商品化中古車の話

いきなりですが
商品化中古車の話です。

なぜこんな話になったかというと
Ｕ12ブルーバードを目撃
↓
「そういえばスーパーニスモ仕様というのがあったな」
という流れで商品化中古車の話をしようかなと。

我ながら分かりにくいですね（汗）

とりあえず
商品化中古車について説明しておきましょう

簡単に言うと仕入れた中古車を綺麗にして売ることなんですが
80～90年代に売られたものはメーカー、販売店の手により
「ここまでやるか！」というぐらいてがかかっていたんです。
なにしろ
パーツを全部バラして、オールペン、パッキンやらダンパー、ブレーキパッドの交換、etc
までやっていた車種まで有りましたから・・・
ここではそれらの名車（珍車？）についてとりあげます。


まず、日産ファンにはおなじみの商品化中古車と言えばインパルのあれでしょう。

模型にもなっている「インパル630Ｒ」です。
Ｙ30ベースにレカロやら専用ダンパー、エアロ等がついていてディーラー系中古車店で販売されました。

こちらはＲ31前期4ＤｒＨＴベースの「インパルＲ31－Ｒ」です。

この2台は日産党なら一度は乗ってみたい車でしょう。


さてセドリックやスカイライン（Ｒ31、Ｒ３２、Ｒ33）だけではなくシーマやらブルーバード、セフィーロまで
当時の日産は多くの商品化中古車を設けました。

で、ブルーバードのスーパーＮＩＳＭＯとは
Ｕ12ベースの商品化中古車で平成三年から六年まで販売されたようです。

画像は・・・丁度良いものが見つからなかったので車名で検索してください・・・・・


日産のみならず、当時は他のメーカーでも商品化中古車は盛んでした
いすゞはＦＦジェミニをはじめとしたイルムシャーのセルフパロディー
「Mscher（武者）シリーズ」
を連発し、
それらは
若武者、影武者、荒武者、武者震い、凱（カチドキ）、ヤマトスペシャルetc
なんていうすさまじいネーミングでした。

他にも髭武者やら武者揃い等を商標登録していたという話ですから驚くしかありません。

さすがいすゞとしか言いようがありません。
やはり普通車撤退は残念だったとしか言いようがありませんね。

ここまでの話は勝手ながら下記ＵＲＬ「ＪＲ　ＥＡＳＴ　ＪＡＰＡＮ（関東ピアッツァ軍団）」さんのページを参考とさせてもらいました。
http://www.sabitori.com/jreast/mscher-series.html

自分のいすゞの話は別の機会に。


また、三菱やマツダの商品化中古車の話は
シケ＝イカレムシャーさんのブログを読んでください

http://feed.carview.co.jp/tb.aspx?t=blog&i=24698868&h=250e5
この辺の話は初耳で非常に興味深く拝見させていただきました。


というのがこれまでの話

ここまで手のかかった中古車をメーカー（というかディーラー）が販売した例はここ数年は見られません。

ここでふと思ったのですが、
不景気の今こそ
綺麗な中古車、他人とは違った中古車に乗りたいという需要があるのではないかなと。

例えば
先代アクセラやアテンザの中古車をマツダが手直しして販売したらどうでしょう？
オールペンや専用エアロをはじめとした外装、
スポーツダンパー、ストラットタワーバー、スポーツマフラー
専用色の内装、レカロetc
これぐらいやれば元々人気の車種であればそれなりに売れそうな気がします。

あくまで妄想ですし
「自分でやれ」ってツッコミが来そうな話ですが。

しかしながら、
メーカーとしては新車を売らなければいけないので無理そうですね。

新車が十分に売れて初めて実現できる話かもしれません



前々から思っていましたが
「生まれてくる時代を間違えたようです」

というのも、
特にＵ12ブルーバードをはじめとした901運動のもと販売された日産車が好きなんです。
それらの車種を今維持するとなると色々大変そうなので、
日ごろそんなに車に構う時間のない自分には難しい問題です。
20年早く生まれていたらそれらを買って
もっと楽しいクルマライフを過ごせていたかもしれません。

言い訳みたいですがアクセラはアクセラで気に入っているんですよ・・・
最良の選択だったと思いますし。

今日はこの辺で。