンドエフェクト 導入から禁止 に至る 時期には各チーム それぞれ工夫をこらした 空力デザイン や マシンコンセプト ( 大成功や美しいと感じられるものばかりでも無く大失敗や不恰好に見える場合も有りましたが ) が見られこの時代が大好きな自分にとっては
今年の各チーム の独創的なノーズデザイン には面白さも感じる わけですが 、 同時に こういう形で 実現して欲しくは無かったな ・・・ とも感じてしまいますね 。


一時 フジミ ・ ハセガワ と言った模型メーカーから過去に話題となった F1 のプラモデル が頻繁に発売され 、又 先月公開された 映画 「 RUSH 」 や 今月始めに限定的な形で公開された 「 伝説のレーサーたち 」 の影響も有るのか 、今年の F1マシンのデザインに対する対比的な部分も有って こういった過去の F1 マシン 達 が改めて注目される機会が増えたのではないでしょうか 。


先日動画サイト を見ていて とある動画が目にとまりました 。 すでに御存じの方のほうがお読みいただいている F1好きな皆さんの中では多いのかもしれませんが 過去に話題になった F1 マシンのいくつかを CG モデル で紹介しています 。 CG の F1 というと自分は世代的に かつてのフジTV F1 中継での
オープニング を思い出してしまうのですが そのCG がマシン周辺の空気の流れや一部CGではエンジン ・ミッション内部の構造が分かり易く 個人的にかなり秀逸に感じられるものでしたので こちらにも引用させてもらおうと思います 。 動画サイト で 「 F 1P 」 で検索すると ロータス 以外でも ティレル P34 や ブラバムBT46B ファンカー 等興味深いと感じる物がたくさん有りましたので 自分の方でも順次ご紹介してみようと思いますが ご興味有る皆さんは 公式チャンネル登録もされているようですのでご覧になってみて下さい 。
イタリア語かと感じる言葉からするとイタリアでの F1 番組か F1 関連サイトなのでしょうか 。


今回は ・・・ JPS ロータスマニアな皆さん ( 単なる ファンでは無くて ? ! ) にとってはいきなりの真打ち 、
永遠の黒衣 の美女 「 Black Beauty 」 こと ロータス タイプ 79 です 。
又 当時の正式名称は ジョン プレイヤー スペシャル Mk .Ⅳ というもので これはタイプ 76 を Mk.Ⅰ とし
JPS がスポンサー を降り マルティーニ にタイトルスポンサー が変わる 1978 年末 までの各モデルの正式エントリー名として 続いています。
映画 「 RUSH 」 に登場した タイプ 77 は ジョン プレイヤー スペシャル Mk.Ⅱ になります 。


タイプ 79 については特にチームロータス として最後のタイトル を取った 1978 年の活躍が伝説的で ファン の方も多く すでに多くの場所で語られてきているので改めてご紹介出来ることも少ないのですけれども 、 F1 マシン として初めて走行時に ボディの下を流れる空気を利用してこれまでにない大きなダウンフォース を得るグラウンドエフェクト としての基本形を完成させたとして これまで作られてきた F1 マシンの中でも特別な意味を持っている 1 台 だと感じます 。


それを言うなら タイプ 78 はどうなんだ と 当然なるわけですが タイプ 78 も タイプ 79 としてグ゙ラウンドエフェクトカー の基本形が完成する前段階にあたる物として非常に意義の有る モデル ですけれども 、 グラウンドエフェクトカー としてはまだ未完成で サイドポッド で大きな ダウンフォース を得ている方法も タイプ 79 とはやや異なり このあたりは後日 タイプ 78 についての機会時に ( 残念ですが タイプ 78 の CG はまだ無いようで ) ご紹介してみたいと思います 。





タイプ 79 は歴代の チームロータスの F1マシン達の中でも好成績と相まって流麗な ( このあたりの印象は
個人差も有ると思いますが ) フォルム で特に人気が高く これまでに作られてきた F1マシン 達の中でも
スタイル が美しい 車 として必ず上位に名前が上がる 1 台 と感じます 。




模型の物ですがカウルの分割構成参考として ( ただしこれはハセガワの物なので 1979 年仕様の分割
ラインになっています )


その外観は外部にリベット 等が目立っていた タイプ 78 に対し エンジン周りを含めてカウルに覆われ 、
タイプ 78 ではリヤサス 付近以降が既存のモデルと同様で空気の整流面を考えると改善点すべき点が多かった 部分もカバーに覆われたり レイアウトを変更されたりして空気の流れを乱さないように注意が払われ 非常にスムース なものになっています ( ほっそりしたスッキリ美人とでも言いましょうか )





1: 00 前後のところではサイドポッド を流れる空気の描写が有って分かり易いと感じます。
このサイドポッドでのハイダウンフォース は各チームの開発競争によりどんどん大きくなり レギュレーションで禁止される直前には1500kgf 前後までに達したチーム も有り 当時の車重は約 550 kg 前後だった為 2倍から3倍の力で地面に押しつけられる形になり 実際にはもちろん不可能ですが トンネルの天井に貼りついて背面走行が出来る ・・・ などと例えられたりもしていました 。

このサイドポッド下部のベンチュリ 構造になっている部分は グラウンドエフェクト が禁止された現在のF1マシン
でも最後部のディフューザー として小形ながら残っていますので 、 まるで大形化の一途を辿った恐竜の一部が 小さくなった 鳥類として生き残っているのに近いような関係にも感じます 。


2:00 頃には 計器類が映りますがタコメーターの表示を見ると 10.000 rpm 少しまでしか表示が無く さすがに時代を感じさせますね 。 計器類 や各種のスイッチ も非常にシンプル です 。


2:30 あたりにはリヤブレーキ や 排気管周りの変遷が有りますがこのあたりは タイプ 79 の弱点の一つでも有りました 。


タイプ 79 は非常に自分も美しいと思えるデザインで 1978 年の大活躍も有り 当時の印象としては昨年後半のレッドブル にような勢いで タイプ 79 が勝てなかった時 ( ブラバム のファンカー に負けたスウェーデンGP
のような ) でないと話題にならないようにも感じたものですが 、 同時にまだまだ タイプ 79 には改善すべき点が致命的な部分も含めて残っていて これは 1979 年の タイプ 80 の開発失敗とともに タイプ 79
自体の他チーム に対するアドヴァンテージ を失わせる形として急速に現実化してきます 。



タイプ 80 以降の開発失敗は コーリン ・ チャップマン の グラウンドエフェクト への理解不足


時にグラウンドエフェクト で成功をおさめたタイプ 78 ・ 79 に対する評価で 「 チャップマン は凄い ! 」 とするものを見る機会が有りますが 、 F1 マシンデザイン にグラウンドエフェクト を取り入れるという考え自体はチャップマン が最初では無く 又 チームロータスのF1 を含めこれまでに無い形で効果的なダウンフォース を得る というコンセプト の元はタイプ 76 での失敗以降 チャップマン が纏めたレポート にも有るわけですけれども 、これを実際に タイプ 78 という形で実現化したのは 当時チームロータス に在籍した デザイナーの ラルフ・ベラミィ や
すでに他チーム で タイプ 78 のような サイドウイング を研究していた空力担当エンジニア の ピーター ・ ライト 達で有り タイプ 80 の開発が本格化した 1978 年中盤以降は チャップマン の理解不足の為 ( アンドレッティ によればチャップマン自身はグラウンドエフェクトをマスターしたと考えていたようです 。もちろんチャッマン 一人のせいでは無いかもしれませんが ) チームロータス 自身によるグラウンドエフェクト 開発の方向性は昨年のマクラーレンチーム 同様に 誤った方向へ迷走することになります 。


時として軽量化に拘り過ぎるチャップマン のマイナス面 ・ アルミシャシー の強度不足


チームオーナー兼 監督 として優れた結果を遺してきたチャップマン はマシンデザイナー としても優れたアイデアと手腕を発揮し F1 初のモノコックシャシー タイプ 25 や 後に F1 のスタンダードエンジン となる フォード DFV を初めて搭載した タイプ 49 等 素晴らしいマシン を数多く遺しました 。 しかし軽さに拘るあまり各部の強度不足に陥る場合も有り ドライバーからも 「 多少重くなっても速さは十分に有るから車体強化に回してくれ 」 とのリクエスト が有っても強化による重量増加を嫌った チャップマン はこれを聞きいれず 、 ドライバーとの関係が悪化することも有りました ( このあたりは 死後にチャンピオンに唯一なった F1 ドライバー である ヨッヘン ・ リント に関する記事を読んでいただくと出てきます )
これは現在まで続く ロータスカーズの車作りにも時として感じる部分 ( 故障では無く簡単に破損してしまったりして耐久性が無いと感じられるトラブル に対して ) で有り 、 もしかしたら こうした チャップマン時代の考え方が 本来は改善すべき点で有るところの社内の常識として残ってしまっているのではないか ・・・ などと勘ぐってしまったりしますね 。


グラウンドエフェクト を高めたい場合サイドポッド の幅をなるべく広くとってより多量の空気を流したいわけですがその為 アルミで出来たモノコック はどんどん細く設計せざるをえない形になります。








上の写真が当時のモノコック で下の写真は模型の物ですがイメージ として


モノコックシャシー幅はほぼエンジン の幅分しか無く非常に細身で 葉巻型の タイプ 49 等の時代と比べて
あまり違いが無い印象も有ります 。








それでも タイプ 78 ・ 79 の頃になるとただアルミ板を曲げただけでは無く 薄いアルミ板の間に 蜂の巣状になった アルミ材を挟む ( 下の写真のような形のアルミ ハニカムコアとして ) 形で以前よりは軽くて強度も高い形を実現していますけれどもこれとて タイプ 79 以降の 急激にダウンフォース 量が上がる状況下ではすぐに十分では無くなりシャシーの捩じれによるトラブル や ハンドリングの悪化に悩むことになります。

これに対し アンドレッティ なども当時チャップマン へ対策として車体の強度UP を進言しますが この時も
補強部品による重量増加を嫌い聞きいれず 「 エンジニアリング はこちらの仕事なのだから それは自分に任せておけば良い ! 」 と 毎回 怒り出したそうです 。
又 これはあまり他で見かけない解釈ですが 巨大なダウンフォースにさらされたシャシー の金属疲労等の消耗は 従来車以上で 、 1978 年に作られたタイプ 79 のモノコック は タイプ 80 が失敗作となった為 翌年も使用され続けますが前年程の活躍が出来なかったのはこのあたりも影響しているのではないかという印象です 。 79 年にも 1 台モノコック は新造されますがこの時はライバルチーム のグラウンドエフェクトカー の方が遥かにポテンシャル が高くなっていました 。




ジャパンロータスデー 2012 で走行した 1979 年製の シャシーナンバー ML23



対照的に 1979年に好成績を上げた シーズン序盤の リジェ 、 最終的にタイトル を取った フェラーリ 、 79 年中盤あたりから急に成績を上げ始め後にタイトル を獲得して 名門チーム の仲間入りを果たす ウィリアムズ
等は 前年の タイプ 79 を研究し 本来チームロータスが行うべきで有ったシャシー剛性 UP 等の タイプ 79 の弱点を潰す形で車を作り上げ 、 以降 F1 における グラウンドエフェクト に先鞭をつけた チームロータス は 徐々にチーム力も落としていきます 。



その他にも タイプ 80 程では有りませんが エンジン ミッション 周りも整流の為にカバーされた タイプ 79 は
エンジン や ミッション脇にインボード化されたリヤブレーキ キャリパー の熱処理に苦しみ 1 レース が終了した際はリヤ のブレーキパッド がほとんど残っていなかったり ( 1 レース持たずにブレーキトラブル を起こすことも有りました ) エキゾーストパイプ が熱で割れてリタイヤ する一因ともなっています 。





ML 23 が登場した 79年 シーズン中盤にはようやくチャップマン も重い腰を上げたのか リヤブレーキキャリパー
をアンドレッティ の主張に合わせて アウトボード 化し 排熱の為か リヤカウル後端 を切った ( この為 リヤウイングの支持は 翼端板 ででは無く タイプ 78 同様な アルミ板によるミッションケース へのセンターマウント へ変更されています ) B スペック 仕様になっていますが 空力処理的には後退した感が強かった当時の印象でした 。



タイプ 79 が投入されるまでの 1978 年シーズン序盤 は 前年の タイプ 78 でも十分通用し アンドレッティ 、
再加入のピーターソン とも 1 勝ずつしていますが、 ピータ^ソン に代わって加入した カルロス・ ロイテマン とアンドレッティ とのペア になった 1979 年シーズン は前年同様 タイプ 80 投入までの序盤は前年大活躍した
タイプ 79 だったにもかかわらず 以前のような輝きは残念ながら見ることが出来ませんでした 。


その原因としては上記以外にも グッドイヤー によるタイヤの仕様変更の話等も聞き 他にもいろいろ有るのだろうと思いますが 前年まであれ程好成績を上げた車が たった数ヶ月で勝てなくなってしまう
現在でも変わらない事態なのかもしれませんが 当時は技術進化のスピード の早さに驚いたものでしたね 。


そしてそれ以降 タイトルを取れなくなってしまったチームロータス に 是非 復活して又 年間チャンピオン 獲得を
と願ったものでしたがそれが果たされることは無かったのが大変残念で有ります 。




次回のこのカテゴリー では ロータス 79 の最初期バージョン につきまして
で いきたいと 思っています 。


最後に JPS カラー 時代の タイプ 79 各 GP でのカラーリング 変遷 一覧です





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Posted at 2014/03/18 18:02:37

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この記事へのコメント

2014年3月18日 18:52
む、む、む、難ちい…⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
コメントへの返答
2014年3月18日 22:52
70.年代後半の F1 マシン について馴染みが無い皆さんが読まれたとすると 「 意味不明な部分が 多いかと思いますが ・・・


こんな内容に夢中になっていた時期も有りました 。
2014年3月18日 19:39
2004年にもてぎで開催された50周年記念イベントで初めてタイプ79を見ましたが、あの時の衝撃は未だに忘れられません。
まさか生でJPSカラーの79を拝むことが出来るとは、夢にも思っていませんでしたから。

欲を言えば空力も78年仕様だったら良かったのですが、そこまで贅沢は言えませんね。

あの時はレーシングコースでのイベントだけではなく、コレクションホールの展示も見に行きました。


マルティニカラーの79Bですが、私も富士のJLD2012でじっくりと拝ませてもらいました。

これまたリアウイングがセンターマウントじゃないのが惜しいですが、この目で見られただけでも良しとしましょう。
コメントへの返答
2014年3月18日 23:12
そうですね 、 タイプ 79 の実車は英国に行かないと見られない ( ということはまず自分には一生見る機会が無い ・・・ ) とずっと思っていましたので もてぎ でのイベントは死んでも行かねば ! と富山からインプレッサ でそれなりに苦労や無理もしつつ行きました 。

もしかしたら 会場ですれ違っていたかも ? しれませんね。 自分も例の如く1時間近くタイプ 79 の前で立ちつくしていたと思います。

ML 23 が以前から日本に有ったというのも驚きでしたが 、オーナーさんがこうしたイベントに積極的に展示される意向では無いようなので、 この時現地でご覧いただけたのはこれも貴重な機会だったと思います 。

あのボディワーク だったのはCTL が 生産された 5 台とも全てJPS仕様に一度してしまった物をオーナーの意向でマルティーニ仕様に再度戻した為だと思いますが 、 いろいろな仕様が混ざった形になってしまっているので いわゆる昔の戦車や戦闘機などが博物館に展示されているように どの GP 仕様とも言い難い形になっていますね 。

次はいつ拝見出来る機会が有りますか 。

2014年3月18日 22:28
毎度中身の濃い記事、有り難うございます。
良くも悪くもチャップマンは拘りの人、上手くはまれば大成功、間違うと大失敗でした。
軽量化に拘りすぎて、危険なマシンというのも定評だったように思います。
78、79といったウイングカーは安定したダウンフォースを得るためサスペンションが異様に固く、速いのは速いが非常にドライブしづらいマシンだったとか。
・・・それでも、79が最も美しく早いF1マシンだという考えは変わりません(^o^)
コメントへの返答
2014年3月18日 23:29
このあたりは自分よりずっとお詳しい方もまだまだいらっしゃると思いますので 、 変なことを書くと すぐ指摘されそうで危険もはらむ話題では有りますね 。

現代の F1とは状況も異なるでしょうが チームオーナー や監督 、デザイナー と 多くを一人でこなしていた チャップマン は K ・ ティレル とも F ・ ウィリアムズ ともB ・ エクレストン とも違ったスーパーマン であったとも感じる部分も有りますね。

強烈な個性から生まれる拘りが タイプ 79 を美しくした ・・・ と 思いたいですね 。

2014年3月18日 23:03
一応、サーキットの狼世代なので、ティレル(当時タイレル)の6輪とか、ロータス78、79とか知っていますが、知ってるだけw
コメントへの返答
2014年3月18日 23:39
なるほど 、 今後にはタイレル P34 も登場予定です 。


やはり人気車種 ですね 。
2014年3月19日 0:32
’78~’79年シーズンは、BT46ファンカーなどいろんな発想でグランドエフェクトを取り入れようと各チームが苦心惨憺という様子で、子供心にも面白かったですね。

特に’79シーズンはロータス80はじめ、カウーゼンWK001、エンサインN179、フィッティパルディF14、アロウズA2など奇怪な意欲作?も登場して見た目にも面白いものでした。

個人的には、ロータスが緑ベースのマルティーニカラーで、何とも違和感があり、二流チームと思われたリジェやウイリアムズが大躍進し、不完全なグランドエフェクトカーのフェラーリ312T4がタイトル獲得したのも意外なシーズンでした。

恐らく現存車両は、効率のカギとされたサイドスカートは全盛期とは違う仕様だと思うので、当時ほどのダウンフォースは発生できないでしょうが、車体各部の強度や経過年数考えると、あまり頻繁には全力で走らせられない気もします。
コメントへの返答
2014年3月19日 21:48
そうですね 、 自分もF1 を初めてTVで見たのは76年のタイプ 77時代でしたがそのあたりから始まる各チームのアイデア合戦で出てくる独創的なマシン達にはワクワクしていました。

それまでは例えば タイプ 72 やマクラーレン M23等何シーズンも使われてきたマシンが時に優勝まで出来てしまうレースも有りながら 、 グラウンドエフェクトカー以降の時代は タイプ79 や T4 の後を受けた 312T5 のように好成績だった車が翌年は全く勝てなくなってしまうような状況に理由は様々有るとしても驚いてしまうことも多かったですね 。

自分も緑になった写真を初めて見た時は ?
という印象で 「色が変わっただけなのに・・・」
前年までのオーラが感何故かじられませんでしたがそれがそのまま成績に ? なってしまいましたし 、 「 なんであんな リジェ なんかに タイプ 79 が勝てないんだ ! 」 と当時は非常に口惜しい.思いをしていましたね 。 リジェファンの方には怒られそうですけれども 。

グッドウッド のデモラン等でもサイドスカート は上げたまま( 摩耗してしまうので 上げた状態でピン で止めて有ります 。 現役時代もレースでない移動時は同様だったそうです) 走ることが多いそうですがJLD でのデモラン ではサービスしてくれたのかスカートを降ろして ガリガリいわせながらスタートして行きました。
この時代の レーシングエンジンでもトップエンド付近でもう 500rpm 回すか回さないかでメンテまでの距離が大きく変わってくるそうですので走らせる時に任されたドライバーは気を使うでしょうね 。 JLD でも一番快音を響かせていたのはオーナー 自らが乗る タイプ 72 でした 。

プロフィール

「reborn」
何シテル?   01/21 22:52
多くの方と同様にサーキットの狼でロータスを知りその後JPS時代のF1での活躍が強烈な思い出となり、いつかは乗ってみたいと思いつつついに夢がかないS2エキシージ...
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