ベリーサのひ・み・つ Ⅱ
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【プラグコードは無いのよ!】
ベリーサのひ・み・つⅡの最初は「ダイレクト・イグニッション・システム」にしましょう!
MAZDAではまだ少ない方式です。他社では一般的に導入されています。ちょっと遅れていますMAZDAは…
「バッテリー」~「点火プラグ」間に"ディストリビュータ"と"プラグコード"が無いので従来方式に比べロスが少ないのです。
「イグニッションコイル」が"点火プラグ"に最短で取り付くのも理想的です。
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デトロイトモーターショーに、MXマイクロスポーツとして発表されたモデルの市販化で、マツダのラインアップのなかでは、デミオとアクセラの間に位置するモデルとなる。
ベリーサの登場には、ファミリアの後継車となるアクセラがサイズアップしたという事情がある。アクセラが3ナンバーモデルとなったことで、マツダの小型車はデミオとロードスターのみ(2Lのボンゴフレンディもあるが……)となってしまった。その透き間を埋め、ラインアップを強化する必要があった。
ベリーサはデミオの基本コンポーネンツを用いて、ショートワゴンのボディをまとわせたクルマで、ホイールベースはデミオと同一。ボディ全長はデミオよりも50mm長い3975mm、全幅も15mm広げられ小型車枠ぎりぎりの1695mmとなった。全高についてはデミオと同一の1530mmとなる。
ボディサイドラインは水平基調を大切にしたもので、サイドシル、ボンネットとの連続性を持つウエストライン、ルーフパネルが水平になり、まとまり感のあるスタイルを実現。
ヘッドライトはサイドからの視認性も高い後退したタイプを装着。グリルは小さく薄いが、マツダ車に共通する五角形のデザインが与えられている。またフェンダーは大きく張り出したオーバーフェンダー状のもの。
搭載されるエンジンは113馬力の1.5Lのみで、駆動方式はFFが基本。4WDは専用ジェネレーターで発電された電気によって後輪を駆動するe-4WDで、前輪がスリップしたときのみに4WDとなるスタンバイ&アシスト方式。ミッションはどちらも4ATが組み合わされる。
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【ベリーサ助手席回転シート登場】
ベリーサに用意された福祉車両は、手動の助手席回転タイプ。シート回転角度は85度とほぼ直角まで回るが、スライド機構を備えていないため、車外への張り出し量はそれほど大きくない。また、クッション高も565mmほどあるため、つかまり立ちができる程度の障害でないと移乗はちょっと難しそうだ。助手席はスライド機構は無い!!
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【えっ!ミニに似ているって~】
デミオをベースとしたベリーサは、ホイールベースもデミオと同一の2490mmを採用。しかしボディ全長は50mm長い3975mmとなり、全幅も5ナンバーぎりぎりの1695mmとなっている。
真横から見たスタイリングはミニと似た印象を受けるが、これにはワケがある。サイドシル、ウエストライン、ルーフパネルの3つの線が完全に平行に配置され、さらにボンネットラインの傾斜角度がゆるくウエストラインとほぼ直線になっている。この手法は、2ボックス車をパッケージングする際に効率のいいもの。効率を追求していけば当然のごとく到達する形状なのだ!
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【最高速度】
リミッターは約170Km/h(約5000rpm)で作動。
無風で路面状況が良い条件が必要!!
ノーマルサスでは可なり怖いはず。
注1: ノーマルサスではサーキットでも薦められない!!!
注2: 燃料カット(エンジンブレーキの様な状態)でのショックが結構大きい。
実験車両:2台(共に初期型)
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【基本的なメカニズムはデミオと同一】
搭載されるエンジンはマツダの主力エンジンとなっているMZRシリーズの1.5リットルバージョン。MZRシリーズは、フォードにも提供されるエンジンで、世界的な規模でみればかなりの基数を誇るものだ。
この1.5リットルMZRエンジンはS-VT(シーケンシャルバルブタイミング)と呼ばれる吸気バルブの可変タイミング機構を持つ。その名のとおり、連続的にバルブタイミングを切り替えるもので、2つのカムを切り替えるタイプではないため切り替わりポイントを体感するようなことはないが、全域で高トルクを発生するエンジンとなっている。
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