
現在公開中の
" MAD MAX 怒りのデス ・ ロード "
とある理由から公開発表後自分も大変気になっていた 一本でした 。
自分の周りではあまり話題になっていなかったのか第一作は劇場で見ておらず初めて見たのは 公開後数年してからのTV放送された時だったと思います 。
( 初公開が 1979 年 12 月 で TV初放送が 1982 年 4 月 、 現在では公開後半年から 1 年程度までにはメディア 発売されたり TV 放送されたりもしますが 当時はTV放送されるのは公開終了 2 ~ 3 年後 ・・・ だったような気がします )
衝撃的だったのは初見時自分も凄まじいと感じた激しい カーアクション シーン
( 実際にはターミネーター 第一作同様大変低予算な作品なので 内容的にはチャチ な部分も多いのでしょうが ・・・ お金をかければスゴイ映画が出来るわけでも無く アイデアの勝利ですね )
中でも やはり
黒の V8 インターセプター にはアメ車関連に興味が無い自分もすっかりまいってしまいました 。
( 実際の活躍するシーン は映画全体からすると非常に少ないのですけれども ・・・ )
特にスーパーチャージャー を オン オフ するシーンから 「 ターボ と違って スーパーチャージャー という過給機は切り替え式なんだ ・・・ 」 と映画を初めて見た当時はずっと思っていて 、 後年 MR2 ( AW11 ) にスーパーチャージャー付きが発売された際などは こうした オン オフ 機構が無かったのでちょっとがっかりしたり ? ?
自分にとっての MAD MAX は 主人公 マックス というよりも この V8 インターセプター が有ってこそ ・・・
でしたので 2 で破壊されてしまってからはどうも映画にのれず ?
" サンダードーム " は個人的に今一つでした 。
そんな中 今回の新作では 黒の V8 インターセプター も登場するということで サンダードーム の続きの話では無いのか ? と疑問に感じつつもどんな活躍をしてくれるのか と期待をさせてくれました 。
しかし映画冒頭でいろいろ有って
こうなってしまうようで
期待度がやや ・・・
思わずこちらをなぜか思い出してしまいました 。
インターセプター は正式名 ?
いつ頃からか忘れましたが ある時字幕版を見ていてだったと思いますけれども 、 あれっ ? と 思ったのがこの車両 一度も劇中では
" インターセプター " とは呼ばれていません 。
吹き替え版では 「 黒のインターセプター が不法に持ちだされました ・・・ 」 的な警察無線が流れるシーン が有りますけれども 、 英語音声では Black Pursuit Special となっています 。
当初は このpursuit の意味が分からなかったものの辞書等で調べてみると " 追跡 " となっていて 黒の追跡用特別車両 という感じの意味合いになりそうです 。
一方 intercept の場合軍事等では 迎撃 という形で使われ インターセプター と言えば迎撃機 がイメージされます 。
第一作冒頭のカーチェイスシーン では
マックス は確かに " Interceptor " と書かれた車両に乗っていてこちらは インターセプター になると思えるのですけれども
同僚達が乗る 2 台の車両は " Pursuit " と書かれていて 、 こちらもインターセプター と呼んで良いのか ?
冒頭のシーン からは MFP が犯罪者を摘発する際は 追跡用の " Pursuit " が違反車両を追いこみ 、 マックス のような エース が乗る " Interceptor " がそれを迎撃して挟み撃ちにする ・・・ 形になっている
ように感じられます 。
ナイトライダー が奪った黒い車両を含め マックス が持ちだした物には 黄色い車両のような表記は無いので これらが どちらの担当車両になるのか判別出来ないのですけれども
MFP が使用するこうした車両が全てインターセプター と呼ばれるのかもしれませんが 、
Black Pursuit Special としか呼ばれていないところからも もしかしたらこちらの正式名称は インターセプター ではないのでは ・・・
なんて思ってしまいます 。
まあ パーシュート スペシャル というよりは インターセプター のほうが発音的にもカッコイイ ので 、 それで全く問題無いでしょうけれども ? ?
今回のマッドマックス の映画に関連して出ていたニュースで目に留まったのが 立川シネマシティ で行われているという
" 極上爆音上映 " という記事でした 。 関東方面の皆さんには知られている劇場なのかもしれませんね 。
重低音を鳴らすウーファー を追加し低音の迫力が凄いらしい ・・・
記事によれば パシフィック ・ リム を有志発案によって爆音で貸し切り上映した結果が好評で リメイク版 ハリウッド ゴジラ で導入 、 更に今回のマッドマックス 公開に際しては数百万円かけて ウーファー を追加したとなっていました 。
ただ低音を強調するだけでは無く セリフ も聞えるように調整されているそうでベテラン音響担当者にお願いする必要が有り 経費もかかるようですが 、 ここで
" RUSH " あたりも 極上爆音上映してもらったら凄い迫力になりそうですね 。
実際 MAD MAX がどんな印象になるのか是非ここで見てみたい気もしますが さすがに関東方面までは ?
こうした 重低音の音響システム の話を読むと 昔有った
" センサラウンド 方式" というのを思い出します 。
1974 年のパニック映画
" 大地震 " で初めて使われ専用の低音用スピーカーから 低周波 を発生させ観客が地震のような振動を体感出来るもの だそうで 、 効果は凄かったようですが 凄過ぎたのか ? 同じ建物内から振動によるクレーム が出たり 必要な電気が多量で問題も多く 対応する映画は僅か 4 本のみ で以降作られなくなりました。
この中で自分が劇場 で見たのは 最後となる
" 宇宙空母 ギャラクティカ ( 1978 ) " のみですが 名古屋で見たそれが センサラウンド 方式だったかはさすがに記憶が無く 。
ちなみに ガールズ & パンツァー の BD をお持ちの皆さん 収録されているウーファーチャンネルが追加された音声の
" センシャラウンド " のネーミングはこの
センサラウンド からきています 。
近年は劇場公開後メディア化されるのも早く家庭用音響システム も高性能な物 ( 実家の時は 7 本のスピーカー でヤマハのサラウンド を組んでいましたが アパート の現在は ドルビー ヘッドフォン が精一杯 ? ) が有ってそれらでも楽しめるのですけれども 、 やはり劇場での大きなスクリーン と 音響システム は捨て難いものが有ります 。
愛知では極上爆音上映 は有りませんがMAD MAX は 以前掲載しました 4 DX あたりで見てみますかね ~ 。