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2014年03月24日

TVドラマ LEADERS ( リーダーズ ) 前 後編を 見て

TVドラマ LEADERS ( リーダーズ )  前 後編を 見て  久しぶりに見た TV ドラマでしたが 個人的にとても面白く 見ていて あっと言う間に時間が過ぎてしまった作品でした 。 LEADERS については 29 、 30 日 の夜にも 秋田放送 、 福井テレビ 、 四国放送 、サガテレビ で放送されるようですので これらの放送 エリア の皆さんには是非見ていただきたいと思いますし 、 ブログ を読んでいただくのはその後にしていただいた方が良いかもしれません 。





前編を見るまではてっきり社名や 登場する人物名を変えながらも戦前戦後の激動期の トヨタ自動車を描いたものかと思っていましたが 、 トヨタ をモデルにはしていながらも 2005 年に出版された 「 日銀管理 」 という小説 ( もちろんこの小説がトヨタ をモデルとしている為にドラマのような展開になっているのですが ) を原案としていて 前 後編とも 最後に 「 このドラマはフィクション です 」 とのクレジットが出ます 。
この為前回のブログ内容も一部変更いたしました 。


演出 ・・・ 福澤克雄

展開や構成が面白かったのでどんな人が演出されたのか気になり ウィキ を見てみると 担当は 福澤 克雄 氏で 最近では 「 半沢 直樹 」 の演出も担当していて 有名なようですね 。
福澤諭吉の玄孫で有り 福澤幸雄( レーサーでしたが 若くして トヨタ 7 で テスト中に事故死 ) の親類にもあたるそうで このあたりからも僅かながら トヨタ との関連も感じてしまいます 。


脚本 ・・・ 橋本裕志

今回のドラマの中では個人的に印象的な 台詞 がいくつか 有りました 。

劇中 愛知 佐一郎は製造には自信が有っても 販売についてまでは考えが及ばなかったということで適任な人物 として 国内の有力 GM 販売店 販売部長 神田 に声をかけ 販売方法全てを任せるので是非 アイチ自動車に来て力を貸して欲しいと依頼します 。 それに対し 神田は

「 自分はメーカーよりも 車を 買ってくれるユーザーや販売してくれるディーラー を大事にする 、 それで良ければ 」

と 話を受け GM販売店大手 営業部長の肩書きを捨てて給料も下がる アイチ自動車に入ることを了承します。

しかし 自動車メーカーとしての認可をもらう為に突貫で作った トラック は故障が多いと佐一郎自身が認める状態で 販売には多大な困難が予想されますが 神田は佐一郎達や営業担当者達を前にして

「 我が社のトラック は必ず故障する 、 しかしそれでも売らねばならない 。

現在のアイチ自動車が買ってもらえるものは車の性能では無く 、 車に対する熱意と誠意だ 」


・・・・ 自分も営業時代には似たようなことを先輩社員から聞かされた気がしますが今回のドラマ に英語字幕をつけて是非 某 自動車メーカー の皆さんにも見ていただきたい


と 思ってしまいました 。


神田 部長の台詞には 数多くのトラックの在庫車に対し国産トラック販売に理解を示してくれる中部地区のユーザーにまずは限定して販売するとの方針に 、 他の社員からの もっと他には売らないのか との
質問に対し

「 少々の故障には目をつむって アイチ自動車を育ててくれるユーザーに販売しないと悪評に潰される 」

と 答えるものも有りましたが ・・・

故障で酷い目あった 顧客からは 佐一郎に対し

「 車に故障はつきものだが ( すぐ壊れてばかりでは ) 故障の上に車が乗っているようなものだ ! 」

との声も浴びせられ 。

某 メーカー車のオーナーさん達もいろいろ目をつぶっててくれているんでしょうか 。







前編は 主に佐一郎達が国産自動車を作りだすまでに重点が置かれていたように感じますが 、 前編終盤から 後編にかけては経営不振にに陥った アイチ自動車を 救うには金融支援を行う為人員整理等の条件をつきつける銀行への対応と 、 社員は家族で有って切り捨てることはなにが有っても出来ないとずっと考えてきた ことに対してどう折り合いをつけるのか 、 佐一郎は 経営者として 一人の人間として思い悩むところを描いています 。


冒頭から最後まで 何人かの登場する LEADER 達の それぞれの熱い思いが感じられた 作品でした 。



今後は 8 月あたりだったか BD ・ DVD 化もされるようですから CM 等が被ってしまったシーン も有りましたので 、 メディア化された物を見るのも 良さそうです 。



ブログ一覧 | CINEMANIMATION | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2014/03/24 23:38:27

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この記事へのコメント

2014年3月25日 0:21
苦境の際の人間としての葛藤の大きさや孤独感は、創業家の人物ゆえ、勤め人重役とは比べ物にならない深さだろうと想像します。
コメントへの返答
2014年3月26日 23:59
そうですね 、 実際の豊田 喜一郎氏の葛藤も自分達では想像も出来ないもので有ったとは思いますが 。

ただ 今回はドラマ では有りましたが先代から受けた恩に報いる為 会社を守る為にあえて嫌われ役になろうとする副社長 、 融資先を懸命に探し回り最後は心労から亡くなってしまう経理部長 、 佐一郎に頼まれて労組長になったが為労組問題時には対立関係となり最後は佐一郎と共に会社を去る 最初期からの腹心の部下 等々 佐一郎の夢 国産自動車開発になにかを感じて集った人々はそれぞれ懸命になって自分とあるいは自分が向き合わねばならない問題と葛藤していたと思います 。

車がお好きな方の場合 ぐっと くるシーン が多いかと感じますので 、 もし未見で有りましたら後日 レンタル 等で是非見ていただきたいと思う作品でした 。
2014年3月26日 23:51
個人的には石田退三(ドラマの中では別名でしたが)が魅力的に映りました。佐吉翁の時代から開発資金を賄い、喜一郎の自動車事業に当初は反対しつつも、結果的にはその事業を軌道に載せた最大の功労者だというのがドラマチックです。

しかし、西国銀行(実際には住友銀行)が協調融資に応じなかったわけですが、もし仮に融資していたら日本の自動車メーカーの枠組みが変わっていた可能性がありますね。後にプリンス自動車が傾いた時にトヨタに支援を求めたのが劇中で登場した融資担当常務と名古屋支店長・・・。当然、「機屋には貸せても鍛冶屋には貸せない」と言われた経緯があってトヨタが要請を断り、結果的にプリンスは日産に吸収・・・。あの時融資に応じていたら、プリンスはトヨタ傘下となり、「トヨタ・スカイライン」が登場し、桜井真一郎氏もトヨタ技術部門に加わり、GT-Rが出てレースで勝って・・・みたいなことになったのかもしれません。

それはさておき、トップから工場の作業者までみんながクルマ作りに夢や情熱を傾けていた時代というのは本当に素敵です・・・(遠い目)。
コメントへの返答
2014年3月27日 1:16
そうですね 、 演じていらっしゃった橋爪 功さん 実写版ヤマトの藤堂長官役でも印象的な台詞が有りましたが今回もいい雰囲気を出されていたように感じます ( 息子さんも出演されていたそうで ) 当初の反対的立場は佐一郎の後見人としては当然の考え方では有りますね 。 腹をくくった後は人員整理の為にあえて嫌われ役になってでも会社を残すことに奔走するところも感慨深いものが有りました 。

ドラマの感想等のブログを拝見するとかつてトヨタ が経営危機に陥り 、 もし朝鮮戦争が無かったら今のトヨタは無かったかもしれない ・・・
というのを御存じ無い方も有るようでした 。

融資を断ったシーンで今回西国銀行として名前が出るのは住友銀行が多いのですが ウィキ 等を見ただけですけれども 当時の三菱銀行も同じで後に他の銀行と合併するまでは
二 行 とも長らく取引出来ない形だったようですね 。 プリンス自動車の件は存じあげませんでしたが 、 確かにこれも車業界再編の状況が変わっていた出来事だったでしょう 。

リーマンショック前あたりの頃だったか聞いた話に トヨタ の入社面接を担当した役員の感想で トヨタへの志望動機が 「 車が特に好きではないが 大手で安定しているから 」 と答えた学生がいたことに対して嘆いていた ・・・
というものが有ったと聞きました 。 もちろんそんな人ばかりでは無く 夢や情熱を持っている志望者も多いとは思いますけれども。

遠い英国のメーカーにも 今回のドラマのような熱い 人達が多いことを是非期待いたしまして 。


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