サイバーナビ・オーバーホール①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
当方の使用するサイバーナビAVIC-VH0009CSは2013年式で購入から10年以上経過していますが、未だパイオニアの地図更新サポートは継続しており、毎月地図更新が出来ていること、もはや絶版のインダッシュ式モニターによる走行時の視認性の良さや5.1CHオーディオシステム搭載等最近のナビからは無くなってしまった機能がてんこ盛りであることからHDDナビにも関わらず何の不満も無く使用を継続しています。
しかしながら、最近モニターの開閉時に軋み音がするようになり、電動式モニターが開閉時に途中で停止してしまう問題が散見するようになりました。何回か開閉をやり直せば開閉は出来るのですが、いい加減に我慢できなくなってきました。途中で停止することを除けば問題なく機能しているので、単なるギヤの潤滑剤切れと思われます。そこでオーバーホールしてギアをグリスアップすることにしました。写真は展開時に途中で停止してしまった状況です。
2
まずはインパネとエアコンユニットを外しました。
3
タオルで養生してサイバーナビをダッシュボードから取り出します。
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取付金具や各種ハーネスを取り外して、サイバーナビのモニターユニットを外しました。
オーバーホールするため部屋へ移動します。
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プラスドライバーと精密ドライバーを使用してモニターユニットのビス7本を外します。
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すると、筐体上部が外れ、モニターユニットの内部が現れました。モニター開閉駆動用のギヤが3箇所確認できました。
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まずはモニターを筐体から展開&格納するための2つのギヤのうち右側にグリスアップしました。
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同じく左側もグリスアップします。
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3箇所目はモニターをフラップアップ&フラップダウンするためのギアにグリスアップしました。
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3箇所のグリスアップはシリコングリスを使用しました。
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グリスアップが完了したのでモニターユニットを組み立てて7本のビスを締めてユニットのオーバーホールは完了です。
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クルマに戻り配線を仮付けして、モニターの開閉状況をテストしました。
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10回ほど開閉を繰り返しましたが、軋み音も無くなり、開閉途中で停止することも無くなりました。
バッチリです。
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サイバーナビを取付金具でダッシュボードに固定しました。
この段階でサイバーナビの機能に問題が起きていないかテストしたところ、モニターユニットに接続するスピーカーハーネスの接続不良やナビ操作時の操作音が出なくなるトラブルが発生し、解決のため30分ほど時間が掛かってしまいました。
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インパネとエアコンユニットを装着し、対策は完了しました。
ただし、モニターユニット取り外しにより、オーディオの設定が初期化されてしまったのでAUTO TA&EQを再度実行しました。また、バックカメラの再設定も行いました。
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