右フロントストラットタワー錆補修
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
MH21S、MH22S系でわりとありがちなフロントストラットタワーのパネル合わせ目部分の錆。
ワテクシのワゴンRも乗り出した時からご多分にもれず右側だけが結構酷かったです。
左側は何ともなくて右だけ。左右なってるのが多いようなので珍しいパターンかも。
初期段階だとシーリングが少し割れて茶色い錆が出てるくらいなのですがワテクシのは右だけフロント側のシーリングが全部割れて中がグズグズでした。
ずっと見て見ぬふりして錆で膨れて割れた部分に防錆剤のスリーラスターを流し込んで進行を止めていました。
かなりしつこく流し込んだ結果、進行はしていないようでしたがボンネットを開ける度に目に付くのでどうしてもボロさを感じて気になっていました。
出来心でほじってみたら結構錆が酷く、中に溜まっていた錆がボロボロ崩れました。
もし合わせ目下のスポット溶接部まで崩れたり、タイヤハウス内まで貫通したら次の車検は諦めるつもりでしたが錆が酷いのは合わせ目のスポット溶接部から上の部分だけで、溶接部のあたりはそこまで腐っておらず貫通もしなかったので今のうちに素人修理でも対策しておく事にしました。
まずストラットタワーのパネル合わせ目のシーリングを錆の酷いのフロント側を全て剥がして、スポット溶接部にダメージを与えないように慎重にパネルの合わせ目を広げて錆を出来るだけ削り落とし、腐ってしまっている部分は除去。
完全に錆を落とすのはスポット溶接部を剥がさずには無理なのでとにかく出来るだけ錆を掻き出し、腐りの酷い部分を取り除きながら削り落として、これ以上酷くならないように錆転換剤兼錆止め塗料の「サビキラー PRO」を塗布。
説明書に従い、1回目の塗布はサビキラー PROを水で1:1で希釈して錆に染み込ませ、1晩置いて希釈せずにサビキラー PROを2回目の塗布。
※写真はサビキラー PROを2回目塗布後。
2
本来は2回塗りで良いようですが、ワゴンRは毎日の足でもあるので連続して補修作業が出来ないのでまた翌日の夜に帰宅後、補修場所を綺麗にして更に3回目のサビキラー PROの塗布。
次の日に仕事の昼休みを利用して4回目のサビキラー PROを塗布。
※写真は3回目のサビキラー PRO塗布状態。
3
翌日の休日を利用して一気に仕上げ。
マスキングをして、脇のハーネスを避けて開いたパネルの合わせ目を閉じ、3回サフェーサーを重ね塗り。
ボディシーラーを塗る部分以外を軽くボディカラーで捨て吹きして乾かし、補修した合わせ目に押し込むようにボディシーラーを塗り、周りの部分もしっかりボディシーラーで水が入らないようにシーリング。
自宅にヘラが無く、指でボディシーラーを均したので仕上がりの見た目はイマイチですがしっかりガッチリシーリングしました。
※写真はシーリング完了状態。
4
ボディシーラーは3Mのファインボディシーラー 8768を使用。
市販のシリコンシーラーと比べても割高ですし防水だけなら市販のシリコンシーラーでも良いのでしょうが、最終仕上げの塗装や乾燥後の強度も考えて車両鈑金用のボディシーラーを購入して使用しました。
5
シーリング後、ボディカラーのZJ3ブルーイッシュブラックパールを3回重ね塗り。
本来、エンジンルーム内はグレーの内鈑色仕上げですが似た様な色を探すのも面倒なのでボディカラーでの仕上げとしました。
6
最後にクリアを2回重ね塗りしてフィニッシュ。
7
ある程度塗料が乾いたのを見計らい、マスキングを除去して完了です。
ボディシーラー
3M ファインボディシーラー 8768
サフェーサー
ホルツ サフェーサー グレー
カラー
ホルツ ZJ3 ブルーイッシュブラックパール
クリア
ソフト99 クリア
ボディシーラー、サフェーサー、ボディカラーは新たに購入しましたが最初入れる気の無かったクリアは自宅にあったありものを使用。
素人修理なので完全な補修ではありませんが、防錆剤流し込んで放置よりは進行しないかなと。
手遅れになる前に補修した次第です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク
この記事へのコメント
ユーザーの設定によりコメントできません。