エンジン掛かった。けどねぇ❗
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
本日も朝からいじり虫さんに応援して戴きエンジンの警告灯3連発を解決して行きます。
写真の警告灯で消えない犯人は左のEPCと今は消えてるESP。加えて右の排気ガス警告灯。
Parkingとバッテリーは異常無し。
厄介なのは、これ等3匹は単一の異常では無く、各々複数の事象の代理人で有り、特定するにはVCDSに頼るしかない。ところが、VCDSにもそれら殆ど全ての事象が異常と指摘されている。
この辺はCAN-BUS車に成りきれていない設計の甘さによるものと勝手に考えるが、当時としては此れでも画期的なシステムだったのです。
2
本日の天候 晴れ 微風、 気温朝9時 7℃、 12時 13℃
電圧
充電中 15V ⏪注目している部分
外した30分後、13.6V
充電は前日15時~
3
予定の作業は:
2次エアポンプの脱着清掃
エンジンエアーフィルター交換(理由は工程6に詳述)
エアポンプから触媒迄のホース詰まりの確認、清掃
燃料ポンプ出口のホースにL字チューブ装着(ホースが折れて切れる)
エアーポンプの位置はエンジン上部という説とFバンパー後方と2つ有るので、事前に近所のアウディディーラーで取り外し方も含めて確認した。Y字チューブとゴムホースの接続がステンのバンドをカシメて留めてるので、外すには壊さないといけない。再利用は困難。プロならば可能ですよね。で、パーツが出るか聴いたら、出ない❗
アマチュアとしては、万一壊したら元に戻せないので汎用品が有るのか心配に成る。
ディーラーではこのバンドは触らないで、その先、下部のボルトを外して、丸ごと取り外すとの事。
プロのメカは簡単そうに説明してくれましたけど、実際に視るとY字チューブ先のボルトは右の1個しか見えない❗
ファンとの狭い隙間の下の方に見えるけど、下から外すのだろうか?聴きそびれた。
写真の黒い丸(半分影になってる部分)がエアーポンプ。
4
で、作戦変更して先ずはエアーポンプのヒューズが飛んでいないかの点検
これも事前に場所は確認済。ボンネット右側の後方、ブレーキブースター横に有る黒い箱。
8mmのボルト?を6個外してもびくともしない。バルクヘッドとの手が入らない隙間に手のひらを滑り込ませると未だ隠しネジが有る。どうやら運転席から1本外すのではないか、といじり虫さんが推測。
若しかしたら、8mmのボルトは取り外す為では無く、箱の開閉用?
箱全体を後方に押す事で写真にも写ってるゴム製のダンパーが抜けて、上に持ち上げれば斜めに↗抜き出せるのかもしれない。聴きそびれたのは痛かった。
5
諦めて12V直結してエアーポンプが生きてるかの確認をする。→ 写真のようにカプラーを外して直接バッテリーから配線すると、ポンプは勢い良く唸り音を発して廻った!!
ベアリングもファンも壊れている様子はないので、制御系が正常なら他所に問題があるという事か?
先ずは本日の成果です。
VCDSには2次エアの接点部の電圧低下、と出るのでやはり制御系かね?
6
次にエンジンエアーフィルターを交換する。
左側の新品は右の古い方に比べて10mm程大きい。フィルターって縮むのだろうか?聴いた事は無いけど。
現状はフィルターを通らない空気がフィルターの周囲から吸い込まれている訳だ。此れがエアマスを狂わせるなんて事はないでしょ。多分。でも不安😭
友人の英国車はフィルターの箱がきっちり閉まって無かった為にECUが、走行中止の指令を発して電気式サイドブレーキが勝手に効くという珍事?になり、何度もディーラーに入院する羽目に。留め具をパッチンと正しく留めたら治った、という訳で軽く考えてはいけないのです。この時はディーラーで「あとはブレーキを掛けるモーターが悪さしているとしか考えられないので交換ですかね〰」と。安くはないんですよ、これが。危なく浪費させられる処だった訳。
ドライブーバイーワイヤーは処置無しで、いくら手動でブレーキレバーを戻してもモーターで掛けてるので戻らない❗
そりゃ誰でもレバーのSwを疑いますよね。勝手に利きやがって、コイツ、と。
此れを聴いて自動運転車って、ハッキングされたらどうなるんだろう、って怖くなった。踏切で停められて事故ったらドライバーの責任と看なされ、完全犯罪成立か。映画の中の世界が急速に現実になりつつある今は過渡期で最も不安定な時期なのかも。
7
元に戻って、エンジンエアーフィルターは4個の爪で留めて有るので開けるのはマイナスドライバーでこじるか、プライヤーで引き上げてやると簡単に外れる。
処が、閉めるのがこれ程難しい厄介な車も珍しい。
写真の爪は最も簡単に留められるヤツ。
一人が蓋に体重掛けて押し付け、もう一人がプライヤーで引っ張りながら横に押し突けて嵌める。
文字にすれば簡単そうに聴こえるが、並大抵な技では無く、一人でやるのは推奨しません。取り外したフィルターの周囲のゴムには深く密着の跡が残ってる。相当な力で押さえつけているのは確か。
特にエンジン側の2個は片手での作業となり、難易度は🌟3っです。
たまたまこの個体が難しいのかもしれないけどね。
<後記>
みん友さんのレポートによれば、エアーフィルターと、エアコン用のポルンフィルターをディーラーで購入して交換したら合計2万円だったそうです。フィルター代金は2個併せて確か7千円位で、エアコンフィルターはポン付け10秒なので、交換工賃は取っても1,000円ではないか?
差し引き?
8
次に前回いじり虫さんに発見して貰ったポンプ下部のホース折れ曲がり → 切れていた件の改良。
純正ホースが入手出来ないので已む無く汎用耐油・耐圧ホースを使った結果、柔軟性が足りなかったようです。
最近のAUDI・VW用のポンプは吐出口が上を向いている。この時代は横向きである。横向きに吐出して、とぐろを巻きながら上部の蓋に留める構造である。長さは充分採っていたのだが、蓋をしたら見えなくなるので、ホースの捻れには充分配慮する必要がある。
此処はL字の配管を入れてホースに優しい形状にしてあげるのが手。
此処でL字の管を捜し廻ったのだが、苦労しました。
最初に狙ったのは金魚屋さんの水槽で使うであろう空気用の管。
結果、樹脂製しか無く、耐油性能は不明。 → 却下
次に馴染みの崎山自動車に泣き付く。社長が大人のオモチャ箱から貴重なL字の配管を捜し出してくれた。古いベンツの物だとか。
やや大きいけど太さは善し。 → やはりスペース不足で不採用。
水道工事業者にも聴いたけど、内径8mmなんて有る訳無い、と。
ハンズにもケーヨーデイツーにも当然行ったけど不発。
最後に導管の専門店で事情説明して銅の管を見つけて貰った。直角では無く、カーブしているが大きさも内径・外径も善し。
結局最後の此れを使ったけど写真録り忘れました。
で、此処でも12V直結して流れをみたりして確認後、試しにエンジン掛けてみたら……
掛かってしまった❗
しかも警告灯も全部消えてる❗
非常に嬉しいけど、不安と謎が残った。原因は何だったのだろう?
参ったなぁ😃
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