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イイね!
2015年05月06日

カレイライス と LAUDA

カレイライス と LAUDA  ・・・ と言いましても まさか ニキ ・ ラウダ の好物が カレイライス のわけでは無く 双方に関連は勿論無いのですけれども ?




2 ・ 3 日 に名古屋の実家に戻った際普段アパート で見れない BS放送のテレビ欄を見ていると ・・・


NHK BS プレミアム にて 3 日お昼から放送の


" 戦艦大和のカレイライス "


なる タイトル を発見 。


NHK 広島放送局制作 の広島発 ! 地域ドラマ となっていて タイトルから 戦艦大和 内で当時出されていた カレーライス にまつわるお話 とは予想出来るものの 「 どんな内容なんだろう 」 と興味が湧き 録画して見てみました 。





広島市生まれの主人公 呉羽沙織 ( ブルー のノースリーブ の女性 ) は上京してモデル 等をするも 故有って現在は帰郷し お隣の呉市で発行されている地方情報誌『KURE:YON』(くれよん)の編集部にライター 兼 モデル として勤める24歳。

帰郷して日が浅いことや今の仕事にもそれ程やりがいが見出せないこと等から失敗も多くトラブル続き この日も


「 戦艦大和 では無く 戦艦 ヤマト ( ! ) とはなにごと か ! それじゃぁ 宇宙 ( そら ) 飛んじまうだろうが ! 」


ヤマト と 書かれた誌面を見た 広告主 で地元呉グルメ全国振興会のリーダーでも有る 國久保 氏 ( リュク の男性 ) から大目玉 。

沙織本人からすればどっちでも良いでしょう ・・・ 的な感じらしい点なのですが

國久保 さんのお怒り御尤も です


失敗の埋めあわせも兼ね編集長 の指示で沙織は 國久保達 呉グルメ全国振興会 が進める 『海軍グルメフェスタin呉』 を編集部代表として手伝うはめになり 同じ元軍港の街として フェスタ に参加する 横須賀、佐世保、舞鶴 に勝つにはどんな海軍グルメ で勝負するかに頭を悩ませることになります 。





そんな中沙織は屋台通り ( 撮影は屋台が並ぶ蔵本通り ) で働く料理人 長二 に出会い居合わせた他の客から 「 長二 が作るカレー は かつて戦艦大和で作られたカレー の味にそっくり だ 」 と聞き 、 このカレー を フェスタ に出したいと願うようになります 。





ちょうど地元の友人の祖父 沖田 ( ! ) がかつて大和に乗艦経験が有ったことから紹介をして貰い長二 を伴い取材に訪れるのですが 、 そこで沖田の話を聞いていた 長二 はある言葉を沖田に投げかけそのまま出ていってしまいます 。



何故 長二の作るカレー は戦艦大和 で出されていた " カレイライス " の味と同じなのか ・・・


については ある秘密が有り ~






という感じのお話でした 。








登場するシーン には呉を中心に





大和ミュージアム や 海自の潜水艦等が停泊している アレイ からすこじま 等も登場していて 大和ミュージアム は 2 度 アレイからすこじま へは 1度 エキシージ で 見に出かけたことも有り 自分にとっても懐かしさを感じる風景が幾つか有りました 。








昭和の雰囲気を残す町並みの御手洗地区





大和 の艦内 という設定のシーン は





国立広島商船高等専門学校 が所有する実習船内で行われたそうで爆発の中右往左往する乗組員は生徒さん達によるエキストラ  。
( そういえば キムタク版ヤマト の格納庫内のシーンの撮影は愛知県伊良子岬の カーフェリー 鳥羽丸 ででしたか )








実は今回ドラマを見ていて


「 おおっ ! 」



となってしまったのがこのシーン で  ・・・


しゃがみこんでいた沙織を連れていった長二が働いているお店の名前が なんと


ELISE(エリーズ) !


でした 。


普段はラーメン屋さんで有るお店を借りたそうですが看板は 美術スタッフが精力を上げて作り込んだもの!とのこと 。 撮影終了後はどうなったんでしょうかね ?
もしいらなかったら自分欲しいんですが ? ?


( ちなみに撮影は昨年夏に行われ本放送は BS プレミアム で昨年 11 月 、 今回は再放送 となっていました )



勿論 車とは全く関係無いわけですが製作側にも拘りが有って ELISEは、ロマンチックなタイムスリップSF映画『ある日どこかで』のヒロインの役名 エリーズ・マッケナからとっているとのこと 。

そしてドラマのターニングポイントともなるシーンでもこの映画へのオマージュが …




という形になっているそうです 。


更に 音楽には女性のスキャット が入るのですが この声が なんとあの 川島 和子 さんでした 。


やはり 制作側は ヤマト ・・・ にもかけていたのかも ? ?
( こうした点は番組HP に書かれています )


個人的には見て楽しめた TVドラマ でした 。







もう 一つ楽しみなのが今晩放送の NHK " 歴史秘話 ヒストリア " で紹介される ハワイ沖に沈む 伊 四百型潜水艦   


え っ ・・・・ イ 401 、 もしくは 伊四百三潜



の方が良いですか ? ( イオナ はともかく 海底軍艦 ・・・ なんて誰も思いつきませんかねぇ ~ )



もう一本は 先日ご紹介した






ニキ・ラウダ/伝説のF1レーサー ( 原題:Lauda: 33 Days - Born To Be Wild )

を 配給元のGAGA から 5 月 10 日まで使える 300 P 分のサービス が有る旨のメールが有り ( これを標準画質版で利用すれば \ 24 で72 時間視聴可能 ) 折角の機会なので 利用して見てみました 。





映像は 95 分 が 5 つのパート に分かれていて 冒頭の 1 章では ニキ ・ ラウダ 本人や当時のチームマネージャー で有った ダニエル ・ オーデッド 、 ジャッキー ・ スチュワート 、 ラウダのリハビリ も担当した ヘルス マネージャー 等関係者達からあのニュル での事故前後の出来事等が当時のインタビューフィルム や 映画が製作された 2014 年に存命な場合は現在からあの事故を振り返っての形で語られていきます 。

スチュワート によれば ここで 70 名ものドライバー が亡くなっているとか ・・・





当時のフィルム にも見ることが出来本人からも語られていますが事故直後や当初病院に運ばれてすぐのラウダ の意識はそれなりにはっきりしていて 受け答えもしていたそうですが 血液に入り込んだ有害物質等によりだんだん容体が悪化し意識を失うようにもなっていったとのこと 。
映画 RUSH にも有った教会関係者のエピソード も本人から語られています 。


今回初めて見たのですがラウダに対する手術の最中のように思えるシーン では無菌室 ? でなのか 医療スタッフ 達が皆 防護服 ・・・ のようなものを着ていたのには驚きました 。





2 章ではラウダ 本人によってルーキー時代から F1 へステップアップ するまでが語られ F2 時代のチームメイト は R ・ ピーターソン だった時も 。 1 章 ・ 2 章は リアル RUSH ? という内容ですね 。

当時のインタビュー で J ・ ハント や M ・ アンドレッティ がラウダ について語っているシーン 等も有ります 。




個人的に興味深かったのは事故からの復帰後と思えるラウダ がコクピット に座りながら 312 T2 を解説するシーン 。

12,500 rpm で 500 馬力だそうですが ・・・ 12,600 rpm まで回すと壊れるそうです !

又 この当時のフェラーリ のマシン は市販モデルのフェラーリ同様シフトゲート が切られているのは以前なにかで見た気がしていましたが バック に入れるにはシフトゲート のフタ を開けないと入らないそうです ( シフトミス を防ぐ為 )





3 章ではリハビリ時の話 、 後にトレードマーク にもなる 帽子を被るようになった理由や映画でも描かれた復帰会見時のこと等がラウダ本人 や ヘルスマネージャー 等によって語られています 。

火傷した頭部には大腿部の皮膚が移植されたと RUSH 内でも語られていますがうまく定着しなかった部分も有ったらしく 、 ラウダ曰く ラウダに一言聞いた後医師が ベリッ と剥がしたそうで !

しかし剥がした皮膚の下には頭皮が再生されていたそうです 。





4 章はスチュワート 等から 現在に至るまでに ドライバー達や レース関係者 がマシン の安全性向上や コース 設備等の改修にどう取り組んできたかが語られ 、 こうした点は 同じテーマ の ドキュメンタリー 作品 " 伝説のレーサーたち " とよく似ている構成でした 。

1968 年のある時期には チームロータス の J ・ クラーク を初めに 毎月一人 死亡した事故が4 ヶ月続いた ・・・ という 、 まさに狂気のような状況だった時も 。


印象に残ったエピソードとしては F1 では 70 年からラバーバッグ ( 積層ゴム ) 製の燃料タンク が義務化されますがこれは元々軍用ヘリ で使われていた物で防弾効果が有ることからクラッシュ時の出火に対し有効だろうということで採用されたそうです 。それでも後のラウダ の事故は防げなかったわけですが 。

ただしこの安全タンクの効果に対する事前説明の場に参加したのはジャック ・ ブラバム や デザイナー だった ロン ・ トーラナック といった 当時のブラバム チームのみ

他チーム の関係者達は安全タンク を使用することで重くなるのを嫌い反対していたそうです 。

C ・ チャップマン なんかはその筆頭だったでしょうね !





ラウダ が現在所属していることも有るのかこの章には ハミルトン や ロズベルグ も登場し現代の F1 ドライバーがどうフィジカル を鍛えているかも紹介されていて 、当時 J ・ ビルヌーブ の協力のもと開発された シート に座った状態のドライバー をワイヤー等で繋いで 各方向へのG に対する訓練をする装置等が紹介されています 。





映画の内容上生々しい シーン も 有りますが目をそむける程 ・・・ では無いと思えますので ラウダ ファン や F1 好きな皆さんには見ていただいて損は無い  と ( 個人的には ) 思える作品で有りました 。




RUSH のオンライン試写を見た時同様で今回も PC で見れる筈なのですがなぜか動画再生時に必要な プラグイン というのがうまくいかず 、 何度やってみても再生出来ず 。


iPhone で 初めて動画を視聴してみたのですが 95 分で約 1 G !


使い始めた 12 月~ 現在までで 普段 1 ヶ月使って 1 G いくかいかないか くらいでしたので 動画再生した際のデータ量には ビックリ でした 。


まあ 締め日の 10 日 に対し上限 7 G の定額ですから大丈夫なんですかね 。
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Posted at 2015/05/06 19:44:18

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この記事へのコメント

2015年5月6日 20:10
大和のカレーライスのドラマ、昨年放送されたとき見ました。面白かったので、まだ消去してないので、屋台の看板、もう一度見てみますね。
ラウダのドキュメンタリー、GAGA入ってないので、ピデオかレンタルで出たら見てみたいです。
コメントへの返答
2015年5月7日 1:19
そうでしたか ! 自分は普段BS放送が見れませんので こうしたドラマが放送されたことは全く知らず 、 今回たまたまテレビガイドで気づかなければそのままでした 。

これも " ELISE " の御導き ? ! とか

GAGAのサイトには定額の見放題等も有るようですが基本的に1 本単位の オンデマンド方式で手元に ダウンロードする セル ・ ストリーミング視聴のレンタル ( 72 時間 ) が有って SD 画質 \ 324 、 HD画質 \ 432 のようですね 。
LAUDA は現在レンタル扱いのみのようです 。

自分も利用しているのは RUSH のオンライン試写時に必要が有った無料会員登録のみでその後今回まで 1 年半程利用していませんでした 。

その間も不定期に新作映画案内等が来て この映画もその案内で初めて知りましたし 今回のような視聴に使えるポイントプレゼントもたまに有るので無料な点や今後メディア 発売されるか現状では不明なことも有り あまり利用頻度は無いかもしれませんが一度登録されておくと便利かもしれません 。
2015年5月6日 21:06
マクラーレン(マルボロ)MP4が
口火を切ったカーボンモノコック。
導入以前はF1でも毎年二人くらい
亡くなっていましたね。

70年代のアルミモノコック時代、
安全タンクで火災は減ったようですが、
丸めた紙屑のように跡形もなくなるような
悲惨なクラッシュが結構ありました。

そういえばタイヤバリアって
いつの間にか無くなりましたね。
コメントへの返答
2015年5月7日 1:38
そうですね 、 カーボン化で大幅に強度を増したモノコック によりかなり死亡事故が減ったように自分も感じるのですけれども昨年の J ・ ビアンキ のようなことが現在でも起きる可能性も有る ・・・

という現実はやはり驚きの部分でも有りました 。

一般道での事故も同じかもしれませんがどれだけ多くを想定して対策をしても最後はやはり " 運 " " 神様のおぼし召し " ・・・ なんでしょうか ?


4 章ではタイヤバリア について言及されていましたが現在はタイヤの部分をもっと衝撃を吸収出来る材料に変え 、 その吸収材をガードレール で挟むような形の構造になっているようで 自分も この映画を見るまで知りませんでした !

2015年5月7日 6:05
Laudaが生きた当時のF1、今と比べると日常を逸するすさまじい世界でしたね。
こどものころ、漫画や、写真、プラモデル、ラジコンを通じて、単にF1, モータスポーツにあこがれていたものの、その現実を大人になって、しかもつい最近、RushやLife on the limitを見て、たんなる憧れでは到底チャレンジできない世界というものを、理解したのでした。

Lauda -untold storyはしらべてみたところ、欧州では7月DVD発売のようで、早速Amazon UKに発注しときましたよ!ちなみに11ポンドと安いです。

その“生々しさ”が、ある意味楽しみです。
コメントへの返答
2015年5月8日 3:18
そうでしたね 。

自分も小学 5 ~ 6 年生時にJPS ロータス 78 79 を応援していた頃は 「 将来は F1 ドライバー になりたい ! 」 なんて漠然と思っていました 。

大学時代に鈴鹿でBSタイヤのバイトしていた頃ちょうど近藤真彦 が F3 等のレースに参戦していて 「 実力もそれ程でも無いのにアイドル歌手が人気だけでレースに出れて ・・・ 」 とある意味見下していたような形で見ていたようにも感じるのですけれども 、 当時の忙しさの中でプロドライバーに交ってそれなりの実績を残すというのも大変でも有るわけで ・・・

よくやったものだ なんて今になって感心してしまったり ?


そうでしたか ! 見る前まではラウダ のあの事故について前後のことを時系列的に描くのか ? と思っていましたが 少し違った形の内容でした 。 この映像で初めて あるいは改めて知ったことも有りましたので お手元に届きましたら是非 じっくり ? ご覧になって下さい。
2015年5月9日 6:01
ずいぶん昔ですが、ヨーロッパの
テレビ番組で、いろんなスポーツ選手がいろんな競技を、色々やって、総合点でレーサーがダントツでした。レーサーって凄いなと感じたのを思い出しました。
コメントへの返答
2015年5月9日 11:43
そうでしたか 、 このLAUDA内でもハミルトンやロズベルグ を含む現代のF1 ドライバー達の多くはトライアスロン に参加出来る程の体力の持主で有ると紹介されていましたね ( 実際 J ・ バトン は大会等にも参加していますし )

特に 2 時間近くにわたり過酷な条件下でレースをする必要が有る F1 ドライバー達には体力的にも精神的にも非常に多くのものが要求されるようです 。

とても真似出来ないと思えるこうした点が自分達の憧れにも繋がるんでしょうね !

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「reborn」
何シテル?   01/21 22:52
多くの方と同様にサーキットの狼でロータスを知りその後JPS時代のF1での活躍が強烈な思い出となり、いつかは乗ってみたいと思いつつついに夢がかないS2エキシージ...
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